空港で忘れ物をすると
とんでもない目にあう
っていうテーマで
記事をアップしておる途中ですが、
今日はちょっとだけ話がずれるです。
私、毎週火水は
ゲートＢの
beer kiosk で仕事をしておるです。
コの字型にカウンターがあり、
11席あるです。
小さなカウンターバーを想像していただけると
わかりやすいかと思うです。
フライトが立て込むときは
満席プラス立ち飲みの人も出たりして
超大忙しですが、
客が一組しかおらず、
ずっとその客と話し込んじゃう
なんてこともあるです。
↑
普通の街中のバーと同じです
そんなある日のこと、
バーに老夫婦がやってきたです。
飲み物を出した後、
別の客の相手をしていて
よく注意してみていなかったんですが、
気が付いたら、
奥さんの姿が見えないです。
荷物の置きっぱなしだし、
飲み物もまだ並々入っておるので
トイレにでも行ったんだろうと
大して気にも留めていませんでした。
その後ちょっと忙しくなったりして、
ほっときっぱなしになっちゃったんですが、
また暇になったとき
様子を見てみると
かなり時間が経つのに
奥さんがいまだに
もどってません。
トイレにしては長いな？
とは思ったですが、
旦那さんの方は
気にしておる様子もなく、
飲み物お替りしたり、
隣のフードスタンドに
スナックを買いに行ったりして
くつろいでおる様子。
いや、旦那が気にしてないんだから
まあいっか。
と思っていたですが、
そうこうしておるうちに
かなり時間が経過。
「大丈夫ですか？」
と声をかけてみたですが、
「うん。大丈夫」と
答える旦那。
んがっ、
さらに時間が経って、
もう優に２時間は越したってころ、
「いや、さすがにやばいだろう」
と心配になってきたです。
スーツケースはもちろん、
ハンドバッグや携帯まで
カウンターの上に置きっぱなしだし、
飲み物だってまだ１口くらいしか
飲んでおらんですよ？
旦那の方も心配になってきたらしく
そわそわしてきたです。
「本当に大丈夫ですか？
奥さんどこに行ったんですか？」
と声をかけると
「いや～～ よくわからない。
なんかバゲージクレイムに行くとか
言ってた」
とよくわけのわからんことを
言い出す旦那。
ちなみに７０代半ばくらいの
白人の夫婦で
どこかメインランドからハワイに着き、
乗り継ぎで
またどこかにいくらしい。
っていうかさ、
この旦那さん、
言葉もちゃんと喋れていないし、
第一あまり歩くこともできない様子
（ハンディキャップと思われる）
てかさ、
奥さん、
障碍者の旦那を置いて、
２時間もどこかに消えちゃう
ってどういうこと？？？
もう少し続く
↑ 空港のbeer kiosk こんな感じです