続きです。
TSA(セキュリティチェック)で
30分も足止めになって、
どうなることかと思ったですが、
係員が
「今からセキュリティガードを呼ぶから
その人に助けてもらって」
と言い出したです。
あああ。 なろほどね。
一人で行かせる訳に行かないから、
警備員に付き添われて
空港内に入るってことだよね。
これでやっと解決か
とほっとしたのはいいですが、
さらにここから30分待ちました。
段々どうでもよくなってきて
「もういいです。」
と係員に告げると
(どうせもう携帯も見つからないよ)
「いや、一旦セキュリティガード呼んだんだから
もうここから動いちゃ駄目!!」
と係員。
一体どこルールだよ!!
とキレそうになったですが
仕方なく待ちました。
あ、来た、来た!
と係員が指差す方を見ると
警備員のような制服を来た
小さなおばあちゃんが
よたよたと歩いて来るじゃありましぇんか。
え?まさかこの人?
怪しい人間を連れて行くんだから
屈強なプロレスラーみたいなのが来る
って思うよね、普通。
推定75歳、身長150センチの
フィリピン人のおばあちゃんが来るとは
誰が想像したでしょうか?
いや、そんなこと言ってる場合じゃないか。
おばあちゃんだろうが、おじいちゃんだろうが、
私を空港内に護衛(護送?)してくれればいいよ。
で、どうしたの?
と
めちゃフィリピン訛りの英語で
聞いて来るおばあちゃん。
また一から説明する羽目に。
「じゃああなたのマネージャーに電話して」
とおばあちゃん。
だ・か・ら
携帯がないから
電話番号も分からないし、
電話もかけられないんだよ!
「え? 何で?」
また延々と説明する羽目になりました。
「じゃあマネージャーに電話して」
いや〜 誰か助けて〜
根気よく何度も説明するうちに
やっと状況が飲み込めたおばあちゃん
「今日はもう空港には入れないから
明日戻って」
散々時間かけて
結論それ??????
もう少し続く