続きです。
さて、スクール一日目。
いよいよ実践。
まずはグラスをカウンターに置きます。
で、お酒をこのグラスに入れる練習。
「いや、こんなのアホでも出来るし」
などと思うと大きな間違いです。
ワインをテーブルでつぐのとは
根本的に違うです。
ワインだったら、ボトルの下の方を持つですが、
カクテル作る場合、瓶の上の細い部分をつかみます。
理由ですか?
より早く注げるためです。
つまり、上の部分をつかみ、
ラックから引っ張り上げるわけです。
私左利きなんですよ。
でもバーはもちろん右利き用に出来ておるです。
例えば注ぎ口は全て左を向いておるです。
(右で持って、すぐにつげるように)
ちなみにボトルにはすぐ注げるようにキャップがはめてあるですが、
↑ こういうのね。
Liquor spout と呼ぶです。
↑ このように手早くつげるようになっておるです。
で、左利きだと、注ぎ口が逆になるため、
瓶を持ち替えなくてはいけなくて、
その分時間がロスすることに気が付いたです。
(ちなみにこの時は1日目だったからね。
3日目終了した今では問題なく出来るようになったです)
「セットアップの時に注ぎ口を逆に向けちゃダメですか?」
と質問してみたですが、
駄目と言われました。
まあ今思えばそりゃあ駄目だろうって思うですが。
つまり左利きの方がマイノリティーですから、
右利き用に自分が慣れるしかないわけです。
話戻すです。
で、ジガーを使わずに1oz のお酒を注ぐ練習。
ちなみに oz ってのはオンスのことで、
30ml です。
日本のバーで働いたことがないので、
ちょっとわからないですが、
アメリカではミックスドリンクのレシピの基本は全てオンスです。
例えば、ショットの量は1oz
ハワイでは(他の州はわからないけど)
リカーコミッションの決まりで、
アルコールの提供は最低1oz からと決まっておるです。
つまり、ものすご~~~く弱いお酒が好きな人が
「コーラにほんのちょっとだけラムを入れてください」
なんて言ったとしても
法律違反になるので、受けることが出来ないわけです。
とここまで書いて、
そろそろスクールに行く時間になりました。
とりあえず、一旦終了です。
続く