私、昨日ダブルワークだったですけどね?
サーバーとして
あるまじき失敗をしてしまいました。((>д<))
懺悔させてください。
職場A(日本食)のレストランでのことです。
50代くらいのカップル(旦那・白人、奥さん・ローカル)の
担当だったですが、
旦那さんが注文したのが、ステーキ丼。
で、ステーキ丼を持って行ってから、
何気にこの旦那さんが食べるのを見ていたら、
何だか肉を噛み切るのに苦労しておる様子。
「肉硬いのかな~~~??」
などとのんきなことを考えながら
眺めているうち
ふとあることを思い出しました。
あ~~~~
この人、注文するとき、
「ステーキ、レアで」って言ってたんだよ~~~
すっかりうっかり、
完全に忘れてた~~~~!!!(((( ;°Д°))))
あわてて、このテーブルまで行き、
「あのぅ・・・肉の焼き具合は大丈夫ですか?」
(あくまで自分が忘れたことは伏せ、
まるでキッチンの責任かのように装う女)
「ああ。大丈夫ですよ」と白人のおじさん。
はぁぁぁ~~ よかったよ~~~。 (;^_^A
「でもフォークとナイフもらえますか?」とおじさん。
やっぱり硬かったんだな~~。ごめんね、おじさん。
と心の中でお詫びをしておるうち、
もう一つ重要なことに気がつきました。
「グリーンオニオン抜いてください」
って言われておったのに、
それもすっかり忘れておったです。ヽ((◎д◎ ))ゝ
「あ~~~ グリーンオニオン!!!」と叫ぶと、
「ああ、大丈夫ですよ。
もう全部取りましたから。」と奥さん。
まぢで~~~?????
ひ~~~ 重ね重ねごめんなさい。(@Д@;
「あのう・・・それから、時間があったらでいいんで、
大分前に注文した野菜の煮物がどうなったか
チェックしてもらってもいいですか?」
と奥さん。
いや~~~~~
オーダー入れ忘れてた~~~~!!!!((>д<))
つまり、このテーブルの方たちにしてみたら、
オーダーしたものを忘れられ、
レアのはずのステーキが焼け過ぎで箸では切れず、
入れないでくれと言っておいたグリーンオニオンが
これでもかってほど乗っておる
って状態になったわけです。
言い訳させてもらうと、私めったにミスはしません・・
(しないんじゃないかな。
多分しないと思う。
ま、ちょっと覚悟はしておけ。)
↑さだまさしか!!
とにかく、このシチュエーションは非常にまずいです。
おい、こら、なめてんのか?????
と切れてもいいくらいの状況です。
私だったら、
私たちの言うこと、何一つ聞いてないよね?
メモ取ったほうがいいよ? 今後のためにも。
ってか、あなたって新人なの?ヾ(▼ヘ▼;)
くらいの嫌味を言ってしまうかもしれましぇん。
オルオル、よっぽど忙しかったんだね?
クレージービジーで飛び回ってるときは仕方ないよ。
そういう時、私もあるよ。
などと慰めてくれる方もいらっしゃるかもしれましぇんが、
全く忙しくない時間帯。
それも開店直後のことだす。( ̄_ ̄ i)
このおじさん、ワインを2杯飲んだんですが、
お詫びに2杯目のワインは倍くらいついであげました。
さらに
「本当にごめんなさい。
何だか今日は脳が全く動いてないみたいで」
と訳のわからん言い訳までしました。
「いや、気にしてないから。」と笑顔の二人。
まぢ???
いや、内心怒ってるんちゃうん??
とどきどきするオルオル。
んがっ、
な、なんとこの方たち チップを
25パーセントも置いていってくれました。
まぢで~~~?????
いい人だ~~~~~。(ノ_・。)
まるで、レ・ミゼラブルの神父さんのような人たちです。
え? 意味わからん?
ジャン・バルジャンが、
泊めてもらった教会から銀の燭台を盗もうとしたら、
それに気づいた神父さんが
「銀の食器も持っていきなさい」と言った・・・
んじゃなかったっけ?
つまり、相手の過ちを
怒るのではなくて、
許し、
さらに親切にすることで
改心させようっていう作戦
(いや、作戦なのか??)
はい。
ありがとうございました。
サーバー・オルオル改心しました。
これからは、ぼ~~~とせず、
お客様のおっしゃることには全て耳を傾け、
必ずメモを取り、
間違いのないように
全力でサービスをさせていただく所存です。
でわでわ。