熾烈な戦い | バーテンダーoluoluのハワイ崖っぷち生活

バーテンダーoluoluのハワイ崖っぷち生活

バーテンダー歴3年。少しはさまになってきたかも?

最近の趣味はピアノです。
まだまだ人に聞かせられるレベルではありませんが
暇さえあれば練習してます

ハワイ生活の面白話、失敗談など、
くすっと笑えるブログを目指しています

☆本日2回目の更新☆



ご存知オルオルはレストランでサーバーをしています。



ずいぶん前に、


激込み時に長居をする客のことを


書いたことがありますが、


今日は閉店時に長居をする客についてです。




皆さんは、レストランの閉店間際に滑り込みで入り、


最後の一組の客になった経験ってありますか?



はっと気がつくと、


すでに周りには誰もおらず、


し~~~~んと静まり返り、


看板も仕舞われ、


軽く掃除を始めておる従業員たち。



こんなとき、どうしますか?



意外と小心者の私は、


こうなった日にはとっとと残りのご飯をかき込み、


さっさと席を立ちます。



「あ~~~~ こいつらさえいなかったら、


とっくに帰れたのに~~~~」


と思われておると思うと、


食事も喉を通りましぇん。



プレッシャーに弱いものですからね。



んがっ、


世の中には


そんなことは全く知ったこっちゃない方が多い


ってことを


レストランで働くようになって初めて気がつきました。Σ(゚д゚;)




職場B(イタリアン)での出来事なんですが



閉店時間を過ぎても


全く動じることなく、いつまでもお喋りしておる客。



全ての皿が下げられ、


伝票もテーブルに置かれ、


もはや水も空。


手持ち無沙汰のサーバーにガン見されてても


そんなの関係ねえ!!! (古っ)



こうなると


店と客の熾烈な戦いに発展します。



しびれを切らしたサーバーが


ついに椅子を上げ始めます。 


(掃除しやすいように椅子をテーブルに上げるってことね)



それでも知らん顔して話をしておる客。



何くそ~~~ !!! とばかり


全ての椅子を上げるサーバー。



こうなるとその客がいるテーブルがもう離れ小島のよう。



んがっ、それでも動じない客。



よ~~し 見てろよ とばかり、


音楽をぷつっと切るサーバー。



全く気にしない客。



「一体何考えてんだよ!!!!


普通帰るよね? ここまでされたら?」


と私に耳打ちするマネージャー。



ってかさ、


「恐れ入ります。 


閉店時間を過ぎておりますので、


店を閉めさせていただきたいのですが。」


って声を掛けちゃ駄目なの???



んがっ、その選択肢はない様子で、


皆でキリキリしながら、客をガン見しておるです。




他のレストランでもこうなのかなあ?


と思っておったら、


職場A(日本食)でも全く同じことが起こりました。( ̄_ ̄ i)



閉店時間が10時だと言うのに、


11時近くなっても帰る様子が全くないカップル。



全ての椅子を上げ、音楽も切ると、


「遅くまですみません。 ちょっとトイレ貸してください」


と女性。



あ~~~やっと気がついたよ~~~~


と思ったのもつかの間。



トイレから戻ったら、そのまま帰るのかと思ったら、


また座り込んで、話し始めるではないですか。



まぢですか????ヽ((◎д◎ ))ゝ



「信じらんない・・・」


ともう一人のサーバーに耳打ちすると、



「この前なんかさ、もっとひどかったよ。


椅子上げても、音楽消しても、何しても全く帰る様子がなくてさ、


マネージャーがついに電気まで消したの。


しーんとして、暗い中で、


それでもずっと喋ってたんだよ、その客!!!


信じられる????」


と彼女。



ってかさ、


電気消すより、


「閉店です」って声掛ける方が


失礼じゃないし、


効果もあると思うのは


私だけ? 



アメリカ人の常識では 帰るように頼むほうが失礼なの?



絶対電気消す方が失礼だと思うんだけど。



と、まだまだよくわからんアメリカのレストランの常識ですが、



それにしても


客と店のバトルの凄まじさには驚くばかりです。



でわでわ。