オルオル、ブルーカードを取る・1 | バーテンダーoluoluのハワイ崖っぷち生活

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またまたブログをさぼってしまいました。



ここのところ疲れ気味で、仕事から帰ると、


バタンキュー(って死語?)だったものですから・・・。



相変わらず、仕事掛け持ちで忙しくしておるのですが、


そんな中、今週の火曜日には、ホノルルリカーコミッションというところに、


ブルーカードの試験を受けに行ってまいりました。



初めて聞く方には ???? だと思います。


私もレストランで働くまでは一体何のことかさっぱりだったですが、


簡単に説明しますと、


リカーコミッションとは、州の政府の機関のひとつで、


お酒に関する取締りをしておるところです。



ハワイは(ってかアメリカは?)


お酒の取り扱いに非常に厳しいです。



で、お酒を扱う人はライセンスが必要です。


お酒を出す店(レストランやバー)では、バーテンとマネージャーはブルーカード


というものが必要なわけです。



そのほか、サーバーはイエローカード、21歳以下のサーバーはレッドカード、


など色々カテゴリーがあるようです。



つまり資格なしで、バーの中に入り、カクテルなど作るのは


法律違反というわけです。



で、バーテンでもなく、マネージャーでもないこのオルオルが


何故にブルーカードを取ることになったか


ってことなんですが、



職場B(イタリアン)で、マネージャーから


ブルーカードを取って欲しいと言われたからだす。



え?? オルオルついにマネージャーに???


とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、


別に出世したわけでもなんでもなく、


「一人でもブルーカードある人間を増やしたい」


ってのはどこのレストランでも考えることです。




って言うのはですよ?


その店にブルーカード保持者が一人か二人しかいなかった場合、


彼(彼ら)が何らかの事情で店を休んだ場合、


その日は一切アルコールを出せない羽目になるわけです。



で、このイタリアンですが、3人しかカード保持者がいなかったわけなんです。


マネージャー、アシスタントマネージャー、バーテンの3人です。



んがっ、ランチタイムにはこの3人の誰もいないことが多く、


現在ランチではアルコールは出していましぇん。



オルオルは日曜のランチに働いておるですが、


当然アルコールは出していなかったです。



「ランチにもアルコール出したいから、ライセンス取ってよ~~」


とずっと言われておったです。



さらにディナー時ももう一人ライセンス持っておる人が必要だったです。


バーテンさんが休みの日は、マネージャーがバーに入っておったですが、


マネージャーにしてみると、非常に厄介で面倒なわけです。


(元々このマネージャーはめったに店に出てこないです)



ってことで、ついにブルーカードの試験を受けにいくことになりました。



「一度で受からなかったらごめんなさい」とマネージャーに言うと、


「いいよ、いいよ。気にしないで。


何回でも受けに行けばいいだけのことだよ。


今年中に取れればいいから。


そうだ、山田君(仮名)と二人で一緒に勉強して、


一緒にライセンス目指せば?」


とマネージャー。



え? 一緒に勉強?


目指す??



何か受験勉強みたいですが???


そんなにハードル高いの???



とびびりながらも、


誰かと一緒だと心強いか


と思ったオルオル。



キッチンの山田君に


「一緒にライセンス受けに行きませんか?」と誘ってはみるものの、



「え~~~??? 嫌だよ」


とあっさり断られました。



ちなみに山田君ってのは、キッチン唯一の日本人。


私がホールで唯一の日本人なので、


つまりこの店での唯一の日本人同僚ってことだす。



ちなみに前に出てきたバイリンギャルのMちゃんは


一ヶ月で店をやめてしまいました。



アメリカ人には簡単なブルーカードの試験。


日本人だと英語のハンデがあるので、一回での取得は難しいと言われてます。



山田君と一緒だったら心強いと思ったのですが、


とっとと断られたため、


一人で受けに行くことにしたわけです。



続く