今日２回目の更新です。
皆さんは、メンタイ・テオというカレッジフットボールの花形選手を知ってますか？
ハワイ出身で、ノートルダム大学で活躍し、
ハワイではヒーローだった（らしい）んですが、
この選手の恋人ってのが架空の人物だったってことで物議をかもしているらしいです。
去年の１０月、メンタイ・テオ選手の恋人が癌で亡くなったのですが、
その翌日も悲しみを乗り越えて、試合に出場。
悲劇のヒーローとして、みんなの涙を誘った。
ところが、その後、
テオ選手はこの恋人とは面識がなく、
（オンラインで知り合った）
恋人と思い込んでいた相手も実は実在しておらず、
誰かの悪質ないたずらだった
と言うことが判明しました。
がっ、メンタイ・テオ選手は、
恋人が死んだときのインタービューでは
彼女とは実際に会っていたと嘘をついていたらしいです。
さらに彼の父親も「息子の恋人とは面識がある」と嘘を言ってたとのこと。
今では、
注目を浴びるための自作自演だったのでは？
と疑いまでもたれておるそうですよ。
悲劇のヒーローとしてもてはやされただけに、
今となっては、
「何だよ～～。 アホちゃうか～～」となっておるようです。
アホはアホだけど、ちょっと可哀想だな～～とは思います。
だって、こんな人世界中に山のようにいるのに、
たまたま有名人だったってだけで、世間から「アホよばわり」ですよ？
ってのは、
インターネットでの関係にはまる人の気持ちがわかるような気がするから。
インターネットでの付き合いの怖いところは、
キャラクターを自分好みに作り上げられるってところだと思います。
年齢・性別・職業から、性格、見た目全てを、理想どおりに作れるんですよ？
騙す（？）側にしたら、こんな面白いゲームはないんじゃないでしょうか。
ネットで知り合った恋人が、実は全てが嘘だった。
「私騙されました」ってのを見聞きする度に、
何か違うんじゃないかな～～ って思ってました。
正直言って、私はどっちにも問題ありって思う。
自分好みに作り上げたキャラで、
相手がどんどん自分に夢中になっていく楽しさにはまる男（女）と、
理想の恋人に出会えて、その相手に夢中になる女（男）って図式は
ありがちです。
いや、絶対私だけは騙されていない。だって彼は本当に優しいもの。
いつも親身になって相談に乗ってくれるもん。
毎日チャットして、毎日「愛してる」って言ってくれるもん。
どんなに忙しくても、どんなに疲れていても、かならず一日一回は連絡くれるもん。
こう思う人は多いんじゃないでしょうか。
でも、これって、
相手にとっては「楽しく刺激的なゲーム」だってことがわかってないと思うよ？
もしかしたら、５０代のくたびれた
子供からも奥さんからも、微妙にウザがられておる、
ただのおっさんかもよ。
でもネットの中では、３５歳。 イケメンの独身サラリーマン。
ネットでゲットした女の子が自分に夢中になったら、そりゃあ楽しいでしょう。
張り切って毎日だって奥さんの目を盗んでメールだってするし、
チャットだってするし、
「相談があるの」なんて言われたら、いくらでも聞くと思われます。
優しくするに決まってますよ。
だって優しい男をネット上で演じるのなんて、簡単だもん。
ここで問題なのは、どっちか一方にとってはただのゲーム。
また一方にとっては、真剣な交際と思い込んでおるって点です。
真剣な方は「騙された」と思うでしょう。
がっ、ゲームしているほうにとっては「騙す」って感覚は
薄いと思います。
所詮会ったことのない相手。
今後会う予定もない相手。
お金を巻き上げたわけでもないし、
ネット上のただの遊びなのに何でそこまで真剣に？？？
って所だと思う。
でもさ？ 両方とも「依存症」だと思うよ？
ネット上で素敵な人になり、相手を夢中にさせることに夢中になる人間。
ネット上で真剣に相手を探し、会ったことのない相手を真剣に恋人と思い込む人間
目的は違っていても、
相手との交際が生きがいになりつつあるのが怖いところですよね？
どっちも私生活に問題あり。
もう少しネットの使い方や、人間関係の築き方を考え直したほうがいいと思う。
このメンタイ・テオ選手も、とんだ赤っ恥をさらしたってことでは
かわいそうだとは思うけど・・・・。
会ったことのない相手を「恋人」にするんではなくて、
早く本当に素敵な相手と出会えるといいですね。
と無難にまとめてみました。
でわでわ。
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