先日ラッシュの時間にに事故で電車がとまってしまい、駅から人があふれる様子が伝わりました。
その時の写真がなんだか異様に見えたのは私だけでしょうか・・・
狭いホームへびっしり人が並び、それでもそこへ誘導され・・・
人々にはなんだか意思とか精気がない感じで・・・
もちろん朝の大変な時間でがっくりというのもあるはずですがそれだけでないなんともいえない感じ・・・
なんか見たことある感じ・・・と思っていて・・・。
わかりました。
狭い牛舎で育つ牛さん、
ゲージの中で身動きとれないとりさん・・・
マクロビオティックでは食べた物ののようになるといいます。
それは見た目であり、考え方であり、行動であるわけなのですが、
狭い箱の中で不自然に、いのちとして扱われず短いいのちを生きる家畜たちの姿が重なって見えました。
そういえば10年ほど前、久司先生の授業に出ていたときに
「みなさん、人間になってくださいね」
とよくおっしゃっていました。
その言葉の重さが今になって響きます。
乳製品はとりすぎたら牛の赤ちゃんのためのものだからかわいらしいけど自立心がめばえにくくなるとか、
群れの魚をたべすぎると集団でしか行動できなくなるとか、
とり肉を食べ過ぎるとからだが委縮しやすいとかつつきまわしたくなるとか、
まぁ、いろいろあるわけなのですが、
そんなことよりもっと深い意味のお話だったんだと今更確認。
「よろしくね」と優しくにこやかに最後をしめくくられていた道夫先生のお顔がうかびます。
人間のからだをみつめていけば、人間が消化しやすいもの、有効につかえるものがわかります。
つまりはそれこそが人間を人間らしくする食べ物。
皆さん、標準食大切にしてくださいね。
人間になりましょう。
大切に育てられた作物で、
愛情をこめてお料理されたものを食べたら、
自分も他者も地球も愛せる人になるはずです。
愛の時代を迎えましょうね。