お茶の汚染 | 【フードケア】シンプルでパワフルな体質改善

【フードケア】シンプルでパワフルな体質改善

どんな方法でも治らない不調を改善する最終手段は食べ物&食べ方

わたしたちが暮らす神奈川のお茶の放射能汚染がみつかりましたね。

新茶を摘まれた農家さんが本当にお気の毒です。


でも、全く不思議なことではないのですよね。


チェルノブイリの放射性物質は日本に飛んできていたし、

(北半球すべてが汚染された報告があります。

しかも世界を一周して放射性物質が落ちた話も・・・。)

周囲何キロが安全という見方は全くできないものだから、

神奈川に降り注いでいることはごく当然でありました。


距離よりも、風や地形に左右されることはずいぶんたくさんのデータが示しています。

チェルノブイリの時にもっとも被害が深刻だったのは280キロ離れた村でした。

それは距離というより地形によるものと言われていて、

山があるとやはりその麓に落ちる量が増えるそうです。

それがたまたまチェルノブイリのときは280キロでした。


足柄はたしか原発から290キロくらいでしたね。

距離は偶然かもしれませんが、やっぱり山のところです。


お茶で検出されたのですから、あらゆるものに平等に放射性物質は飛散して落ちています。

土も、水も、食べ物も、もちろん私の上にも。


検査をしていないか、知らされていないだけで、いろいろ数値は出ただろうと思います。

しかも、震災からこれだけの時間がたってその数値があるということ、

今も相当飛散しているか(いまだに放出してる?)、

半減期で減ってなおその数値ということでどれだけ大量に飛散していたかということになるでしょうか。


笑われようと、「大げさだよ」と言われようと、

できることをしてきた人と、そうでない人の被ばく量は想像以上に差がついているのかもしれません


それにしても「お茶」で検出ときいて

「ごまかせないものねぇ」とひとり納得してしまいました。


ご存知の方も多いと思いますが、野菜等の放射能汚染の検査と言うのは

収穫後すぐに洗浄してから行われます。

吸収された分は別ですが、野菜の上についてる放射性物質は多少なりとも流れて減ります。

私的には「それでいいのか?」とかなり疑問です。

そこで数値がクリアでも、出荷された野菜はそんなふうには洗っていませんからね。

もちろん自宅で洗って使いますが、時間差がありますから・・・。

「野菜をそのまま食べる人はいないので、口に入るのと同じ洗った状態で検査しました。」

というのが行政のいかにもな説明ですが、

その時差、そして現れる状況の違いはどうお考えなのでしょう。


収穫後のありのままの正確な数値を知らせて、

それをどうするかはおのおの選べるようにするべきではないのかと思うのはわたしだけなのでしょうか・・・。

そして、農家さんの補償は原因を作ったものが誠心誠意しなければいけません。


で、「お茶」は洗って使う人はいませんね。

だから、洗ってから検査する野菜よりもそのままの数値が出やすいはずです。

kuu-kuuでは「洗わないからこそお茶は無農薬にこだわりましょう」とクラスでお伝えしていたわけなのですが。

(もちろん、野菜も葉っぱも吸収している分の農薬は洗ったところでとれませんけれど)


それと、今回の原発問題がきっかけでいろいろなところでいろいろな調査をはじめたから数値がでたけれど、

実は前々からその数値だったということもたくさんあるんだろうなぁと思います。

チェルノブイリ事故の放射性物質も、1950~60年代の活発な核実験の際の放射性物質も

未だ地球上にたくさん残っていて、今もなお上空を飛散しているわけですし、

日本の各地の原発も知らされないだけでたくさんのミスや事故があったわけで、

常に汚染された水、空気、行き場のない放射性物質を放出しているわけですから。


昨日ニュースでみましたが、汚泥は数値が一定より高ければ保管して処理方法の決定を待ちますが、

それ以下であれば通常通りセメントの材料に混ぜ込むとのこと・・・。

知らないうちに少量であれ被ばくする場所があちこちに存在するということになります。

汚泥も、土も、がれきも、各地にひろげるのではなく、

一か所に集めて被害を拡大させない方向性の方がよいのではないでしょうか。


福島の学校の土を汚染された表土をとるのではなく、

上と下を入れ替えるときいて唖然。

入れ替えるということは、汚染範囲を広げることです。

より深いところへ入れてしまえば、表面的に好い気がするかもしれませんが、

そこから下へと汚染はすすみ、さらには地下水まで汚染するということなのに。


と、書き出すとかなしい現実がつきつけられてしまうのですが、

事実を知り、できる限り最善の選択をできますように、

ひとりひとりが進んでいきましょう。


そしてやっぱりこれだけたくさんの不安要素がある以上、

自分の感覚と判断力を研ぎ澄ませておくこと、そして強いからだを作ることは必須と感じます。

いまからでもぜひぜひ、マクロビオティックはじめましょう。

陰陽も大切ではありますが、何よりご自身のバランスを大切に、できるところから。


ちょうどもうすぐ基礎コース もはじまります。

クラスに参加するたびにリセットができるので、

なかなか実践する自信がないわ・・・と言う方こそぜひご参加くださいね。

食べる度に感覚や身体が変化するのがわかり、楽しくスタートできると思います。

また、こんなときだからと再受講される方も今回いらっしゃいます。

自分の身を守る術をひとつでも持っておくというのは心強いものです。