いつの間に 春本番が 近づいて 記事更新は 久しぶりです
前回の更新から2ケ月空いてしまいました。 ブログの更新は滞っていますが、毎週土曜日に出題される、気楽爺さまのブログには投稿させていただいていて。その中から選んだ作品を並べてみたいと思います。 最初のお題「初釜」から。 お点前で 思い出すのは 級友の 背筋伸ばした 正座の姿 残念なことに私はお茶を点てたことがありませんが、高校の文化祭で茶道部のブースを見学させていただきました。 和服姿のクラスメイトの凛とした姿がとても印象に残っての一首です。 次のお題は「寒月」。 夜露が凍る フロントガラス その先見える 丸い月 一年で一番寒い時期のお月さま。凍り付いたフロントガラスを暖めていると、だんだんそのお姿がはっきり見えてきて。お月さまはいつみてもやはり美しいですね。 そして次のお題は「文机と几帳」。 大河ドラマの紫式部さんを彷彿とさせるお題ですが 文机に 頬杖ついて 物思い 耽る私を 君がみまもり 机の上で頬杖つくのは、お行儀悪いですよね。茶道部のクラスメイトから注意されてしまいそうです(笑)。 そして先週は「梅の花と太鼓橋」でした。 白無垢の 花嫁御寮 手を引かれ 朱(あけ)の太鼓の 橋わたりゆく 以前、近くのお社で結婚式をお見掛けしたことがあります。挙式後に池に架かる太鼓橋を渡り、対岸へ向かう様子がとても素敵でした。 花嫁さんの白無垢と太鼓橋の朱色、本当に見事なコントラスト。今でも脳裏によみがえってくるかのようです。 今回もお立ち寄りくださいまして、ありがとうございました。