この3連休、自宅付近では天気に恵まれませんでした。
それでも、晴れた初日に外出できたのでよかったかな。
気楽爺さまから頂くお題、毎回投稿させていただいています。今回もその中からピックアップして。
最初は「秋霖」(秋の雨)。
秋のしぐれの 細かな雨が 森の木立に 降りかかる
暑い日が続いて、風情ある秋の雨を思い出すこともできませんでしたが、昨日からの雨は文字通り季節を分けるものとなったようです。一気に肌寒くなりました。
都会から 大山ふもと 移り住み 家を囲みて 彼岸花咲く
そして彼岸花。横浜の住宅街からこちらに越してきた私。折しも彼岸花が盛りを迎える時期のことで、川岸に群生している赤い花に目を奪われた思い出を一首にしてみました。
そして「中秋の名月」。
風情もなにもないのですが、このお題を頂いて思い浮かんだのは花札の月でした。
すすき野原と 組み合わされて 満月浮かぶ 赤き空
そのままですね(笑)。
そして最後が「雀と案山子」。
稲刈りの 済みし田の先 大山が 秋風の中 間近にみえて
空気が澄み、山が近くに見え始めました。渡る風もようやく爽やかになってきて、炎暑を乗り切った思いでホッと一息ついています。
お立ち寄りくださいまして、ありがとうございました。