前回投稿からずいぶんと日が経過して。今まさに夏真っ盛りですね。

 この間にも「気楽爺」さまから毎週一度、俳題を頂いて。そのうち夏ならではの2題から。

 

 最初は「浴衣とうちわ」

 夏の黄昏 浴衣にうちわ あおぐ姿の 君が好き

 

 と、厚木の住人さま。

 ありがたくも私を詠んでくださったということで、都都逸にして返歌2題したためました。

 

 浴衣着替えて 団扇を手にし 風を入れると 君の目が

 ふとふりむくと 視線が合って あわてふためく わけはなぜ

 

  「覗き見」はいけません、よね(笑)。

 

 更にもう一つが「すだれ」でした。

 すだれの中で あなたを待つと 風がひらりと 舞い上げて

 

 憧れの「額田王」さまの一首

 「君待つと 我が恋居れば 我が宿の すだれ動かし 秋の風吹く」を下敷きにして都都逸にしてみました。

 

 暑い暑いといいながらも、来週には早くも立秋を迎えることになるんですね。

 厳しい暑さももうしばらくの辛抱、と言い聞かせながら、何とか乗り切っていきたいと願っているのですが。

 

 お立ち寄りくださいまして、ありがとうございました。