前回更新から1ケ月以上の日にちが経過してしまいました。
何をしているわけでもありませんが、毎日本当に早く過ぎ去っていってしまいますね。
今回も「気楽爺さま」から頂く俳題に沿って、詠んだ短歌でまとめてみました。
最初は「(京都)渡月橋と紅葉」で。
保津川の 川の流れを 見下ろして もみじの中を トロッコの行く
昔々(笑)、京都亀岡から嵐山を結ぶトロッコ列車に乗車したことがありました。その時も大混雑で閉口した思い出がありますが、今はきっとそれ以上なのでしょうね。
続くお題は「鳥居と祠」でした。
道端に 忘れ去られし 石祠 そのまま過ぎて いくはできずに
皆ひとが こぞりて参る 大社より 草に埋もれし 石祠こそ
お社に参拝した際、境内に小さな祠をお見掛けします。そして近所を通る大山道の道筋にも。
その姿を目にしたうえは、黙って通り過ぎることができない私。上の二首を詠んでみました。
頂いたお題ではありませんが。
毎年いつも 花火の音で 祭りの終わり 教えられ
自宅近くの「東海大学 湘南キャンパス」。
毎年11月初めに学園祭「建学祭」が開催されます。OGであり、しかも近所に住んでいるのに、いまだかつて訪れたことがなくて。
いつもフィナーレの花火の音で学園祭を思い出すんですよね。そのことを「七七七五」の都都逸にしてみました。
最後になります。
「1」が4つ並ぶ、11月11日は「ポッキーの日」なのだそうですね。「1」が平行している様子、確かにポッキーが縦に整列しているかのよう。
その日にちなみ、厚木の住人さまと歌のやり取りをしてみました。
出会いとは パラレルポッキー 運命の 奇跡がありて 交わるもので
いただいた返歌は都都逸で。
パラレルポッキー そのままならば 出会わぬ二人 それがいま
出会いとは、本当に不思議なものですね。
お立ち寄りくださいましてありがとうございました。