芸術は爆発だ! ~昆虫の物語 その2~ | くすの木保育園 〜ホイクノハダザワリ〜

くすの木保育園 〜ホイクノハダザワリ〜

くすの木保育園大園長(おおえんちょう)から、保育についてお知らせをお届けするブログでございます。

昆虫に関心が高まっているくすの木保育園の子ども達です。

園舎・園庭と思っている地域の中で
様々な昆虫も含めた動植物との出会いが
彼らの心の中を刺激しています。


また、先日の昆虫館への遠足が  (その様子はこちらクリック)
さらに大きく彼らの好奇心を刺激することとなりました。

早速
昆虫館の興奮冷めやらぬ中
表現活動に取り組みます。

少しご紹介させていただきますと
まずは粘土で昆虫を作ってみました。



みんな、自分の作りたい昆虫がしっかりイメージできているようです。



すっごく集中して、ご飯の時間になっても続けている子どももいます。



それぞれ今にも動き出しそうです。
躍動感ある昆虫達です。

そして

木片と筆で昆虫を表現します


かまきり


てんとう虫


ちょうちょ


むかで

などなど。。。

もうずっと見入ってしまいます


まさに
子どもの内面を触発し、さらにそれを展開する事で
子ども一人一人の創造性を含めた発達を見る事ができます。



『見る者を激しく引きつけ圧倒する事こそが真の芸術』

とは、岡本太郎氏ですが

氏の言葉を引用させていただきますと


ぼくが芸術というのは、生きることそのものである。
人間として最も強烈に生きる者、無条件に命を突き出し爆発する。
その生き方こそが芸術なのだということを強調したい。

 私の言う『爆発』は全く違う。音もしない。
物も飛び散らない。
全身全霊が宇宙に向かって無条件にパーッとひらくこと。

それが「爆発」だ。

人生は本来、瞬間瞬間に、無償、無目的に爆発し続けるべきだ。
いのちの本当あり方だ

全身全霊が宇宙に向かって無条件にバーッとひらくこと
この感覚はまさに子ども達そのものです。

乳幼児期はまさに「爆発」な時期でしょうかね。。。。