あなたのココロの
パーソナルトレーナー。
真理カウンセラーの
かとちゃんです。
以前、ボクのお師匠から
聴いたお話。
板前修行をしていた方がいました。
彼の悩みは
「どうしても親方みたいに
刺身がうまく切れない」
ということ。
親方の手元を何度も観察して、
家でも毎日、何十回も何百回も練習。
貯金を全部はたいて
最高の刺身包丁を鍛冶屋さんに
特注で作ってもらった。
──それぐらいの努力家。
でも、それでもどうしても
「ピシッ」と刺身の切れ面が決まらない。
切り終わりがなんだか乱れてしまう。
「なんでなんだろう?」
とずっと悩んでいた彼が、
ある日、ふと気づいたそうです。
「ああ、ボクは急いでいたんだ」と。
*
「早く上手くならなきゃ」
「次の切る動作をスムーズにしなきゃ」
そんな“未来”ばかり見ていて、
いま目の前の“一切れ”に心がいなかった。
たとえば、刺身を切るその刹那、
包丁が切り身をすーっと通り抜ける「今ここ」より、
「次!」「次!」と気持ちが先走っていた。
だから、最後の最後でどうしても
力が抜けたり、手元がズレたりする。
──これ、人生も同じじゃないですか?
「早く上手にならなきゃ」
「ちゃんとしなきゃ」
「結果を出さなきゃ」
──そう思うほど、
今の一瞬が雑になってしまう。
*
その彼は、
「ただ、いまこの一切れを、
切り切るまで、気持ちを抜かず、
先を見ない。ただここにいる」
と意識したそうです。
すると
まだ上手には切れないときも
多いのだけど、
その日あたりから
厳しく寡黙な親方が初めて
「よし」
と認めてくれるようになったそうです。
──たった一切れ、されど一切れ。
先のことなんて気にしないで、
「今ここ」に、ただ心を置く。
すると、結果はあとからついてくる。
*
「何をそんなに急いでいるのか?」
そう自分に問いかけてみると、
もしかしたら今まで見えてなかった
大事な “いま” が
見えてくるかもしれません。
今日も一切れずつ、
心を込めていきましょう。
この記事も
急いで書かないよう
今ここに心を込めて書きましたので
誰か「よし」と言ってくだされ(^ω^)
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