【映画】ボーは恐れている | 【ココロと友達】大人の自己肯定感を育てる専門家かとちゃん

【ココロと友達】大人の自己肯定感を育てる専門家かとちゃん

うつや病気で休職3回を経験。今は心理カウンセラーとして優雅に生きるかとちゃんが、「自己肯定感の育てかた」をお伝えしています。

 


こんにちは。

 

大人の自己肯定感を
育てる専門家


真理カウンセラーの
かとちゃんです。

今日は、
メンタルと関連する
映画のレビュー。

 

 

 

飛ぶ鳥を落とす勢いのA24スタジオの立役者、アリ・アスター監督最新作。海外で大コケしたと聴いていたが、まあこれはコケるわな😂

 

コメディなのか不条理モノなのかサイコ・スリラーなのか、よくわからないものを3時間も観せられたあげくにあの終わり方では、一般的にはポカーンな人続出だろう。ただ心理カウンセラーとしては、とてつもなく興味深く拝見させてもらうことができた。これは「罪悪感の家族連鎖」の物語。


(以下ネタバレあります)

母親から指一本触れられず愛されなかった女性が、一人息子にはそんな想いはさせないと執拗な過干渉ママとなる。愛を与えていると言いながら、私の言うことを聞け私を傷つけるな私に愛をよこせと、もともと繊細で優しい息子は、強烈な罪悪感とプレッシャーを植え付け続けられた結果、重度の不安神経症となってしまう。その男が里帰りしようとする時に起こる心象風景を、現実とも妄想とも言えないような描写で延々と描き続ける。しかも4部(5部?)構成にて。


実はこれ、カウンセリングではおなじみの風景。心理問題の根幹にあるのはこの「母親への罪悪感」で、クライアントも罪悪感からこの世界を主人公と同じく恐れている。ここまで詳細に描けるのは、きっとこれが監督の心象風景でもあるのだろう。
 

そう考えると『ミッドサマー』『ヘレディタリー/継承』の異常性が紐解けた気がする。両作がテーマとする「カルト宗教」とは結局のところ「親教」による罪悪感の縛りと同じ構造。人間の暗部をものすごくイヤな感じに描くアリ監督の本性が3作目にして現れたり、といったところ。


誰にもオススメはしないし自分ももう一回は観ないが、個人的にはめちゃめちゃ参考になった。同業者で興味が湧いた人はぜひどうぞ。ユーモアと悪夢が共存する怪作。ホアキン・フェニックス主演は正解だし贅沢。


https://happinet-phantom.com/beau/

 

 

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