目の前の人は「自分の鏡」なの? | 【ココロと友達】大人の自己肯定感を育てる専門家かとちゃん

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うつや病気で休職3回を経験。今は心理カウンセラーとして優雅に生きるかとちゃんが、「自己肯定感の育てかた」をお伝えしています。

 


こんにちは。

 

あなたのココロの
パーソナルトレーナー


真理カウンセラーの
かとちゃんです。

 

 

 

ご質問いただきました。

>心理の話を聞く様になって、
>目の前の人は「自分の鏡」だとか
>「投影」だとか聞くことがあります。
>子どもの時の親が不機嫌でヒステリーがひどく
>自分の中にも同じものが有るから
>目の前の現実で不機嫌な人が現れている
>と解釈して良いのでしょうか?


「鏡」とか「投影」とか言う言葉。
よく聴くと思います。


言葉どおりに捉えると、

「私の内側が、外側に映し出されている」

というふうに思いますよね。

つまり

「自分の中に悪いものがあるから、
 悪い人や現実を見せられている」となる。

でもこれ、カンチガイです。

一時期『鏡の法則』という本が
めちゃ流行りましたので
その「鏡」という言葉だけ取り出して
こうやって解釈している人が多い。


だからボクは
「鏡」とか「投影」とか言う言葉は
よく混乱を引き起こすので
あまり使わないようにしています。



ではボクなりに「鏡」や「投影」を
ご説明すると、こうなります。


子どもの頃に、
親の不機嫌やヒステリーの中で育つと

子どもはその環境の中での
【生き残りの戦略】として、
それに対する防御のための
【対処行動】を”カラダ”で身に着けます。


いつでも危険を察知できるように
神経を張り巡らせ
親の機嫌や感情を常に伺い、

ヒステリーが出た時には
「恐れ」や「悲しみ」、
「怒り」の感情を抑え込んで
ひたすらガマンするといった行動です。


で、そのような機嫌の悪い人への対処を
子どもの頃に”カラダ”で覚えてしまったので、
今でもそういう人が現実にいると
スルーできずに「注目」してしまう。
だから現れて見える。

他の人なら、

「ああ、あの人機嫌悪そー、
 無視しよー、離れよー」と

スルーできるものが、

「怖いから」観てしまう。
注目してしまう。
なぜならそれを、
子どもの頃から”カラダ”で
トレーニングしてきたから。

他の人なら視界や認識から
消えていくものが、

その人にとっては
自分に危害を加える、
不快でとても危険なものだから
それから目を話すことができないワケです。



そして同時に、
親が感情的だったなら当然

「私はあんな母親みたくならない(禁止)」
「感情的になってはいけない(禁止)」

と無意識にも
自分に【禁止】をしていると思いますので、


そうするとなおのこと、
感情に✕をつけて
怒りを抑圧するので、

それが溜まって溜まって
結果爆発する、
みたいなのを繰り返します。

そして怒ってしまった
自分をジャッジして

「お母さんみたいになってしまった…」
「自分はダメなやつだ…」
「怒っちゃいけない!」

とまた✕をつけて、
よりその禁止を強化していき
また怒りが爆発する。
ということを繰り返します。

するとそれが
私の中には
お母さんと同じ
制御できない悪いものがあって
それが今、目の前にも現れている。

というふうに現実が見え続けます。


これが「鏡の法則」とか、
「投影」とか思っているものの正体です。
で、それはカンチガイ。

人によっては
母親から受けついだ血が、とか
うちの家系には悪魔がついてる
とか言ったりもしますね。


全然違います。



これは、

「幼少期のツライ怖いという体験」から
自分が作った【防御反応】が
起こしていることです。


その裏には、
幼き日に抑え込んだ
「恐れ」や「悲しみ」といった感情が
強く強く反応しています。



だから、
そんな自分に✕をつけるのをやめて

「よくガマンしたね」
「よく耐えてきたね」
「大変だったね」
「怖かったね、嫌だったね、悲しかったね」
とねぎらってほしいのです。



幼い日にヒデー目にあったのに
それをまた

わざわざ
「鏡」とか「投影」とか言う言葉を使って

「お前が悪い」とイジメ続けているのです。

かわいそうよね。



そして、いま怒っちゃう自分も
子どもの時に怒りを出せなかったあなたが
「危険!守らなきゃ!」と
防御反応が強く出て自分を守っているだけだから

まずは
「怒っちゃうときもあるよね」と
許してあげてほしいのです。

そうやって、
自分を許せたら
怒っていたお母さんも
許せるようになっていくかも、しれません。


これが本当の仕組みです。

以上
お役に立てますでしょうか。


ボクがお伝えしていることは
ほんとただこれだけです。

「自分を否定しないこと」
「自分を赦す・許すこと」



もうあなたに罪なんてないから
自分を自由にしてあげてください。


たしかキリストはんも
同じこと言うてはったで(^ω^)

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