病気とメンタルの関係:ほんとうの「病は気から」とは | 【ココロと友達】大人の自己肯定感を育てる専門家かとちゃん

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うつや病気で休職3回を経験。今は心理カウンセラーとして優雅に生きるかとちゃんが、「自己肯定感の育てかた」をお伝えしています。

 

 

あなたのココロの
パーソナルトレーナー


心理カウンセラーの

かとちゃんです。

 

 

 

■病気とメンタルの関係:病は気からとは

 

6/4に、

日本最大のアトピー性皮膚炎患者会アトピーフリーコムさんで

講演をさせていただきました。

 

「病は気から」といいます。

 

生まれながらの病気の人は、

この言葉を言われると、

よい気がしません。

 

なぜならば、

「おまえの気合いが足りないから」

「おまえの気が緩んでるから」

「おまえががんばってないから」

みたく言われてるように感じるからです。

 

じゃあテメーがこの病気になってみても

そんなこと言えるのか!

と腹が立ち、悲しくなります。

 

 

でも、「病は気から」ってそういう意味じゃなくて

 

「気」とは「自己肯定感」のことなんだと思っています。

 

 

自分が自分にOK出せていないと

自分が自分と戦ってしまいます。

 

戦ったら、そこに残るのは焼け野原。

自分との戦いに勝者はいません。

 

ココロとカラダ

病気とメンタルがどう関係しているのか。

 

なぜ自己肯定感が大切なのか。

 

私の経験をまじえて

誰にでもわかりやすく解説しました。

 

テーマはアトピーですが、

誰にでも関係するお話です。

 

楽しんでご覧ください。

 

 

そして、病気で苦しんでいる方や

必要な方に届くよう、ぜひシェアをお願いします。

 

 

みんなに伝えたい話しなので

あなたのコミュニティでお話にも行きます。

 

 

https://youtu.be/_zAaM-IGn8E

 

 

当日のセミナーの模様を、質疑応答部分をカットし編集したものです。

 

 

 

 

アトピーが終わっても、「生きづらさ」が終わらなかった

 

 セミナーの冒頭でも少しだけお話したのですが、ボクは幼少期から重度のアトピーでした。母親に聴いてみると「生まれてすぐ」と言われているので、アトピーを患っていなかったという時期は、人生の中にはほぼないのだと思います。だからアトピーでない身体、アトピーでない感覚、というものも知らず、合わせて様々な不定愁訴もあり「体調がよい」という状態も知らずに生きてきました。

顔や手足がボロボロでカサブタが幾重にも重なり鱗のようなになっていたので小学生の時のアダ名は「半魚人」。誰もがそんなヒドいことを言う人たちばかりではありませんでしたが、気がつけば、消極的でネガティブ、劣等感の強い子として育ってきたと思います。

 

そんな自分が社会人となり、激務の中で働いていた6年目のことです。謎の40度超えの高熱が一週間下がらなくなり、そのままドクターストップがかかりました。いわゆる強制終了というヤツで、今思えば“うつ”の末期状態だったのだと思います。

強烈な挫折感を感じながらも、アトピーもボロボロの中、過剰なプレッシャーに耐え、毎日徹夜仕事ばかりして働いたので、その時は正直「助かった」と感じたのを覚えています。

 

休職に入ってしばらくしてからの病院の帰り道。たまたま手にした本から、「脱ステロイド」や「断薬」という言葉をはじめて知ります。

これまでの人生、私はずっと薬漬けで生きてきました。だから自分は様々な病気もアトピーも治らないし、人生はめちゃくちゃになってしまったのだ。だからこの対処療法ばかりの薬たちをやめて病気が治れば、自分の人生を取り戻せる!もう病気を絶対に治す!そう決意して、大量に使用していたステロイドをはじめ、体調不良をコントロールするために飲んでいた薬も治療も、ぜーんぶやめてみる、という暴挙に出ました。

その後、脱ステ(および脱その他の薬)期間は、みなさんと同じくハチャメチャに壮絶な体験をしましたが、1年後にはおどろくほどのツルツルの肌になり、人生ではじめて「どこも痒くない」というカラダを手に入れました。その他の薬もすべて手放すことができ、身体症状もかなり和らいでいました。

 

 とはいえ、なのです。

病気が治ったら、アトピーが治ったら、自分は生まれ変わる!世界は変わる!ポジティブでワクワクな自分になれるのだ!と思っていたのに、 そこに待っていたのは、まったくもって「ココロの苦しさ」が変わっていない自分でした。身体はたしかにラクになったのですが、「生きづらさ」が全然改善されていなかったのです。

逆を言えば「病気だからしかたない」というある意味での“言い訳”ができていたものが、それが外れただけに、自分の中にある、劣等感やネガティブがより際立って感じられる、という状態になっていきました。

 

 やがてまた、仕事を大量に抱え込み、土日深夜も働く以前と同じような日々へ。周囲との人間関係もうまく築けず、人に頼ることもできず、また泥沼へと足を踏み入れて行きました。

人生ではじめて「ツルツル肌」で過ごしたはずの日々も1,2年ほどで終わり、アトピーも大きく再発。体調不良もまた戻ってきてしまいます。
 そこで初めて、これはどうもカラダのことというよりかは、自分の考え方や物事の捉え方とったメンタル面に大きな課題があるぞ。そちらに取り組まない限り、同じことを繰り返していくのでは、と気づいていきました。

そこから心と向き合うことを続け、紆余曲折を経て、今こうしてカウンセラーとして活動するようになりました。

 

 

自己肯定感とは

 

 今もアトピーは完全に治ったワケではありません。相当よい状態とは思いますが、ムリをすれば、あいかわらず悪化します。夏の日差しにも汗にも、冬の乾燥にも弱いままです。

体調もまだまだ安定しない時もあり、仕事の打ち合わせやカウンセリングなどもしょっちゅう延期してもらったりしながら、ボチボチやってます。ただ、そんな自分であっても、「まあ、しょうがないっか」と前抜きに捉えられ「みんな助けてくれて優しいなぁ」と感じられている自分がいます。

病気への対処は、メンタルだけ、というワケではないですが、分子栄養学や自律神経トレーニングなども合わせて、ゆっくりゆっくり自分と向き合っていくことで、コツコツ着実に改善していっています。

 

 自己肯定感とは「自分が自分でいい」という感情・感覚のことです。「そのままの自分」という“土台”にOKを出すことができると、自分自身に安心することができ、その上に、コツコツと人生の成果を積み上げていくことができるようになります。

 これまでの私は「そのままの自分」に✕をつけていたことで、その劣等感の穴埋めに必死でした。

「あれもこれもできない自分」「病気でアトピーで半魚人ある自分」に✕をつけ続け、それと戦うこと、それを我慢してガンバって克服すること、それだけに生きてきたように思います。でもその戦いは、自分を傷つけ、周囲も傷つけ、メンタルの土台をボロボロに崩しながら、疲弊し続ける終わりのない戦いでした。

 

アトピーの人は、ただアトピーであるだけで、もう十分にがんばっています。だからもう自分を叱咤激励してイジメなくていい。まずは「今ここ」で立ち止まって、「私、よくがんばってきたとな」とねぎらってあげて欲しいのです。

アトピーで痒くて辛くてボロボロの自分にOKなんて出せないのは、当然です。だからこそ、そんな自分を「ねぎらい」「大切にし」「がんばりを認め」てあげられる自分自身をつくることで、「自分を応援してあげられる自分って、いいよね」と思えるようになっていって欲しいのです。それを続けていくことで自己肯定感が育ち、よい循環が生まれていきます。

アトピーのみなさんが、「生きづらさ」から開放され、症状も改善し、心穏やかに暮らせるようになることをココロから祈っています。

 

 

 

 
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