あなたのココロの
パーソナルトレーナー
心理カウンセラーのかとちゃんです。
ボクは
小学生の時から
映画が好きでよく観るのですが
世界の喜劇王・チャップリンの言葉に
こんなのがあります。
「人生は近くで見ると悲劇だが、
遠くから見れば喜劇だ」
物事は、
近くで見ると、
細かい部分まで目が行き
きめ細かい対応ができる反面
視野が狭く
細かいところが気になり
それに囚われてしまい
ココロが苦しく
なってしまうことがあります。
物事は、
遠くから見ると
大雑把にしか対応できませんが
その分、
広い視野から物事を
捉えられるため
新しい可能性や、
解決への道筋が見え、
ココロはゆったり構えられます。
人生において
悩んでココロが苦しい時
現実がすごくシンドイ時、
それは
人生に近づきすぎている時です。
また、いつもいつも
現実がシンドイ、という方は
「近い」視点ばかりで
「遠くから見る」ということを
知らないか、忘れているか、
どちらかです。
「近い」とは「主観」です。
「遠い」とは「客観」です。
喜劇映画の中の主人公は
もちろん「主観」で生きています。
だから彼には
とても世界は悲しく苦しいものに
見えています。
しかし
それをスクリーンで観ている我々観客は
「客観」目線で見ているから、
それを、笑って観ていたりします。
お化けに脅えてビクビク歩く、
ドリフ志村けんの「主観」と
「志村うしろー!」って
大喜びで声をかける子どもたちの「客観」。
これぐらいの違い。
近い「主観」で、いすぎてしまうのは
そこに「恐れ」があるからです。
「主観」から離れられないのは
「不安」が強いからです。
「恐怖」にとらわれると
人生を近くで確認しないといられなくなり
起こっていることに囚われて抜け出せなくなります。
人生が苦しい人は
「悲劇の主人公」です。
人生が楽しい人は
自分が「喜劇の中にいる」
ということを知っています。
「主観」と「客観」で言えば
いつもは「客観(遠く)」でいられて
必要な時だけ「主観(近く)」に戻る
という「客観ベース」の
視点切り替えができると、
人生はとてもうまく流れるようになります。
「悩みが解決する」というのは
「原因を排除する」ということでなく、
この
「主観⇒客観」
「悲劇⇒喜劇」
に視点が移動することで
「悩みが悩みでなくなる」
ということに気づくことです。
カウンセリングをしていると
「私、何やってたんだろう(涙笑)」
「何悩んでいたんだろう」
と、涙を出して笑い出す人、よくいます。
現実は何ひとつ変わっていません。
そこにあるのは「視点の転換」です。
ボクにもこれの大きなのが
人生で2回ありました。
自分の悲劇が
「人生の喜劇」
だったことに気づいた瞬間。
お化けに追いかけられている時に
志村が悲劇から抜け出すのは
難しいかもですが
「志村うしろーー」って
人生にツッコミ入れられる
自分でいられたら
人生は笑えてきますね。
「人生は近くで見ると悲劇だが、
遠くから見れば喜劇だ」
この言葉、
あなたの世界を変える
キーワードです(^ω^)