心理カウンセラーの
メンタルでハマっている人は
もれなく自分か相手を
「悪い人・ダメな人」認定しています。
子供に感情的になってしまう
「悪い自分・ダメな自分」
仕事ができない
「悪い自分・ダメな自分」
他人に迷惑かける
「悪い自分・ダメな自分」
お酒に依存してしまう
「悪い自分・ダメな自分」
そうやって
感情的になってしまう自分を
仕事ができない自分を
他人に迷惑かける自分を
お酒に依存してしまう自分を
自分自身が「悪い人」だと責めているから
周りからその行動を
指摘されたり、たしなめられたりした一言に
めちゃめちゃ自分を責められたと感じ
自分をさらに悪い人認定して
責め続けるか
そこからひるがえって
自分を”まもるため”
「お前の方が悪い！
私は悪くない！
お前がダメだ！」と
過剰防御で相手を攻撃してしまう。
で、またそんな自分を
「悪い自分、ダメな自分」
と責め続ける。
これが困った人間関係から
抜け出せなくなる仕組みで
メンタルをやられていく理由です。
これを
「悪人ループ」
とボクは呼んでいます。
自分を悪人にしたとたん
相手を悪人にしたとたん
必ずこのループにハマります。
人間関係は必ず、
両方で作り上げているから
どちらかに（主に自分に）
「悪人」という役割を与えた時点で
「悪い自分、正しい相手」
「正しい自分、悪い相手」
といった、
「問題」「原因」があるという
関係性から全く
抜け出せなくなるからです。
自分との
相手との
戦いの連鎖にハマってしまう
ということです。
「いや、オレは
自分を悪人になんてしてない」
「だってアイツが悪いんだから」
と言っている時ほど
そこにハマっていることに
気づいていません。
で、これ
自分が悪い”から”
相手が悪い”から”
こんなことになってしまっているんだ
と「原因」があるから、と
考えがちなのですが、
実は「原因」はありません。
「原因」よりも
「結果」のが先にあるのです。
は？
その「結果」とは
「自分は悪い人だ、ダメな人だ」
という想いです。
理由もなく
「自分は悪い・ダメだ」
と思っているから
この連鎖のループにハマります。
「自分は悪い人だ、ダメな人だ」
と思っていない人は
子供に感情的になってしまう自分を
仕事ができない自分を
他人に迷惑かける自分を
お酒に依存してしまう自分を
「しょーがないよなー」
「そんな時もあるよなー」
と【ゆるす】ことができます。
だって私は「悪い人」じゃないんだから
そんな多少の過ちがあっても
そこから立ち直って、新しい行動や関係を
築いていくことができると
自分を【信じる】ことができるからです。
したら悪人ループに多少ハマっても
そのうちすぐに抜け出すことができる。
自分が自分を悪人だと思わなければ
相手からの批判も
受け流せたり、真摯に受け止められる。
わかるかな？
「自分を悪い人・ダメな人」
という想いが先にあるから
自分を悪い人にして
相手を悪い人にしてしまうのです。
でその
「自分が悪い」という想いは
全部、小さい頃の環境で作り上げた
【カンチガイ】なのです。
「なーんだ、私、悪くなかったんだ」
「悪いって思ってたから
悪いって感じる現実が
目の前に現れていたんだ」
「私なんも悪くない」
「しょーがなかった」
「不器用に生きちゃったな」
「もう自分を悪人にするのやめよう」
「今から前向いて歩こう」
誰も悪くない
そして私は全然悪くない
そうやって、
自分を【ゆるす】ことができた人だけが
他人も【ゆるす】ことができ
悪人ループから抜け出すことで
幸せな人生を歩みはじめることができます。
だからもう
自分をゆるすだよ（＾ω＾）
それ、ただの「自分責めるクセ」だから。
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