あなたのココロの
パーソナルトレーナー
心理カウンセラーの
かとちゃんです。
先日書いた記事に
たくさん感想いただきました。
その中で
「も少し詳しく教えて欲しい」
というメールを何通かいただいたので
追記です。
自分にどう接しているかが
世界に私がどう接するかを決めます。
「ありのままの自分でOK！」
と思っている人、
つまり自己肯定感が高い人は
「不完全な自分だけど
これはこれでOKなんだから
不完全なあいつもOKだよな。
一緒にがんばってこうぜ！」
と、自分を肯定することで
相手を肯定でき、
相手に寛容になり、
相手と仲間になることができる。
「ありのままの自分ではダメだ！」
「もっとしっかりしなくては」
「もっとちゃんとしなくては」
「もっと力をつけなくては」
「もっとお金を手に入れなければ」
「こんな自分じゃいけない
もっともっと、こうあるべき、あらねば」
と思っている人は
それが
そのまま他人に出るか、
真反対に出るかします。
「もっとちゃんとしなくては」と
自分に思っている人は
１）そのまま出る人
「もっとちゃんと」がそのまま出て、
他人に「もっとちゃんと」を
強要する人になります。
「私がもっとちゃんとしようとしてるんだから
アナタももっとちゃんとしなさい！」
ということです。
２）反対に出る人
「もっとちゃんと」と自分に厳しく
しすぎているので
他人には
「もっと優しくしなきゃ」
「もっと親切にしなきゃ」
「もっと笑顔でいなきゃ」
「もっと寛容でいなきゃ」
という振る舞いをします。
自分を否定して
いい人の”フリ”をする、
ということです。
でも自分には厳しいままなので
そのうち
「なんで自分だけ
こんな人のことばかり考えて
やってるのか！？」
と腹が立ってきて
爆発したりします。
「私がもっと優しくしようとしてるんだから
アナタも私に優しくしてよ！」
耳の痛い言葉で言うと
この状態を「偽善」といいます。
自分で自分を否定していて
他人から肯定・承認をもらうために
やっている「ニセの優しさ」だからです。
なので１）２）とも
他人に言うこときかせようとしても
他人に優しくしても
何も改善していきません。
していかないどころか
こじらせたり
徒労に終わったりします。
これが多くの人が
人間関係で悩む理由です。
人の悩みのほとんどは
人間関係と言われてますので
人生がうまくいかないのも
全部コレが理由。
多くの方が
ここにハマりこんでいます。
えー、じゃあどうすればいいの？
って、最初に戻ってみましょーよ。
自分にどう接しているかが
世界に私がどう接するかを決めます。
「ありのままの自分でOK！」
にしてみる。
「ありのままの自分ではダメだ！」
「もっとしっかりしなくては」
「もっとちゃんとしなくては」
「もっと力をつけなくては」
「もっとお金を手に入れなければ」
「こんな自分じゃいけない
もっともっと、こうあるべき、あらねば」
をやめてみる。
これしか方法がないんですわい。
なんでそんなに
「ありのままの自分ではダメ！」
って思ってるのかな？
あなたの周りの人
誰もそんなこと言ってないって。
いつ、その思いを作ってしまったのかな。
自分に厳しい人は
他人に厳しい。
（もしくは一時的にニセの優しい）
自分自身との人間関係がいい人が
他人との人間関係がいい人です。
だからもう終わりにしましょう。
もう自分に厳しくするのをやめて
自分を罰するのもやめて
そろそろ「ゆるして」あげて。
これまでおつかれさん（＾ω＾）
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