隆行さん
あなたのココロの
パーソナルトレーナー
心理カウンセラーの
かとちゃんです。
==【本当は泣きたかったんです】==
ある女性がカウンセリングに訪れました。
「職場でもプライベートでも負けず嫌いが激しく、どうしても人と競ってしまい、人間関係がギスギスしてしまう」 「そのせいで〝かわいくない女〞と言われ、より『怒り』で争ってしまう」 「そんな自分を変えたい」という相談です。
彼女はカタブツばかりの超大手企業でマネージャー職に就いていました。そのポジションは女性では彼女が初で、社内の男性たちとの熾烈な競争の中で勝ち取ったのだそうです。
「会社は競争社会なので、絶対に絶対に（本人が2回言った）弱音を吐いてはいけない」と彼女は言います。
「いつから弱音を吐いてない？」
「弱音を吐いたらどうなっちゃうの？ それ、ほんとう？」
「ほんとうはなにが怖いの？」
そう、やんわりと話を聴いていくと、やがて父親へとたどり着きました。
彼女は幼いころ、感情的な父親からいつも怒鳴られて育ちました。さらに、手を上げる父親から妹弟たちを守るために、いつも必死で戦っていたそうです。
だからココロの奥底では、ほんとうは「悲しくて」泣きたかった。
でも「泣いてなどいられない」 「戦わねば」という強い思いが、会社での出世争い、とくに「男に負けてはいけない」 「絶対に勝たねば」という思いにつながっていたのです。
彼女には、そのときの思いをカラダで思い出してもらいながら、こう伝えました。
「もう、泣いてもいいですよ」
今までガマンしていた大粒の涙が、嗚咽とともに流れ落ちました。
その後、彼女は、上司にも部下にも、不器用ながら甘えたり頼ったり、時に泣いたりしながら、楽しく働いています。
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「怒り」ってなんでしょうね。
「感情」って本当はなんなのでしょう。
新刊『赤無敵』では、
こんな彼女のようなケースを
たくさん交えながら
「感情の真実」と「そのトリセツ」を
丁寧にご説明しています。
また
感情を味方にして
カラダで感情と対話する
「感情をカラダで
全肯定するボディワーク」
の方法も
掲載しています。
これはボクが普段クライアントさんに
ご提供しているもので
自分自身もいつも使っている方法です。
☆8/6(木)発売の新刊！
あなたを困らせる「ネガティブ感情」たちが
愛おしくなる本です。
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誰もがうっかり自信マンマンになってしまう 
