心理カウンセラーの
梅雨が
この長く続く梅雨。
ただでさえこの季節は
気圧の変化で一般の方でも
体調を崩しやすいのに
メンタルが繊細な方には
かなりダメージがあると思います。
で、私も多分にもれず
シンドイ状態なのですが
こんな時期だからこそ
ちょっと「喝」を入れた記事を
書いておこうと思います。
ボクの人生を変えてくれた本は
何冊もあるのですが
その中でも
『嫌われる勇気』
の存在はとても大きいデス。
ボクをアドラー心理学と出会わせてくれた
超重要な本。
アドラーの教えは
ボクの中で確実に一本の柱になっています。
この『嫌われる勇気』の中で
《「可能性の中で生きる」小説家》
の話がでてきます。
彼によると、
仕事が忙しくて
小説を書く時間もままならない、
だから書き上げられないし、
賞の応募にまで至らないのだそうです。
でも実際のところは、
応募しないという選択をすることで
「やればできる」
という〈可能性〉を
残しておきたいのです。
人の評価にさらされて
傷つきたくないし、
ましてや書き上げたものが
「駄作」だとわかって
自分の才能に失望したくないし
落選してしまう、
という現実にも直面したくない。
時間さえあれば、
環境さえ整えば、
自分には書けるはずだ、
彼はそんな
「可能性の中」に生きていたいのです。
人は「臆病」なので、すぐにこの
「可能性の中に生きる」
ということをしてしまいます。
でもこの
「可能性の中に生きる」ことをやめないと、
何一つできずに、
いつも人生が八方塞がりになります。
「決断」とは
「ひとつに決めて、他の可能性を断つ」
ことです。
「悩む」とは
「決断しないことで可能性の中に生きる」
ということです。
だからといって、
今すぐにアナタに、
何かを決断しろと
強要しているわけではありませんが、
自分がいつもぐるぐる悩んでいるのは、
「決める」ことから逃げているから、
それを決めない限り、
その苦しみの地獄から逃れられない
ということは知っておくのがいいです。
ボクも以前は
グルグルグルグルと悩みまくりの人でした。
未だにその気はあります。
でも今はそのグルグルの中にいる
「苦しみ」よりも、
あきらかに
「決めて、やってみて、工夫して、
その結果をひきうける」
そのほうがラクだし
気分が良いことをしっています。
だから
「決めて、やる」という方を選んでいます。
それでも選べない時は、
選べない自分を決して責めず、
「選べないんだな―」
「怖いんだな―」
って共感して(感情を肯定して)、
自分をゆるし手放して放っておきます。
そのうち決めたくなると信じて。
何かを決めてやってみる。
そして結果で自分を責めない。
これをしていかない限り、
「可能性の中で悩み続ける
(決断しないメリットを享受する)」
ことから抜け出すことは不可能です。
「可能性の中に生きる」のは
「怖い」からです。
(だからこの本の題名は『嫌われる勇気』)
でもその「怖さ」は幻想です。
どれだけ恐くても、です。
逆にそれだけ怖いということ自体が、
幻想の証明です。
「怖いね」と寄り添いながら、
小さな「怖い」に挑戦していく。
そんな自分を自分で
褒めてねぎらってあげる。
チャレンジしたことを
認めてあげる。決して責めない。
責めちゃうときがあっても
あとから自分をゆるしてあげる。
行動としては、この繰り返しで、
これ以上も以下もありません。
コツコツこれを続けていく。
その中心にあるのが
「自己否定をとことんやめてみる」
=「自己肯定感を育む」
実は自己否定していることも
「自分をダメな人だということにして、
ダメじゃなくなったらできるのに、と、
可能性の中に生き続ける」
ということです。
でも本当の可能性は
その
「恐れから逃げ続ける妄想の中」
にはなくて
「決めて行動してみて、
その結果を引き受ける」という
アナタの「外」にあります。
さあアナタは
どちらの可能性の中に生きますか?
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