「敵」なんていない。「敵認定」しているだけだ。

【争いは同じレベルの者同士でしか起こらない】

あなたもココロとお友達
心理カウンセラーの
かとちゃんです。

周りに「敵」が、
いっぱいいる人がいます。

たとえば「ダンナさん」が「敵」って人、
たくさんいますよね(笑)　←笑い事でない(笑)

会社の「上司」が「敵」って人も
たくさんいるかと思います。

ところでその人は本当に
「敵」なのでしょうか。

「敵」とは、

「相手が攻撃してきている」
「私に危害を加えてきている」

と “思っている” ということです。

まずそれ、
本当に「攻撃」されているのでしょうか。

・あなたのカンチガイなだけではないでしょうか。

・自分のイタいとこつかれて、
　恥ずかしさやカッコ悪さを「怒り」に
　変えてしまっているだけではないでしょうか。

・自分の期待していたカタチで
　愛情をもらえなかった、
　わかってもらえなかったことを
　逆恨みしているだけではないでしょうか。

・ただただ自分の価値観と違うものを
　勝手に「敵」だと思いこんでしまってはいないでしょうか

　

相手はもともと「敵」ではなく

そんなアナタの「エゴ」や「保身」で

「敵認定」しているだけかもしれません。

勝手に「認定」しているのは“アナタ”であって

もともと相手が「敵」なのではないのかも。

とは言ってもね、

「いや、ぜってー
　アイツ攻撃してきてるしっ！！(# ﾟДﾟ)」

って場合もあるかと思います。

ただちょっとここで考えて
もらいたいのは、

例えば最初、
なんかのすれ違いや思い込みがあって

アナタが相手を
「敵認定」したとするじゃないですか。

するとあなたは

「敵だ！攻撃だ！((((；ﾟДﾟ))))」と

あなたの中の自衛隊が「防衛」するわけよ。

でさ、
相手は仮に「攻撃」した気がなければ、

相手からしたらそのあなたの「防衛」が

「敵だ！攻撃だ！((((；ﾟДﾟ))))」と認定されて

相手の中の自衛隊が「防衛」するわけよ。

で、お互いが

「防衛」⇔「防衛」して

「私は攻撃されているんだから
　防衛のため攻撃しかえしてよい」

って言っている、ということはないかしら。

で、その「防衛」が

もう過度になりすぎて、
感情もはちゃめちゃに入り込んで
もう理性が働くなっちゃって
くっちゃくちゃになってしまっている、

というのが

今のアナタの目の前で起こっている

「戦い」で

「敵」らしきものです。

まあ、まちがいない。

別に相手と徹底抗戦して
完膚なきまでに叩きのめしてもいいんだけど、

あなたも疲弊するし

戦いは誰も幸せにしないのよねー。

だからー、

簡単ではないかもしれないが

その相手との平和を望むのであれば

アナタが相手を「敵認定」するのを
やめるしかないわけよ。

「戦いから降りる」のはアナタしかいないわけさ。

いやね、怖いよ。

だって
「相手攻撃してきてるやん((((；ﾟДﾟ))))」って
思ってるし

「私のは防衛なので攻撃していい！」って
その権利を放棄しなアカンし。

でもね

世の中の認識と反すると
思うが

「戦いは弱いものがするもの」だ、

と知っておくといい。

世の中で起こっている争いの
ほとんどが

この「防衛」⇔「防衛」で
起こっているのであれば

あなたは自分を「守られなければならない人」だ
と思っているということ。

つまり「臆病者」だということだ。

戦いを終わらせられるのはアナタ。

勇気を出すのはアナタなのです。