【保存版】なぜ「罪悪感」はあるのか？①

【罪の意識ってなんの罪？】

あなたもココロとお友達
心理カウンセラーの
かとちゃんです。

今日、友人と
動画撮影の日だったんですが

いつものボクの体調不良にて
延期にしてもらいました。

で、以前だと
こういうことがあると
ひどく

「罪悪感」

ってやつを感じてました。

「もーしわけない」
「自分の病気のために」
「時間も準備してもらってたのに」

しかし今日は
こういうのを感じなくなったなぁと
自分の成長を感じましたね。

そこで、

ココロのことを知るのに
最重要な感情「罪悪感」について

なぜそんなものが存在するのか

簡単にお伝えしますね。

今日はだいぶ理屈っぽくて超長いよ。

＊

「罪悪感」とは

簡単に言えば

「集団への“所属”もしくは
　集団の“維持”のために
　使われる感情」

だとボクは思っています。

むずい？

人は社会的な動物で

集団やグループに「所属」して
生きていく動物です。

ほかの生き物のように
強い牙や、寒さから身をまもる毛皮もなく

生まれて何年もの間、
ひとりだけでは全く生きていくことのできない
弱い動物です。

そのため集団で助け合い
知恵を発達させることで
生き残ってきました。

だから「所属」することが
生命を守り、子孫を残していくための
最優先事項なのです。

人は孤独に絶えられません。

集団に所属できず「孤独感」を感じると
人は自ら命を絶つことさえします。

自暴自棄になった人の
通り魔殺人がニュースを
騒がせたりしますが

あれは

「社会に所属できないことへの反抗」

です。逆ギレとも言います。

また、社会で健全な
所属感を得られない人が

所属感欲しさに
「あやしい宗教」にはまります。

それぐらいみんな
「所属」が大切なのです。

仲間が欲しいのです。

では人が

集団に「所属」し続けるために
必要なこととは何か？

「集団の
　ルール・価値観に従うこと」です。

ルールから外れた行動をとり
集団の秩序を乱したり

集団の維持を脅かす行動をとると

「罪悪感」を感じます。

その「罪悪感」を感じることで

集団に属し続けるための
行動のエネルギーとします。

「悪いな」
「申しわけないな」
「イヤ～なキモチだな」

というコレらの感情が、
自分を

「もう、この行動、言動を
　するのはやめよう」

と思わせる、という事です。

これが「罪悪感」。

この感情があることで

みんなが好き勝手
行動しないように

集団を維持し、所属させるための

“ストッパー”になっている、

ということです。

余談ですが

「人は本来、善なのか、悪なのか」

という議論がありますが

この議論自体が、
「善と悪」の明確な定義が
ないため無意味なのですが、

「所属する集団に対して」

と枕詞をつければ

たぶん「善」だと思います。

なぜならば「罪悪感」という

「悪」へのストッパーがついているから。

「罪“善”感」という感情はないのです。

逆に善いことをすると
脳内に報酬系のホルモンが出て
どんどんやりたくなります。

ここまでで、「罪悪感」とは

「集団に所属するため、もしくは
　集団を維持のために使われる感情」

とご説明しました。

長くなったので後半につづきまっす（＾ω＾）
　
⇒　『なぜ「罪悪感」はあるのか？②』

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