記憶はウソつき | 【ココロと友達】大人の自己肯定感を育てる専門家かとちゃん

【ココロと友達】大人の自己肯定感を育てる専門家かとちゃん

うつや病気で休職3回を経験。今は心理カウンセラーとして優雅に生きるかとちゃんが、「自己肯定感の育てかた」をお伝えしています。

あなたもココロとお友達、
心理カウンセラー見習いの かとちゃんです。


明日、すっごい久しぶりに
昔の仲間と集まることになりました。

20年前、
誰も知り合いのいない東京へ飛ばされ、
寂しい想いをしていました。

誰か友達欲しいなと思い、
まだインターネットが普及していない時なので
NiftyServe(パソコン通信)を通して
その仲間たちと知り合いました。(なつかしすぎる…)

みなで楽しく映画を観ようという集まりで、
映画がそこそこ好きなただの酒飲みたちが
月一ぐらいのオフ会に大勢集まり朝まで飲む。

老若男女、職業バラバラ、男女半々。
当時20~30人ぐらいは入れ替わり立ち代り
いつも集まってたかな。

そんな感じの場所でした。


ただ、その頃のボクは
かなり対人恐怖と劣等意識があり
そんな場所に参加していたワリには
人づきあいが超絶ニガテでした。

うまくハナシができなかった。
人が集まる場所はボクには相応しくない。
ボクはみんなに受け入れられていない。
こんなボクは好きじゃないに違いない。

飲んでる最中や、帰ってきたあとも
寂しさや自己否定感に襲われていた、
そんなことばかり記憶に残っています。

まあ今ではここまでの事は思ってませんが
当時のことを思い出すと
今回の飲み会にも
ちょっとニガテ意識があることは確か。


ところが今回、
飲みネタにでもしてみようと
当時の写真を引っ張りだしてみました。


あれ~?

ボク、笑ってる。
しかも満面の笑み。

あの写真も
この写真も
超たのしそう。

オッカシイな~。
もっと寂しそうな辛そうな顔してる写真ないの?
ボッチの写真はないの?

ないね~。
誰が見ても
楽しそうやね~。
ニセモノではこの笑顔はムリやな~。
皆んなと超楽しんでるな~。


当時の苦しみを証明するものが一枚もない。
探しても探してもないんです。

「あー、またやっちまった。」
「好きで不幸を握ってたな~。」

って思いました。

仮に、当時のそのココロの苦しみが本当だったとしても、
これだけ笑って楽しんでる自分もいた。
その事実は間違いない。

自分にダメ出ししてた部分だけクローズアップして
自分が不幸であった理由だけ
また後生大事に握ってました。


お前ほんと「自分は不幸」好っきやの~。
┐(´д`)┌ヤレヤレ


あらためて今考えてみると、
楽しかったことがいっぱい思い出されます。
みんなが自分を好いてくれていたのもよくわかります。

自分の内側だけで記憶を盛って盛って捏造してました。
心屋で言う「記憶は700%ウソ」ですね。



まあ、冷静に考えればそんなはずなかったんです。

こうやって仲間たちが、
一緒に飲もうって誘ってくれて

しかもその場所で
今のヨメまで見つけているんだから。



明日が楽しみです。






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