リーダー | 【ココロと友達】大人の自己肯定感を育てる専門家かとちゃん

【ココロと友達】大人の自己肯定感を育てる専門家かとちゃん

うつや病気で休職3回を経験。今は心理カウンセラーとして優雅に生きるかとちゃんが、「自己肯定感の育てかた」をお伝えしています。




みんな誰でもたくさんの仮面(ペルソナ)をかぶって生きてます。

 男として、女として
 大人として、子どもとして
 親として、子として
 父として、母として
 兄として、姉として、弟として、妹として
 先生として、生徒として
 先輩として、後輩として
 友達として
 上司として、部下として、同僚として
 医者として、患者として、看護師として
 社会人として、各職業人として
 日本人として

相手によって、環境によって、
その都度その都度、
別の役柄の仮面をかぶり変えては生活してます。

まれに仮面を全然かぶらない人もいますが、
人間は社会的な生き物なんで
多かれ少なかれかぶってっいるのが普通です。

仮面をかぶるとその役柄用のルールが発動されます。

 男だから泣き言を言ってはイケナイ
 母だから優しくなければイケナイ
 兄だからガマンをしなければイケナイ
 先生だから厳しくしなければイケナイ
 先輩だからおごらなければイケナイ
 友達だから一緒にいてあげなければイケナイ
 上司だから部下を導いてあげなければイケナイ
 医者だから威厳を保たなければイケナイ
 社会人だからちゃんとしなければイケナイ
 日本人だからもっと空気を読まなければイケナイ

もちろん良いルールもあるんですが、
そもそもルールってのは行動を縛るものですから
その人の自由を奪う可能性があります。

ボクは社会に出てから

 社会人は泣き言は言わず働かネバナラナイ
 上司になったから部下より仕事も出来ネバナラナイ

みたいなのに縛られ、
気がついた時にはガンジガラメになって
身動きがとれなくなっていました。



仮面のルールが恐ろしいのは、
仮面とルールががっちりセットになっている場合が多い
ということです。

以前、自分の法律という記事で、
ルールのハナシはしましたが、
これが仮面と一緒になるとさらにタチが悪くなります。

人は仮面をかぶった時
そのルールが自動適用されたほうが
ラクにその仮面をかぶり続けられます。
判断を必要とせず、作業にできるからです。
だから仮面とルールはタッグを組みます。

するとそのうち何が起こるか。

仮面に自分を乗っ取られてしまいます。

仮面の方に主導権を握られ、
本来の自分はどこかに隠れてしまいます。
判断の入り込む隙を与えません。

必ず何処でも仮面をかぶっている人で
仮面を外す場所を持ってない人は
どれが自分かさえも忘れてしまいます。


でもね、

仮面は仮面なんです。
いつでも外せるはずなんです。

さらに

仮面とルールは別物なんです。
この仮面にはこのルールなんてのは
アタナがどこかで決めてしまっただけで
間違ってたり、状況に適さない場合もあります。

だって、上に書いたルールに
違和感ある人も一杯いるでしょ。

だから
ルールでさえも書き換え可能です。


「じゃあ、私の仮面はがしてよ!」

って人いると思います。


どうしたらはがれるか、
どうしたら乗っ取られないか知ってます?

 「自分のリーダーは自分なんだ!」

ってハラを決めることです。

仮面じゃないよ、自分だよ。
いつも自分が自分でちゃんと判断するんだよ。
失敗しても、自分で責任とるんだよ。仮面のせいにしないよ。

それだけです。

仮面をかぶることは悪くない。
ようは自分の意志でその仮面を使えてるか。


最初は結構たいへんですけど、

仮面をはずして吸う新鮮な空気は

とってもオイシイです。








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