自分の法律 | 【ココロと友達】大人の自己肯定感を育てる専門家かとちゃん

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うつや病気で休職3回を経験。今は心理カウンセラーとして優雅に生きるかとちゃんが、「自己肯定感の育てかた」をお伝えしています。

人が苦しんでいるのは
その人が自ら作った法律に
縛られているからって言います。


法律ってのは

「○○してはいけない」
「□□でなければならない」
「△△は自分にはできない」

みたいなやつです。


親や先生、環境などにより
この法律が自分の中に作られていくのですが

・自分が正義だと人を裁くための免罪符
・あいつはいいなという妬み
・オレにはできないという拗ね

などの元となり、
「怒り」や「悲しみ」などを生み出しています。


斎藤一人さんは
この法律のことを「悪徳裁判官」だと言っています。
まさに自らを裁く法の番人です。



最近のボクはその法律を
ひとつずつ、もしくはまとめて
停止・廃止・失効
していっています。

そのためには
だいたい法を破る必要があるので
勇気が必要になるのですが

最近は恐る恐るながらも

これはもういらない
これは一時棚上げ

と少しずつ自由になる自分を
楽しんでいました。


ところが昨日あることをキッカケに
また新しい法律を作ってしまっている
自分に気が付きました。

「○○はやってはいけない」

うわっ、またやってる!と思いましたが
それに気づけるようになったのは
かなりの進歩です。


そしてその立法プロセスを
冷静に観察してみると

「恐れから自分を守るために作っている」

ということがよく分かりました。

 怒られないように
 笑われないように
 失敗しないように
 カッコ悪いと思われないように

それはもうただの作業として
ごく自然に頭の中で行われていました。


そして、
これって特別なものじゃないんだなー
ってことが良くわかりました。

 「熱湯には触ってはいけない」
 「刃物で遊んじゃいけない」

みたいなごく当たり前なことの
延長線上で作られている。
脳内プロセス的には。

たしかに強大な法律も多いけど
それも積み重ねや大きな外的ショックによって
作られているだけ。


つまり、この法律みーんな

「自分を守ってくれていたもの」

なんですよね。


だから

なぜこんな自分になってしまったんだ
どうしてこんな性格になってしまったんだ

って自分を責めるのは
法律にしてみればオカドチガイな訳で

「いままで守ってくれてありがとう」

って感謝してあげることで
手放していけるのかなって思いました。


そうすれば自分を優しく許すことができますね。



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