俺的微妙ゲーその81『ドラゴンクエストVI 幻の大地』 | 俺的糞ゲー処刑ブログ

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ドラゴンクエストVI 幻の大地
このゲーム、基本システムや戦闘は今までと同じで良いのだが、夢と現実の二つの世界を頻繁に行き来するため、
どっちにどの街があったかがわかりにくく、乗り物も種類が多く煩雑で遊びにくい。
また、ストーリーもいまいち面白くなく、前半のムドーを倒すまでは仲間キャラも立っていてまあまあだが、
その後は個々のイベントをこなすだけで仲間の存在感がなく、内容もキャラを長々と尾行する面倒くさいものや、
街中をうろうろして変装した奴を見つけるイベント、見た目の変わらないつまらないドレッサーコンテストなど、
ろくなものはなく、ドラクエ4へと繋がる天空シリーズ最終章の割には特に説明もなくあっけなく終わるのは
何とも消化不良で煮え切らない。

システム面でも、便利なふくろが登場したのは良いが、職業システムは自分より強い敵を○回倒す、という
曖昧なもののため、本当に熟練度がもらえているのかがわかりづらく、各仲間キャラもハッサンは格闘系、
バーバラは魔法使い系という個性があるため、いまいち職業を選択する必要性が感じられず、
モンスターもたったの18種類しか仲間にならないという中途半端さで、アモスというキャラは選択肢を
間違えると仲間にならないなど、ドラクエにしては遊びにくい要素が目立つ微妙な出来となっている。

その後、今作はDSでリメイクされたが、仲間との会話システム以外は特に追加イベントや追加ダンジョンなどもなく、
モンスター仲間システムが廃止されて特定のスライムが仲間になるだけのよくわからないものになったり、
スライムカーリングというつまらないミニゲームが追加されるなど、こちらもいまいち何をしたいのかわからない
微妙な出来となっている。

とは言え、ルーラで別世界を行き来できたり、ダークドレアムが単なる色違いじゃなくなり、モンスターの
アニメーションもパワーアップするなど、良くなっている部分も多いリメイク版ドラクエ6。
ドラクエ7をリメイクするとすれば、モンスター職を廃止して普通にモンスターを仲間にできるようにしたり、
石版の場所をわかりやすくしたり、ルーラで二つの世界を行き来できるようにしたりなど、
遊びやすく作り直して欲しいものである。