こんにちは。
「安達裕実 離婚!」のニュースに、田代まさしの「どじょうを食うなら、鍋をくれ!」のギャグを一番最初に思いつくkusi750です。( ̄_ ̄)
< ・・・・(ー_ー)
えーと、前回は全波整流化への理論を長ったらしく書いたのですが、
早い話が、発電容量を増やすだけです。 (^ 0 ^)
で、今回からが実践編です。
KSR君を全波整流化するときに問題となるのが、ライティングのラインをどうするかです。
多くの原付に見られるように、KSR君のライティング系もコイルで発電した交流電流(AC)を充電系とは別ラインとし、簡易なレギュレーターを通して、そのまま交流電流(AC)で使用しております。

※こんな感じでコイルの途中からライティング系のライン(黄色い線)が取り出されています。
全波整流化する方の多くは、HID化が目的のため、ライティング系も直流(DC)化して、バッテリ電源から配線を引き直すのですが、
私のKSR君の場合は、常時点灯のスイッチを流用しているため、ライトのON-OFFができません。
今までは、発電コイルから直接引いているライト系はエンジン始動まで点灯しませんでしたが、
ライティング系をDC化すると鍵をONすると即ライト点灯となり、何かと整備時にバッテリを気にしなくてはいけなくなってしまいます。(> 0 <;)
そこで、ライティング系はそのまま純正の交流ラインを残したいと思います。
ですので、対策レギュレーターを外し、一旦純正のラインに戻します。

そして、下図のように新しくレギュレーターからのハーネスを新設します。

※クリックすると大きくなって見やすくなります。
ちなみにメインハーネスには加工しませんので、戻そうとすれば簡単に元に戻せます。(^ 0 ^)
早速、KSR君の発電コイルの加工を行います。
左側のケースカバーを開けると発電用の磁石を兼ねた、フライホイールが現れます。
フライホーイールの回り止めをしながら、センターナットを外します。

センターナットを外しただけでは、フライホイールは外れないので、フライホイールプーラーを使用して外します。
ちなみに差し込みサイズは27mmの1.0ピッチの逆ネジです。
自分では持ってなかったので、ハヤブサ乗りT君のところに借りに行きました。

最初は逆ネジがわからず、一生懸命ねじ込んでも全然入っていきませんでした。(> <;)
後から十字部分をねじ込んでフライホイールを外すのですが、かたくて回りません。( ̄ _  ̄#)
そこで、いらないインナーチューブで延長して回します。

取れました。

フライホイールも軽量加工すると、レスポンスがビンビンになるそうですが、
一気にやってしまうと効能がよくわからないので、ステージ1の結果が出てからやってみたいと思います。(^ 0 ^)
中にあるコイルを外してみてみると、確かにコイルの一端がベースにアースされています。

そこで、ベースから取り外して、半田部分を半田ごてで溶かして外します。

新しく配線を一本用意して、アースしていたラインと半田で接続します。

あとは、他の部分に触れ無いように接続部を熱伸縮チューブで保護し、他のラインと同じように配線します。

そして、コイルから出ているラインの4極コネクターから、電力線であるピンクケーブルを抜き、
新しく配線したケーブル(これもピンクで統一してみました)とともに、新しく追加した2極コネクターにまとめておきます。

※この2極コネクターを新設のレギュレーターからのハーネスに接続します。
配線が終わったコイルは元の通り戻します。4極カプラーも元のメインハーネスのカプラーに挿します。
次は、ジョルノクレアのレギュレーター設置とハーネス作りです。(^ 0 ^)
つづく