小豆農家の森田農場さんのネット通信から数年前に得た情報を元に、
私なりに勝手に解釈した所もあるやり方です。
渋きり(茹でこぼし)を一回しますが、
本別の小豆はしっかりした渋みが残ります。
小豆の渋みは気候によっても違うそうですので、
渋みがない方が好きな方は、
味見して2回目の渋きりをしても良いですし、
渋なぞ気にならんと言う方はしなくてもよろしいかと思います。
渋みが少ないと上品に、
渋みが強いと野性味あふれ小豆が小豆の味になります。
他の豆と違って、
小豆の皮自体は水をあまり吸収しない物で、
さらに冷たい水に当てると皮の透過孔が塞がってしまうので、
水では洗わない、刺し水もしない。
煮る前に水に漬けておきたい場合もお湯にする方が良いのですが、
漬けて置く効果はあまりないので、
漬けて置かなくてもオッケー。
お湯で洗った小豆は鍋に沸かしておいた熱湯に入れます。
今回の豆は500g。
中火で20分煮ます。
この間に二回目の熱湯をヤカンなどに沸かしておいてください。
茹でこぼします。
私は茹で汁をボールに受けておきました。
豆は同じ鍋に戻しました。
熱湯を入れて、今度は弱火で30分煮ました。
茹で汁は「小豆茶」として飲みます。
温めても冷たくしても、甘くしても飲めます。
小豆好きには是非、飲んでみていただきたいです。
炒った小豆を煮た小豆茶もありますが、
小豆の渋みを楽しむならコレが最高です。
冷蔵庫で2~3日しか持たないそうです。
まずは、ほやほやホットのストレートを。
30分弱火で煮た小豆はまだ硬いです。
保温鍋で一時間保温します。
一時間では全然ダメなので、温めてからもう一時間、温めてもう一時間、、、
夜になってしまったので、
もう一回だけ温めて保温して放置しました。
朝になって見たら、水分が無くなるほどに膨らんでいました。
豆によってはコレが一時間でこうなる時もあるのですよ。
今回はⅯサイズの保存袋に分けて入れます。
400gが4袋と鍋には300g弱。
これを善哉にするには少し水を入れて砂糖を加え、
餡子にするには砂糖を加えて水分を飛ばす必要があると言う状態です。
平らにして冷凍庫へ。
今回は鍋に残った300gを、善哉にしようと思います。
その様子はまた次回。