前回補修専用のアイテムの選び方を記事にしましたが、見つけたアイテムを紹介しようとしたところで、まさかの規定文字数4万字越えのため、アメブロにアップロードできない!という、前代未聞の事故にあったため、その続きをこちらでご紹介いたします。

未知なる魅力いっぱい!1度は試したい、髪の補修専門のアイテムたち!

まずは、商品の見方から、、、
化粧品の良し悪しの見方は
 
値段
 
 
全成分表示
 
にそのすべてがかかってきています。
 
値段はわかりやすいですよね?
問題は全成分表示です。

全成分表示とは、主にパッケージの裏面に有る配合成分の一覧表のことで、配合された成分は残さず記載されています。
これにより、お肌の弱い方なんかが、アレルギー物質や刺激物を避けるのが、現代の主な使われ方といえると思えますが、もう一つ重要な使い道があります。
 
そのアイテムの価値を根拠から見抜くこと
 
です。

当然のことですが、配合成分には、目的が必ずあります。
無意味に入っていることなどありえません。

その目的を見抜くことで、そのアイテムがどんな効果が期待できるのか?が理屈で見抜けてしまうわけです。
 
ですから、各化粧成分がどんな効果をもっているか知っておくこと、知らないものが出てきたときに、間違うことなく見極めるために、信頼度の高い情報元をえておいて、参考にすることが重要という訳ですが、もう一つ重要なことがあります。
 
配合量です。
 
いくらあなたの目的に沿った、期待できる成分が入っていたとしても、全体の1%にも満たないというような配合量では、期待した変化は起こせない!という風な心配があるためです。
 
ただし、配合量を数値で知るのは現状の化粧品界では、不可能に近いです。
が、参考程度に見抜くのは可能です。

全成分表示には

  • 配合量順に記載

  • 全体の1%以下の配合のものからは順不同でよい

というルールがあるため、記載の順番を見ていくことで配合量の目安に利用できます。

今回はここに注目して、
  • 補修成分高配合
  • カチオン低配合
  • 期待する成分が、目的のはっきりしない、植物エキスなどの余計な成分より上位に記載されている
などを基軸に良質で正直品質な補修化粧品を探してきました。
 
本当に希少な髪の補修専用型化粧水。
 
探索は地獄めぐりでしたw
 
まずは、これは!!!!
と思ったものを、全部ご紹介します。

 髪のNMF原料混合液」トリートメントの素・70ml

アマゾン価格

 

1,442円です。

 

原材料・成分

水、DPG、ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン(羊毛)、ベタイン、PCA-Na、ソルビトール、セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、リシン、アルギニン、トレオニン、プロリン、香料(ラベンダー油)

※赤背景が補修効果の期待できる成分です。

 

おススメポイントを解説させていただきます。

加水分解ケラチン高濃度配合

 

全成分表示を見ていくと、基材となる、水、DPGの次に記載されているのが

 

ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン(羊毛)

 

という成分です。
この成分がこのアイテムの主役!となるわけですが
このながーい名前の成分は、

 

羊の毛
 

を材料にしてつくったケラチン

そのケラチンを、細かく分解し、さらに補修力を上げるためにカチオン化した成分との事。
カチオン化したケラチン?

ただの加水分解ケラチンと何が違うの?というと、


より補修力が高い

 

のだそう。


なぜかというと、そもそもマイナスの力を持つ髪やお肌の表面。
ダメージ箇所はさらに強力なマイナスパワーをもつ傾向にあるそう。

 

だから、補修成分にプラスの静電気力をもたせる(カチオン化する)ことでダメージ箇所への誘導を促し、吸い付きを良くなるため、補修効果を向上させる期待が持てる!という理屈なのです。

前回の勉強で、加水分解ケラチンすごいじゃん!と思っていたのですが、、、、
うーん。上には上がいるものですね?

化学すごい、、、、

ケラチンだけじゃない!アミノ酸や保湿系タンパク質がさらに配合されている!

ケラチンに加え、9種のアミノ酸補修成分の追加配合や、NMFに実際存在する潤い成分PCA-Na、高い保湿性が魅力のベタインも配合!
これは頼もしい。

余計なものは入っていない!正直設計!

質感調整のための成分や、仕上がり改善のためのジメチコンなど、余計な成分は一切入っていません。
防腐剤すら入っていないのですから驚きです。


厳密には『香料』(ラベンダー油)がいるけど、、、、w
まあ、個人的には香料は入っていても気にはなりませんが、そうまでして入れた香料。
逆になんでいれたんだか、実際の香りが楽しみといったところですねw

ただ、化粧品界でこれだけの純粋な全成分表示は極めて稀。。。。

 

何故なのか?
とおもったらその理由と見られる、驚きの情報が商品紹介ページにありました。

使用方法です。


アマゾンでの使用方法を抜粋させていただきます。


お手持ちのトリートメントに20%位混ぜ、通常のトリートメントと同じように髪に塗っていただき、5~10分そのままにしてから洗い流してください。できれば20分程度おいてから洗い流すとさらに効果的。また、シャンプーやリンスなどのヘアケア商品に混ぜてご使用していただくこともできます。

 

とのこと。。。。

 

個人的には、トリートメントやシャンプー、リンスはカチオン界面活性剤などの刺激となりうる成分が高配合されている心配があり、出来る限り早く残さず流す!が正しいといえるので、この製品単独ならともかく、混ぜて使う場合、『○分つけておいてから』は基本やめた方が良い。と思いますが、、、、

 

話がそれました。何故こんなに正直品質、正直設計なのか?というと、、、、
ようするに、

 

ボトル設計や防腐成分配合による防腐性能、

 

質感調整成分などによる触感

 

カチオンによるシャンプーのゴワツキ対応など

 

は他社のトリートメントに丸投げ状態という訳ですよねw

面白い発想です。というより、こんなんありか?と思える初めての商品です。


でも、、、、

私にとっては渡りに船。

 

結果的に個人的に最も欲しかった素晴らしい設計となった可能性が非常に高いですよね。

 

当然、この製品、今回は単独での使用を考えています。

じゃ無いと本末転倒ですからねw

 

なので、

冷蔵庫で保管する!
早めに使い切る!
真水(ミネラル豊富な水道水じゃないよ?)で薄めて使用する!

などの考慮を考えています。
 

では、次のアイテム、、、

ナプラ CPモイスト 200ml

AMAZON価格

 

¥1,386

 

 

原材料・成分

水、エタノール、グリセリン、BG、ジメチコノール、セラミド2ジラウロイルグルタミン酸リシンNaクオタニウム-33、コレステロール、ヒドロキシプロピルキトサン、ポリクオタニウム-51、クオタニウム-18、ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン(羊毛)、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、カミツレ花エキス、フユボタイジュ花エキス、トウキンセンカ花エキス、ヤグルマギク花エキス、ローマカミツレ花エキス、ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na、硫酸Na、PG、(C12-14)パレス-12、フェノキシエタノール、イソプロパノール、メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン、プロピルパラベン、香料

※赤背景が補修効果の期待できる成分です。

 

おススメポイントを解説させていただきます。

数々の豪華補修成分配合!

まず、大注目のセラミド2配合!ヘアケアアイテム。

お肌あいての化粧水では、セラミド高配合のもの、探せば結構あったのですが、ヘアケアで高配合は極めて稀。
ジメチコノール(さらっとした感触の特徴があると言われるシリコン)の次に記載があります。


で、次にあるのが高級成分ジラウロイルグルタミン酸リシンNa。
これは前記事で紹介したぺリセアのことです。
この成分が、自ら補修成分となるばかりか、ケラチンやセラミドの浸透促進を促し、補修効果の期待値を引き上げてくれます。

 

さらにさらに、次点配合のクオタニウム-33は、キューティクルのCMC(髪の潤い成分)18-MEAをカチオン化することで、通常よりダメージ箇所へ誘導吸着させることが期待できる優秀成分です。これにより、髪本来の撥水力を取り戻し、且つ、ツヤを取り戻す期待が持てます。

まだいます、ヒドロキシプロピルキトサンつまりは前記事紹介のキトサンのことですね!
キトサンは水で流せるシリコンの上位成分といった感じ。これにより、ツヤや指通りを良くしつつ、日中時の数々の刺激から髪を守り、夜のお風呂であっさりオフすることが可能!というわけですね。

 

最後は、前アイテムでもご紹介したカチオン化した加水分解ケラチンです。
 

相当なラインナップ。
 

1,400円の意味がわからん。

何よりの朗報!正真正銘のアウトバス補修専用アイテム!

先に紹介した
 
 
もアウトバスで使えるといえば使えますが、本来の使い方は、トリートメントに混ぜて使う。
つまりは、徹底して洗い流して使うものですよね?
 
これに対しナプラは正真正銘のアウトバス。洗い流さなくて問題の無い化粧品です。
これが何よりの朗報。そして、超豪華な補修成分複数種配合!
であったときは、これを捜し求めていたんです!と感動さえしました。
 
つぎに変り種。
 

fracora(フラコラ) 髪 髪原液 プロヘマチン原液 100mL

 

AMAZON価格

 

¥3,667

原材料・成分

 

水、BG、フェノキシエタノール、ヘマチン、キサンタンガム

 

かなりの変り種。

 

とにかくヘマチン!

一度は使ってみたい。。。。
というのも、美容師さんにとっても評判が良い成分といえば、
 
ヘマチン
 
個人的に情報収集時、美容師さんのブログやHPで良い成分としてとりあげられがちな印象のある成分です。

パーマやカラーを施術する美容師さんたちですから、パーマ剤なんかのダメージケア且つ、抗酸化作用による残留成分の除去に相性がよいとされるヘマチンが、美容院でとりただされるのは、必然的。

 

ただ、純粋なヘマチンを見たのはこのアイテムがはじめて!
普通はシャンプーやトリートメントにお供え物のように配合されるのがほとんどですからね?

 

ヘマチンの是非!を試すのにもってこいのアイテム!

 

ちなみにヘマチンはそもそも黒いそう。

ヘマチンを選びたいのなら、黒さに注目!

といった情報も有りました!

 

一度は使ってみたい、、、、

髪も黒くなるのだろうか、、、、

ただ、ちょっと高い、、、、

 

ついに!髪の健康作戦。準備完了。

長かった美髪健康シリーズ。
勉強にアイテム探し、、、、苦労しました。
 
むしろ禿げさせられたかもしれません。
早く実践せねば。。。。
ただ、補修に関しては、ちょっとアイテム巡りにあながありそう。
 
もうちょっと探してみて、今月末くらいに実践していこうと思います。

結果をご報告できる日を楽しみにしております!
 

美髪を生み、守り、補修する。髪の健康を守るには?
ついにその4、最終回。
長かった、、、

 

最後の作戦は、もっとも期待しちゃう作戦

『補う』

 

です。


なぜ?期待してしまうのか?
 

それは、、、

 

使ったことの無い、未知の領域だからです。


もちろん、補修が期待できる成分が配合されたリンスなどは使ったことがありますが、そうした製品の主たる目的は、厳密には補修ではなく、シャンプーのゴワツキを抑えることなどの別に有ることがほとんど。

 

今回選びたいのは

補修専用のアイテム!

どんなアイテムと出会え、どんな効果が現れるのか!

ワクワクが止まりません!

多方面からのアプローチでダメージ髪の補修をはかる!

そもそも、補修とは何をどうするのか?
調べてみると、、、、、
 
髪の補修とは、基本、毛髪の成分に近しいか、まったく同じものを髪のダメージ箇所に与えることで補うことを言うようです。
 
となると、髪の成分は1種類じゃあありません。
すなわち、補修成分は1種や2種ではありませんよね?
 
そこで、、、
 
まずは毛髪の成分について勉強しなおしてみました。

髪の補修は、髪を知ることからはじまる

まずは髪の構造と成り立ちからみていきましょう。

コルテックスという髪の束がいくつも束ねられていて、キューティクルという髪の鱗に幾重にも包み込まれ守られているといった感じ。
割と単純なつくりに見えますね。
それぞれ簡単に解説していきます。


メデュラ

 

髪の中心にあたる部分で空洞になっています。
メデュラが存在しない髪の毛もあったりするようで、何故存在するのか?どんな働きがあるのか?未だはっきり解明されていません。
少なくとも、人から見て喜ばしいこととして、弾力や柔軟性に一役かっているといわれています。

コルテックス

髪内部の大部分を占める細胞で、

 

主に

 

ケラチン

 

と呼ばれるタンパク質の一種で構成されています。
ケラチンは、たくさんの種類のアミノ酸成分たちが、さまざまな化学結合によって連結していて、これにより柔軟性や強固性を実現していて、壊れにくい性質をしています。

ケラチンは、あの頑丈な爪と同じ成分です。

爪を触ってみればお分かりになると思いますが、柔軟さと頑丈さを兼ね揃えていて、実験によると耐熱、耐冷却にも非常に優れているとか。

コルテックス一本一本は非常に頑丈に出来ているというのも納得です。

ただし、コルテックスを構成するアミノ酸成分同士の結合には、髪一本一本、あるいは人によって、非常に多様性があり、結合の仕方次第で、

 

髪のケラチン密度

 

が変わってくるそう。
そして、ケラチン密度が低ければ、比較的扱いやすい分、柔らかく、脆く、水に弱い髪となる、高ければ、扱いにくい分、硬く、頑丈で水などに強い髪となるそう。

 

ですから、このケラチン密度の個人差が原因で、硬い髪、柔らかい髪、水に強い髪、弱い髪などなどの

 

髪の個性

 

が決まるとの事です。年齢によって、髪質が変わるのも納得ですよね?


また、コルテックスは、タンパク質とお水の共存によって弾力と高いシールド能力を保っていて、この水分保持能力をになう成分がケラチン以外にたくさん存在しているそう。
いまだそのすべての成分とメカニズムが明らかになっていないことから、そうした成分を

NMF   (ナチュラル:自然の モイスチュアライジング:保湿 ファクター:要因)

と総称し、研究がすすめられているとの事。

キューティクル

こちらも、ケラチンが主成分となっているそう。
うろこ状に規則的に並んでいて、平均で6~8重になっており、髪内部を外部刺激から守ってくれています。
また、キューティクルは透明なため、光を反射して、ツヤを演出する

『美』

の役もになっているそう。
健康なキューティクルは、光を均一に反射することで、

「天使の輪」

と呼ばれる髪のツヤを生むそうです。

 

このキューティクルが、お水や熱によってめくれてしまい、髪内部への刺激の侵入を許してしまうことから、お風呂が髪を傷める大きな要因となっているわけです。

 

CMC (Cell:細胞 Membra:膜組織 Complexne:いくつかの部分から成る)

 

絵に名前は有りませんが、CMCはコルテックス同士の間に存在するさまざまな成分たちのことで、NMFと同じく髪の潤いをになう成分たちの総称です。

セラミドが有名ですね。


まだまだなぞの多い部分ですが、髪の潤いの主役として、大変注目されている部分です。

 

以上となりますが、実はもっともっとミクロの世界で見ていくと、コルテックスも、更にいくつかの束で出来ていたり、キューティクルにもお水に親和性の強い部分、疎水性の部分などが存在し、まだまだ奥深い世界が切りなく広がっているそう。
 

やはりなかなか手ごわい、、、

 

髪の主役!ケラチンの補修!

どうやら、コルテックスにせよ、キューティクルにせよ、髪の主体は

 

ケラチン

 

ですよね?

ですから、髪の補修をするならば、まず注目すべきは、ケラチンの補修!に注目するべき!と考えます。


単純に効果が高そうだからです、、、
ですよね?あってるよな、、、

ではまず、どうすれば、ケラチンを補修できるのか?を考えるのが補修作戦のはじめの一歩。

 

ちょっと化学チックになりますが、簡単にケラチンをはじめとするタンパク質の補修のメカニズムを説明いたします。
(というか、、、私も雲をつかむ程度の理解しか出来ていません。いつもの事ながら、参考程度にご容赦を)

ケラチンや、コラーゲン、私たちの体の多くは

 

アミノ酸

 

から出来ています。
じゃあ、アミノ酸って何か?というと

アミノ基とカルボシキル基と呼ばれる化学構造を両方もった成分の総称です。

そして、アミノ酸の特徴は、、、

各アミノ酸同士のアミノ基とカルボシキル基が

ペプチド結合

 

なる化学結合で合体できることだそうです。

なるほど、髪の主成分、ケラチンもアミノ酸の集合体ですから、傷んで欠損した部分にアミノ酸成分を与えれば、補修できるというのもなんとなく納得できます。

だから、数々のアミノ酸が補修成分としてシャンプーやリンスに配合されていたのですね?
では、アミノ酸にはどんなものがあるか?

 

とりあえずネット上で見つけたものを適当にあげてみます。

  • バリン
  • ロイシン
  • イソロイシン)
  • グルタミン
  • アスパラギン酸
  • グルタミン酸
  • アルギニン
  • アラニン
  • プロリン
  • システイン
  • リシン(リジン)
  • トレオニン(スレオニン)
  • アスパラギン
  • フェニルアラニン
  • セリン
  • メチオニン
  • グリシン
  • チロシン
  • ヒスチジン
  • トリプトファン
  • etc etc....

すごい数が簡単に出てきました。
これらはすべてアミノ基とカルボシキル基+何かで出来た成分たち、つまりアミノの酸です。
※細かいことを言えば定義にそぐわない成分もありますが、一般にはアミノ酸として扱われ、補修としての効果は期待できるそうです。

なにかといえばアミノ酸がすすめられる世の中

サプリや化粧品などで良く耳にする成分が多いですね?
評判こそ良いですが、食事に摂り入れれば摂り入れるほど良いってのは間違っているそう。。。。
また悪い癖、話がそれそう。
なので、その話はまた別の機会に、、、

 

では、これらの成分が髪の補修に等しく良いのか?そんなはずは無いですよね?

ただ、どの成分が1番補修に向いているのか?を調べてみましたが、確信の持てる情報はありませんでした。

でも、どう考えても、髪の補修をするにあたって、まずはじめに考えるべきは

 

実際に髪に多く存在するアミノ酸

 

ですよね?


そこで、髪の主成分、ケラチンがどんなアミノ酸で出来ていて、どんな構成なのか?を調べてみました。

 

様々なデータが出てきたものの、(民族や男女などで個体差が当然ありますものね?)
 

順位や数値はほぼほぼ共通

 

1位 シスチン(システイン同士が結合したもの) 15-20%

2位 グルタミン酸 10-15%
3位からは下記の成分が5-9%でほとんど同率

グリシン

チロシン

ロイシン

セリン

アルギニン

トレオニン(スレオニン)

アスパラギン酸

アルギニン

 

といった感じ。
 

当然一位のシスチンに注目ですよね!


シスチンといえば、髪の勉強を始めたときに強く印象に残った成分です。

何故、印象に残っているか?

それは、髪が強力な強度を持っている最大の理由が、システイン同士の結合

シスチン(ジスルフィド)結合

 

と呼ばれる強力な結合をもっているから、という重要な情報が記憶に残っていたからです。

ちなみに、このシスチン結合、酸化剤や還元剤で切ったり、付け戻したり出来るために、
パーマや縮毛矯正に利用される結合です。

 

形状を変えるために、切ったり付け戻す髪の化学結合。

すなわち、

 

髪を成り立たせている主役となる結合

 

といえるわけです。
 

ですから、当然、シスチンは髪の補修においても、主役となりうる成分といえるわけですね!
で、シスチンを髪にくっつけるにはどうするべきか?

というと、酸化が必要ということです。
 

簡単に
酸化といえばリンゴが黄ばむあれですね?
 

じゃあ、酸化の正体とは何なのか?何故黄ばむのか?

というと、、、


空気中の『酸素』がりんごの成分の電子を奪い変化させるからだそう。

この現象を促すのが『熱』なので、りんごをはじめとする多くの食材は酸化による劣化を避けるため、そもそも酸素に触れづらいようにラップをしたり、冷蔵庫で熱を避けて保管したりするわけです。

つまり、ケラチンを補修するには、ケラチンの主成分シスチンを髪のダメージ箇所へ塗布し、ドライヤーをつかって、空気中の酸素を含む空気を熱波として与えればよいわけです。

酸化といえば、劣化と思いがちですが、ダメージ髪とシスチンでは補修を促す現象といえるわけですね?
 

世の中あべこべだらけだ。。。。

 

思い込みは厳禁ですね?

 

なるほど、、シスチンの補修効果についてはわかった。


でもシスチンだけでよいのか?

 

と思いつつさらに、髪のアミノ酸組成を調べていたら、別口で興味深い出会いが、、、

 

加水分解ケラチン

 

という成分による補修です。

加水分解ケラチンは、髪とおなじタンパク質であるケラチンを細かく分解したものの総称。

つまり、上記のケラチンのアミノ酸の構成に近しい補修成分がバランスよく成立した成分である期待が持てる!というわけですね?


ということは、通常、シスチンだけでは補修しきれない箇所へも補修効果が期待できる、幅広い補修範囲が期待できる!というわけではないでしょうか?

うん、きっとそう。

そこで、結論、ケラチン補修の作戦としては

  • シスチン
  • 加水分解ケラチン

に注目し、ドライヤーを上手にかける!で決まりです。

髪の潤いの正体、CMCに注目した補修とは!

髪の補修は髪の主成分で補う。
そのために、まず、ケラチンに注目したわけですが。
補修には、もう一つ見方があります。
 
失いやすさと、『重要な役割』をになった成分に注目することです。

髪やお肌のタンパク質で、失われやすい上に重要な役割といえば、
 
潤い
 
ですよね?

髪の潤い、お肌の潤い、良く聞くフレーズですがその正体とは何なのか?
次に注目するのは、潤いの補修です。
 
そもそも、人体のタンパク質の潤いが何故あるのか?
未だその役割や構造のすべてが明らかになっていないそうですが、まず、注目すべきは、

バリア機能の成立
 
です。

バリア機能とはなにかというと、体内を外部からの『刺激』から守る、生命の防御機能を言います。

紫外線、衝撃、熱、ウイルス、菌、酸、アルカリ、あげれば切りの無い『刺激』たち。
これらを、何故?刺激と呼ぶのか?
 
それは、私たちの体に、何らかの
 
『変化』
 
を生むからです。
 
では、私たち生命はこうした避けがたい刺激による変化からどう命を守っているのか?
 
それは、『死』です。

変化を受け、あえて死んで切りはなれる。
そして新たに『生』を生み出し続けるのです。
 
髪が一番わかりやすいですよね?
毛先ほど痛んでますし、いつかは抜け落ち、生え変わります。

皮膚だってそうです。垢となって死んでいき、その奥底では新たな細胞が生まれてくる。

逆にうまく死ねないと、癌になって居座わるなどの、トラブルを引き起こす!なんて情報もありました。
生まれ続け、死に続ける。

細胞の誕生有る限り私たちは死に続け、誕生がとまったときが、私たち個人の認識する死。
 
でも、そうして死んでしまった生も、生前においてきた情報や生命を、新たな別の生命体や物質が記憶や知識として引継いでいく。
だから、本当の本当の死は、私たちのあずかり知らないところに有るか、そんなもの存在しないかもしれない、、、といえるわけです。

生はもちろん、死もまた体の重要な仕事という訳ですね。
 
なんだかヤバイカルト集団のサイトみたくなってはきたもののw
感慨深いですよね。

では、何故?外部刺激がもたらす変化が、私たちの表層部、死期の近い部分までで留まってくれるのか?
また、変化の終わりにちゃんと死んで切り離されていってくれるのか?

それを担うのが、私たちの体の表層部の、水とタンパク質の織り成すシールドだそうです。

水と油。両者はお互いに侵入できないですよね?

多くの生態が、細胞間に水を弾くタンパク質の層、油を弾くお水の層を繰り返した器官を備えていて、
外部からの水性刺激、油性刺激(ごめんなさい、たぶんこの言い方は間違っています。イメージでw)を遮断しているそう。

さらにこの潤い層は、最後の死、変化し切り離れることにも重要な役割をになっているのではないか?との研究が進んでいるとの事。
 
この潤いの構造、お肌ではラメラ構造と呼ばれています。
では、髪の潤いは?というと
前述した、CMCやNMFです。

ここで注目なのは、髪やお肌の潤いは、シールドのためにあるため、このメカニズムを考えたとき、
その良し悪しを、単なる水分量を言うのは間違い。
あくまで、タンパク質とお水の層でがきちんと保たれているか?に注目すべきなわけです。

ですから、
 
『髪の潤い』にせよ
『お肌の潤い』にせよ
 
化粧水や、髪の保湿剤を使用した後のお水の含有量にだけ注目するべきではありません。

よく言われる、このアイテムを使ったあとの保水量、なんと250%!などの広告が目を引きますが、あの手の化粧品の潤いのメカニズムは、保水力の高いヒアルロン酸などの成分が主成分となっていて、
お肌ではなく、あくまで保水力の高い成分が、大量のお水を抱え込みお肌に張り付いているため、使用後の保水量が上昇しているのです。

例えるなら、お水をたっぷり含ませたティッシュを髪やお肌に貼り付けた状態で、その上からお水の量を測っている。
そりゃあ、水分量半端ないでしょ!って事です。250%!というのはティッシュの保水したお水の量であり、お肌の潤いを担うお水の量ではないというわけですね?
 
もちろん、この手の商品の効果を否定するものではありません。
洗浄後などで、髪やお肌のバリア機能の低下した状態に、一時的に擬似シールドをはる!などの効果が期待できるそうです。
 
あくまで、お肌や髪の本来の潤いとは、まったく別物!というわけですね。

かなり話がそれましたが、、、
では、肝心の髪やお肌といったタンパク質の潤いをになう主成分は何か?というと
その主役は、かの有名な
 
セラミド
 
です。

セラミドはお水とも油とも親和性の低い成分で、その特徴を活かしてラメラ構造などの
 
水とタンパク質の層
 
を織り成してシールドを成しているとか。
 
なるほど、わかったようなわからないようなw
 
正直その細かいメカニズムは未だ理解し切れませんが、お肌にせよ、髪にせよ、セラミドが何らかの理由で不足すると、
 
潤いを失う

バリア機能が低下する
外部刺激に弱くなる
潤いを失う
 
の悪循環に、はまるというわけです。
 
こうして失うのは、
 
『美』
 
であり、且つ
 
『健康』
 
なのですね。
 
それで、補修成分としてセラミドが注目されるわけです。

一応納得です。深いところまで勉強すると私にとってかなりレベルの高い話がたくさん出てきて、正直ついていけませんw
このあたりがわかるようになったら、もっとおもしろいのだろうけどなぁ。。。。。
 
まあ今は良しっ!としてw
じゃあセラミドを補修しよう!
 
ん?セラミドなら何でもよいの?というとそうじゃあ無いそう。

セラミドもアミノ酸同様、ある一定の構造を持ったものの総称でその種類はオッタマゲルほどあるそう。

その中でも、髪を初め、人体の補修において唯一有効とされるのは
私たちのタンパク質の潤いを実際に担っているセラミド
 
ヒト型セラミド
 
との事。
このヒト型セラミドも人の体にある
 
潤いを担うセラミドの総称
 
のため、実際にはたくさん種類があって、いま発見されているものだけでも、
  • セラミドEOP(セラミド1)
  • セラミドNG(セラミド2)
  • セラミドNP(セラミド3)
  • セラミドEOH(セラミド4)
  • セラミドAG(セラミド5)
  • セラミドAP(セラミド6Ⅱ)
  • セラミドEOP(セラミド9)
などがあり、こんなのがありそう!と予想はされているけど、未だに発見されていないものがまだたくさん有るといわれてるそうです。
つまり、今後もその種類を増やしていく、というわけですね?

ちなみに、ヒト型セラミドは発見されるたびに、

セラミド1
セラミド2

といった具合に
番号を振付けて呼び分けていったそうですが、その数が増えすぎたために、

セラミド5がさあ、、、

と、番号で呼んでも、セラミド5ってどんな構造だっけ?
 
どのセラミドのことを言っているのか、ちょっと良くわからないんですけど、、、

状態が多発したために、数字をやめて、その構造の特徴をEOPなどの略語で付け替えて、近年呼ぶようになってきたとか、、、
 
その恩恵か。ヒト型セラミドとその他のセラミドの見分け方は超簡単。
 
その他のセラミド(世間では天然セラミドとか呼びます)を、

たとえば
グルコシルセラミド
 
などと呼ぶのに対し

ヒト型セラミドは
 
セラミドNG
セラミド2
 
などと必ずセラミド+アルファベットか数字
 
で表記されています。

これは思わぬ恩恵。わかりやすい。
 
素人には大変ありがたいですよね?
 

で、どのヒト型セラミドが一番効果的か?というと、、、
 
これについては決定打になりうる、根拠に足る情報が無かったものの、有力な情報が2つありました
 
・髪に最も多いセラミドはセラミド2(NG)!
・どれが一番よいとかではなく、複数種の配合があったほうが補修できる箇所が増えるために、対応範囲が広がるから有効!
 
とのこと。
ここで唐突に結論
髪の潤い補修では
  • セラミド2は必ず欲しい!
  • なるたけ多くの種類のヒト型セラミドが配合されているものを選ぶ!
これでいきます!

まったく別次元からの補修もある!取り入れるべきか?

ここまで見てきた補修成分は、髪にもともとある成分たちでした。
いうならば、ナチュラルな補修といえそうですよね?
 
ただ、お肌ならともかく、毛髪は死んだ細胞のつらなり、ナチュラルにこだわる理由はあんまり無いというのが現実。
 
実際、
染めたり
引き伸ばしたり
チリチリにしたり
縛り上げたりw

現代人はやりたい放題で、その上、それが原因で健康に問題を抱える方を聞いたことがありません。

では、本題。
ナチュラル以外の髪の補修には、現在、どんなものが存在するのか?
 
一番有名なのは、シリコーンですよね?
 
随分前から存在し、無駄な論争を呼んだ成分です。
結論から言うと、仕上がりに満足できるなら、安全で安価で論点の無い成分です。

他には何があるのか?
現代のヘアケアはさらに進んでいます。
 
知っている補修成分を紹介すると、、、
 
キトサン
シリコンの高性能版といった感じの成分です。
シリコンは一度皮膜したら、お水なんかでは簡単に落ちないそう。
落ちない分には、全然問題ないのですが、シャンプーなどで中途半端に落ちていってしまって、その上からまた中途半端な皮膜を繰り返していってしまうと、手触りやツヤといった仕上がりが悪くなっていく可能性が有るそう。
その点、キトサンはお水で簡単に落ちる特性を持っていて、その上、シリコンよりも摩擦や熱、紫外線といった刺激に大変強い特性があるため、オンオフがしっかり出来る優秀な人工シールドといった感じ。
このため、つけっぱなしにできる毛髪用アウトバスとして近年大変注目されています。

 

ヘマチン
血中のヘモグロビンから出来る成分で、ケラチンと非常になかのよい成分です。
この為に、欠損したケラチンを補強する事が出来、破損箇所の補修効果が期待で来ます。
また、抗酸化成分としても優秀で、パーマによるダメージ補修には、残留成分の打消しも期待できるために、相性がとっても良いです!
 

 

ラクトン誘導体(メドウフォーム -δ- ラクトンなど
熱に反応して、キューティクルの破損箇所を繋ぎ合わせ補強する効果が期待で来ます。
また、シャワー後の 『熱』 から髪を守る効果も頼もしい成分です。


ぺリセア
毛髪内部に浸透する高級成分、自身が補修成分となるほか、ケラチンやアミノ酸の浸透促進効果も期待できる非常に優秀な補修成分!
 
18-MEA(18-メチルエイコサン酸)

CMCの成分の内の一つ。
キューティクルの最表面に存在し、髪の表面を脂質でしっかり覆うことで、ツヤを演出するとともに、お水系の成分の浸入を防いでくれています。

さらに、18-MEAは、シャンプー成分で変化しづらいために、シャンプーの刺激から髪内部を守ることにも一役かっているとか。


ですから、18-MEAをダメージ毛髪に塗布することによって、ツヤと髪本来の撥水性を取り戻すことが期待できるわけですね?
化粧成分としての配合では、この18-MEAの効果をさらに高めるために改良した成分クオタニウム33ポリクオタニウム-61として配合されているそう。


これらの補修成分たち、昔は、美容院だけのサロン専売品でしか、出会えなかったこれらの成分だったそうですが、いまではネット販売などで簡単に手に入るそう。
 
ただし、どの補修成分がどのくらい効果的かについては、情報が無かったために不明です。
自力で化学の勉強するしかなさそうですねwとても100%理解できる日が来るとは思えませんがw
 
先は長い、、、、
 
で、結局今回の作戦に取り入れるのか?

・ぺリセアをケラチンの補修成分の浸透促進に
 
・ラクトン誘導体をドライヤーの熱だまり対策に
などなど・・・・・・・
 
といった具合に、できれば取り入れたいところですが、この辺は、あったらいいな程度に今回は収めようと思います。

これからはじまる果てしない旅、アイテムの一個一個の解析は正直結構大変だからです。

あれもこれも欲しがると、結局何やってるかわからない+本末転倒+とんでもないお金がかかるのが化粧品業界の怖いところ。

なので、これから始まるアイテム巡りの旅での出会いで柔軟に決めていきたいと思います。

アイテム探しの条件!

さて、長くなりましたが私にとってはこれからが辛いところ。
補修アイテムめぐりのはじまりです。

基本AMAZONで探し回るつもりですがこれがなかなかつらいw
 
何故アマゾンかというと、かなりの確立で商品紹介ページに
 
全成分表示
 
が記載されているからです。
 
これにきづいたのは、1年前くらい。

それまでは、買い物ついでに、LOFTなどを巡って実際の商品をパシャパシャ写真とって回る変な人になったり。
商品名+全成分表示で検索して、血なまこになってイライラしながら、爆発寸前になって探し回ってました。

全成分表示って一番知りたい情報のはずなのに、どの公式HPにも記載が無い場合が多いんですよね?

化粧品界の重大なノビシロですね。。。
 
楽になったわぁ、、、ありがとうアマゾン

ただし、おなじ方法で探す方は注意が必要です。
アマゾンの全成分表示、ちょくちょく間違っているのですwww

誤字脱字レベルならば、ああ、打ち間違ったんだな、たぶんこの成分のことだろう、、、で済みますが、
まったく違う成分が記載されていたり、入っているはずの成分が記載漏れしたりしてます。

なので、パァーと参考に見る程度にして、最後は必ず信用の有る情報で確認してください。

一番確実なのは、店頭や画像検索での実際のパッケージ。もしくは、お客様センターへのメール問い合わせです。
法が守ってくれているからです。
 
で、肝心の今回私が探す条件ですが、、
  • 出来ればアウトバス(つけっぱなしでも問題ない)
  • カチオン界面活性剤のうち、シャンプー対策クラス(低分子や静電気力の高い)の成分は不使用、かせめて低配合。
  • セラミド2配合
  • 加水分解ケラチン配合、もしくはシスチン配合
で探してみようと思います。

期待値マックス!わくわくが楽しい。頼もしい補修化粧品たち!

探した探した。。。。

私史上、最高に苦労しました。
そも、なんて検索すれば求めているものに出会えるのか分からんのです。
 
なので、トリートメント、コンディショナー、リンス、アウトバス+ケラチン、アミノ酸+シスチン+システイン
あたりで、ひたすら検索しては、全成分を覗いて回る単純作業。。。
 
ただ、無い。

全然無い。

つらい、、、

一番つらいのは門前払い。
 
この手のアイテム、必ずといってよいほど、
 
カチオン界面活性剤:シャンプーのマイナスパワーによる洗浄力によって生まれるゴワツキを、プラスパワーで取り除くための成分。
すべてのカチオンが必ずしも刺激となる訳ではないが、一部のカチオン系成分は、静電気力が高かったり、一粒が小さいが為に、お肌や髪と相性が悪く刺激となりうる。
今回は、強いカチオン無しでも仕上がりが良いように、低刺激低洗浄力シャンプーをわざわざ選んでいるので、何らかの理由で低濃度配合ならばともかく、シャンプー対策の主役としての配合は絶対に避けたい成分。
 
カチオンの多くは
○○モニウム○○
○○アミン
という名前の特徴が有るため、これを覚えておいて、全成分表示の上位に無い事をチェックすることで避けられることを知っとくと便利。
 
ジメチコン:シリコンによる皮膜によって、ダメージが有ろうが無かろうが髪を皮膜することで、仕上がりと指通りを良くする成分。安価で安全性は高いので、無理に避ける必要は無い。
 
このどちらかが主成分となっているんですよね?
ケラチン補修といった髪本来のナチュラル補修を狙ったアイテムは、ほぼ無かったです。
 
その中で本当にレアな、
 
これならば補修専用化粧品といえるでしょう!
 
というものをいくつか見つけたので、まずはすべてご紹介します。
 
、、、、、ですがここにきてまさかの4万字越え。
アメブロには1記事の規定文字数が4万?という規定があるっぽい。
 
なので、おすすめアイテムは別記事でご紹介いたします。

美髪をつくるには、髪を健康に

『生み出し』

『守り』

『補修する』

がポイントです。

 

今回は第3弾!

 

『守る』

 

のパート2 作戦編です!

まずは、前回のお話をダイジェストで!

 

髪がもっとも傷むのはどんな時か?

 

それは意外にも、、、

濡れ、熱、摩擦などなど、髪の弱点をいくつも同時に突く

 

お風呂

 

といえるそう。
ですから、私たちはなるべく傷まないよう、
 

シャンプー

 

をはじめとするヘアケアアイテムを使って、熱や摩擦を抑えることで髪を守りつつ洗っているとの事!

 

ところが、ほとんどの消費者はダメージレスのためにヘアケアアイテムを使っている!という意識は低い傾向にあり、そのために多くの勘違いや誤解を抱えたままこれらのアイテムを間違った方法で利用をしてしまっている!と言われています。

 

たとえば、

シャンプーの刺激はやばい!石鹸シャンプーを利用したほうが良い!

リンスは髪に良い!出来る限り付けっぱなしにしよう!
などなどです。
 

ですから、市販のヘアケアアイテムを選び、利用するときは取り入れるヘアケアが

なにがどこにどう効果を発揮するのか!を明確にし、きっちり目的を分けて取り入れることで

 

『的をはずさない』こと

 

そして、、、

 

こと『守る』において、シャンプーやリンスを選ぶヘアケアを取り入れるときは、

  1. 洗浄力の強弱と、ごわつき対応の有る無しに注目する。
  2. 選んだシャンプーの能力によって、カチオン配合のリンスの是非を選ぶ。
  3. シリコン配合の是非を考える。
  4. 低刺激を意識した洗髪とドライ方法を取り入れて、アイテムまかせにしない。

がポイントとなってきます。

というのが、前回のパート2までのお話。

 

そんな背景の上で、どんな作戦をたてていくか?が今回のお話です!

どうしたら毛髪を美しく保てるか?パート3!~作戦編~

前記事で記載したとおり、ヘアケアにおいて何が正しいのか?は、非常に判断が難しいです。

『補修』やら、『潤い』まで取り入れてみていくと、ヘアケアの世界はかなりカオスだからです。

ですからいきなり、補修やら、髪の潤い成分から手に入れようとすると、自分で何をしているのか訳わからん!なんてことになりかねません。

 

ですから、スタートが肝心です。

そして、スタートといえる最初の分かれ道は

 

徹底洗浄の是非!

 

だと思います。

高洗浄力の是非

現在、洗髪やお肌の洗浄の良し悪し論争は過渡期にあります。
具体的には、、、

 

『徹底洗浄が良し!』

から、

『程よく洗って、髪やお肌のタンパク質を守ろう!』

 

といった論調に変わりつつあり、市販されているシャンプーも、選ばれる洗浄成分に変化が見られ、強洗浄力と低洗浄力に大きく2分割出来るといえると思うのです。

 

実際、TVCMにも変化が見えます。

平成の

  • 君のは頭皮を洗えるシャンプーか!
  • 毛穴を洗おう!
  • 皮脂を徹底除去!キクーーーーっ!

から、令和の

  • 知っていますか?じつは、洗い流すたびに髪やお肌のアミノ酸が逃げていっている事を、、、
  • そのゴシゴシ、肌をきづつけているかも!?
  • 洗い過ぎない新発想!

などへ変化しています。

 

『知っていますか?』 『新発想?』

 

言ってくれるぜ!

 

と思わず笑ってしまうほどの手のひら返し
 

ただ、どちらが正しいというか、一人ひとりの体に合うか?は一概には言えないと言うのが私の見解です。
なぜならば、、、、

 

洗い流すべき論者の根拠はというと、、、、、、

 

皮脂や汗は、古くなると常在菌(お肌や体内にいて、良くも悪くも働いてくれる未知なる菌)が過剰に増えて悪さをしたり、臭いの元となってしまったり、炎症やニキビ、さまざまなトラブルの元となりえるのは明らか!

 

さらには、洗浄力を恐怖の象徴にあげてまで、低洗浄力にこだわった煽りは、生活習慣や先天性の事情により脂性の方などにどんな影響を与えるかわかったもんじゃあない!

今まで高洗浄力で問題なかった人たちまで巻き込むのはどうなんですかね!

 

で、、

 

一方で、新発想、低洗浄力低刺激論者の根拠は、、、、、

 

皮脂や汗は常在菌の働きで皮脂膜と呼ばれる体の弱酸性のシールドを形成し、ウィルスやさまざまな刺激から私たちを守ってくれることも明らかになっている、少なくとも徹底洗浄は間違ってる。

 

さらには、毛穴詰まりの元、角栓にですら、皮脂の分泌を調節する役割があるのではなかろうか?毛穴を守る役割があるのではなかろうか?といった推察が専門家の間でなされているではないか!(個人的に信憑性が高いとおもっています)

 

高洗浄力はタンパク質に対する刺激も高い傾向にあるのは確か!わざわざ選ぶ意味がわからん!

 

もっといえば、一般人に徹底洗浄を煽る事は、皮脂膜の大切さを意識させないばかりか、ゴシゴシ摩擦によるお肌や頭皮のバリア機能の低下や、乾燥肌を招きかねない!

 

と、いった具合。

 

それぞれの言い分の根拠を科学的に突き詰めていくと、どうやら

どちらも正しいことを言っている!

とおもうのです。

 

つまり、過剰な洗い残しもトラブルの元。

過剰に洗うのもトラブルの元。

といえ、どっちが良いかを安易に選択し、選択しただけでズボラに過ごすと、

 

私のように身内に

 

『剥げた?』

 

と言われかねないのです。実際、剥げてまではないと思うのですけどね?

※にしても、私が陥ったのは明らかに前者だと思われます。

つまり、

高洗浄にこだわるのであれば、高洗浄力のラウレス硫酸Naなどの洗浄剤を選びつつ、洗いすぎないを意識し、

洗浄後は、奪われすぎた皮脂のフォローをすべく、椿油や、油脂、ホホバ油、スクワレンなどで、洗浄後不足した油をたしてあげたり、

高洗浄力で得てしまいがちな、ごわつきの元である、アニオンを、リンスのカチオンで取り除いてあげたり、

傷みがちな髪をシリコンなどで化粧してあげたりしてあげるのが望ましいし、、、

 

低洗浄力に挑戦するのであれば、上級者の未来型ヘアケアと個人的には思え、

洗髪頻度の調整や、プレシャンプーなどのテクニックを取り入れ、

日々、優しい洗髪にこだわる。

そうしてやっと得た健康髪をシリコン無しで、補修などを取り入れて、美しく保つことが望ましいといえる
と思うのです。
※もちろん、低洗浄にこだわりつつのシリコン皮膜も良しです。選択肢の一つとしてぜんぜん間違いではないと思います。

 

で、私は結局どの道を行くのか?

 

うーん、すごく悩ましいですが、、、


というのも、最近『美』に相当無頓着なところだったんですよね?

 

だから、正直めんどくさそうな低洗浄力はやめて、高洗浄力+シリコーン皮膜に戻そうとも思ったのですが、、、

 

そう、、、、

 

そう決断したのならばこんな記事書きませんw


というのも、美はともかく、健康には興味があるのです。


健康への道を追及することは、生きることの意味を考えることができる、一番身近な『自然』、自分との対話であり、
そうして得た結果の目的は、長生きや、病気の防止が目的というよりは、私にとって人生における最も大切な、ぼんやりとした生きがいや矜持がひとつずつ形に出来ると思うからです。

 

そうして行き着く先の結果にあるもののひとつが、人間にとっての『美』なのだ!

と最近勝手に納得したからです

 

というわけで、せっかくやるのであれば、未来人思考!

低洗浄力にこだわり、生活習慣を整え、髪本来の健康を守るヘアケアに挑戦したいと思います。

 

早速準備。

まずは、やる気の根源、、

 

ビフォアーフォト

 

を撮ってきます。

低洗浄力シャンプーの選び方!

効果の高い補修型リンスがほしい!は、シリコン以外、そう簡単に手に入ったりはしませんが、

シャンプーの場合、低洗浄力のシャンプーがほしい!ならば、普通のスーパーで安価で手に入ります。

 

クラシエさんなどが、積極的に作ってくれているからです。
 

いち髪

HIMAWARI

 

などが、わりと低洗浄力設計といえると思います。

その根拠は、、、、というと。

 

親水基がアミノ基で出来ていて、静電気力が低い傾向にあるからです。


親水基?静電気力?なんのこっちゃわかりませんよね?

 

私自身、結構苦労して勉強を重ね、洗浄力の源の理屈まではわかった!つもりではいますが、それを静電気力と呼ぶことが科学的に正しいかは定かではない!というレベルです。
勝手に命名したといって過言では無いので、ここからの解説はあくまで参考程度、イメージ程度で受け入れてもらう位でお願いします。

詳しい方は稚拙な文、ご容赦ください

 

低洗浄力を選ぶために、簡単に洗浄のメカニズム解説します。

まず、洗浄に必須なお水についてからです。

お水同士はくっつきます。

絵のように+の部分と-の部分でくっつくからです。お水の持つこの特性を極性があると呼びます。

ちなみに水色球はH(水素)緑色球が(酸素)あわせてH2Oで、H2Oどうしがくっついてる力を水素結合と呼びます。

 

これに対し、油の多くは+や-といった一定の局所的な力の偏りがありません。

これを無極性と呼びます。

 

 

なので、、、、

 

 

といった具合に、油は、お水同士の結束力に入っていけず、はじかれてしまいます。

ですから水に浮かせた油同士は水面で集まるのですね。


疎水性相互作用と呼ばれる、基本、水中で起こる、はじかれるがゆえの特殊なあつまる力です。

水と油の根拠です。

 

ゆえに、お湯だけで皮脂や油汚れは落ちにくいというわけですが、、、、

ここで、活躍するのが、洗浄剤です。

洗浄剤には、水素結合にくっ付く為に必要なマイナスの部分と、疎水性相互作用を発揮する(水にはじかれる)ような無極性の部分が一個の体に同時に存在します。

お水、油、洗浄剤がそろったところで、洗浄のメカニズムを見ていきましょう。

 

まず、お水をコップに入れ、油を浮かせまず。そこに、洗浄剤を入れて、かき混ぜると、どうなるのかというと

 

まずは、洗浄成分。

各洗浄成分はかき混ぜパワーでお水の中に入っていくものの、上の絵で言うところの親水基こそ、お水の中のほうが居心地が良くて安定しますが、

 

『親油基』

 

は、お水の結束から離れたい一心で水面やコップの側面や底へと逃げていこうとします。
が、水面やコップの面には、我先に!と殺到した洗浄成分であっという間にいっぱいになってしまいます。
そして、残された洗浄成分は行き場を失います。


こうして行き場を失った洗浄成分の親油基は、それでも逃げ場を捜します。

すると同じく行き場を失った、違う洗浄成分の『親油基』に出会うのです。

 

こうして仕方なく、お互いに身を寄せあう事で少しでも居場所の良い場所を自ら作り上げるのです。

ほかの洗浄成分の『親油基』も同じようにこれを繰り返すので、有る程度集った洗浄成分たちは親水基をお水側に向け、親油基どうしを集わせることでタンポポの綿毛のような球体になります。

 

一方、油はというと、、、

混ぜられたがゆえに、水中に無理やり押し込まれた、『油たち』も水面に逃げ出そうと必死です。

 

が、、、、、

 

その途中で先ほど説明した親油基たちが身を寄せ合う球体、いわば同士の集団にめぐり合います。

水面に到達する前に、その集いに安息の居場所を見つけ、安定するわけですね。
嫌な言い方をすれば巻き添えにして閉じ込めてしまう

わけですね。

 

 

これにより、油はお水にくるまれて安定する。

 

そして人間からみれば、、、

 

そのままお水と一緒に排水溝へと流れていけば

 

『洗浄』された。

 

お水と一緒にビンや、コップに留まれば

 

『乳化』、簡単に言うと、油がお水に

 

『混ざった』状態で安定した

 

といえるわけです。

 

イメージだけならば、難しくないメカニズムですよね?

恐怖を感じがちなシャンプーの洗浄力には恐怖を感じる要素は思ったよりも無いわけです。

 

では、肝心のその洗浄力を決めるのはどこかというと

その主役は、お水とのくっつきやすさ、マイナスの力の大きさです。

その大きさを決めるのは、親水基の種類なので、つまり、お水とくっつく部分、親水基が何で出来ているからで決まるというわけですね?

 

ではどんな洗浄剤が低洗浄力なのか?ここで出てくるのが、最近話題の

 

『アミノ酸シャンプー』

 

です。

アミノ酸シャンプーとは、洗浄成分の親水基がアミノ基と呼ばれる形状で出来たものの総称で、マイナスの力が弱い傾向にあり、ゆえに洗浄力が低い!という理屈なわけです。細かい理屈はこちら!

 

そう、よく言われる

 

『アミノ酸シャンプーはお肌と同じ成分だから体に優しい!』

 

というのは正しいとは言えず、

 

『親水基がアミノ基でできたアミノ酸シャンプーは、マイナスの静電気力が低いから、洗浄力もタンパク質への影響も少ない傾向にあるためにお肌や髪に優しい!』

 

というのが真実です。

 

理屈はわかった!じゃあ、アミノ酸系洗浄剤を選ぶのにはどこを見ればよいのか?

というと、パッケージの裏、全成分表示で意外と簡単に見抜けました。

 

全成分表示のルールは配合量順に表示する。1パーセント以下は順不同、好きな順番で記載してよい!だそう。

 

シャンプーの場合、洗浄成分は、水などの基材(濃度調整や質感調整の土台となる成分)の次に記載されることがほとんどです。

洗浄がシャンプーの主役ですから、配合量は最も多い場合がほとんどなのは当たり前だからです。

 

そして、その次(3番目)に名乗りを上げるのが、2種類目の洗浄成分であることもありますが、

アミノ酸シャンプーの場合、

洗浄剤の副産物、アニオンの力を調整したり、洗浄や泡立ちを手伝う成分(コカミドプロピルベタインなど)であることが現状の市場を見ると主流となってきています。

またややこしいものが出てきましたが、最近のシャンプーにリンスがいらなくなった大きな理由といえるのが、これらの成分のおかげといえ、これもシャンプーを選ぶにおいてかなり大切です。

 

話がそれました、、、で、結局アミノ酸シャンプーはどこで見分けるのかというと、、、

 

主となる洗浄成分の名前(2番目3番目くらいに乗っているであろう)が、「ラウロイル~」「ココイル~」「ココアンホ~」と始まるものがアミノ酸シャンプーと覚える方法が簡単でオススメです。

アミノ酸系洗浄成分の名前には、「ラウロイル~」「ココイル~」「ココアンホ~」と始まる傾向にあるからです。


この方法で見分ければ、現状の市場を見る限りは仕分けに問題は無い、大丈夫だといえると思います。

 

 

厳密には、それだけで、低洗浄力!と決め付けるのには早計といえますが、、、

というのも、アミノ酸系の正式な見抜き方は別にある、洗浄成分がいくつか複合で配合されている場合があるから、、、ですが、その話はまた長くなりそうなので

詳しい見分け方は、こちらで解説いたします。

 

で、今回は低洗浄力低刺激が売りの、アミノ酸シャンプーで改善をはかろう!という作戦なわけですが、一口にアミノ酸シャンプーといっても種類は山ほどあるのです。

 

どれにしようか。

やっと出来た作戦その3! 今回選ぶシャンプーは、、、

さんざん悩んだのですが、、、、

 

高濃度炭酸オイルシャンプー

 

『Le ment(ルメント)』

 

か、

 

クラシエさんのとにかく低刺激低洗浄力余計なものは入っていない!

『いち髪のナチュラルケアセレクト』

 

最終的にこの二つから選ぼうと思います。

 

それぞれ、特徴を簡単に解説。

ルメント

 

特徴はこちら!

  • 低洗浄力のアミノ酸系洗浄剤が洗浄の主役
  • 二酸化炭素配合に加え、スプレータイプのボトルによる。きめ細かい泡立ちが特徴で、これによる低刺激性が期待できる!
  • 髪と同じ成分、加水分解ケラチンが配合されていて、補修効果が期待できる
  • フラーレンなどの、抗酸化成分も配合されているために髪や頭皮を酸化から守ることが期待できる
  • ポリクオタリウムやコカミドDEAなどでアニオンのごわつき対策もバッチシ!個人的にはリンスはいらない
  • ノンシリコン
が特徴!
 
仕事上、シャンプーのテスターをけっこうしてきたのですが、その中で、もっとも相性がよい!と感じたのがこのシャンプーでした。
一本使い切って次のシャンプーのテスターに移るときは、かなり残念な気持ちになり、その次のシャンプーを思わず酷評気味になってしまったのが2年位前だったかな。
 
なぜルメントを選びたいのか?それはずばり、

 

ほかのシャンプーとはまったく違う、別次元の泡立ち!

 

です。

泡立ちは、きめ細かく、伸びの有る物の方が、髪やお肌に

低刺激

で洗浄が出来る!とされていて、シャンプーにおいて最も重要な性能といえると思います。

では、泡立ちを決めるのは何か?というと、やっぱり

洗浄成分

なのです。

詳しく説明するのは難しいのですが(単純に知識不足が原因です笑)

 

お水同士の結束に、親水基のマイナスパワーが介入することで、お水同士の結束力は弱まり、その分、お水が空気と混ざろうとする力は逆に高まる→あわ立つ

とのこと

 

すべてのシャンプーが、基本、この性質を利用してあわ立つので、ボトルヘッドを押して手のひらへ出した後、手でもんで空気と混ぜることで泡立つという訳です。
だから、シャンプーは良く泡立ててから使う!が大変重要とされるわけですが、

 

ルメントは、ボトルヘッドをプッシュしただけで、ヘアスプレーのムースというか、髭剃り時のモコモコ泡のような形状でシュコーっと出てきます。

この泡立ちを実現させているのが、洗浄成分に加え、血行促進などが期待できる二酸化炭素の配合と、スプレー式のボトルです。
 

このため、ほかのシャンプーにはない独特なプチプチの泡立ちをしているんですよね?
別次元と表現したのはこのためです。ただし、普通のシャンプーの泡立ちと、どっちの方が低刺激なのか?は、正直皆目見当もつきません。『髪』には感覚がありませんからね。

 

低刺激において、使用感的にトップクラスな気がした!というのが正直なところです。(勘も大事ですよね?)

 

なので今回ルメントを使って、長期間使用(髪が生え変わるくらいの期間、3ヶ月くらいかな?)の効果を確かめてみたい!と思ったのです。

 

ルメントを選んだもうひとつの理由が

ポリクオタリウムやコカミドDEAなどでアニオン対策が成されている!
これにより、リンスの強力なカチオンやジメチコンによる皮膜が無くてもなかなかの仕上がりが期待できる!
つまり、リンスを利用する必要が無い!という事です。
 

この二つがルメントを選んだ理由です。

 

もちろん、ほかの特徴

加水分解ケラチンなどの補修成分がうれしい!
フラーレンの酸化防止効果に期待!

というのも、一般的には注目といえば注目なのですが、正直この辺の能力は今回に限って個人的には

 

いらん性能

 

といえるんですよね?なぜならば、、、

 

 

写真は東急ハンズ渋谷店のものですが、シャンプーで2,500円はなかなかですよね?
恐ろしく高いというわけでも無いのですが、、、、
この要因が、さまざまな追加成分の配合にある気がするんですよね?

まあ、買えないとまで思える値段でもありませんし、入っていたら困る成分でもないわけですから、選ばない理由とまでは言いませんが、、、

 

今回の作戦3!は、『守る』シャンプーが基本であり、補修成分や抗酸化成分はあっても無くてもよいのです。

 

なので、ケラチンなどの補助成分は、予算的にも次回予定している作戦、

『補修』

にゆだねたいところ、

 

そのほうが、『補修』での効果の見極めもハッキリしますしね。

目的をはっきりする。カオスなヘアケアにおいて結構大切なことだと思います。

 

なので、この手のサロン用品はいったん保留。
『補修』のヘアケアアイテムに何を選ぶか!?によって改めて選択し直す!
(補修で同じく加水分解ケラチンやフラーレンが配合のあるものを選ぶのであればルメントでもかまわないかなと?思っているわけです)

 

として、、、

 

もう少し安くて、『守る』特化型のシャンプーを探してみたいところ、、、
ちょうどよいのが、市販、クラシエさんのものに良い物がありました。

『いち髪のナチュラルケアセレクト』

こちらもまずは特徴から

参考価格 1本 1、075円

 

※上記はアマゾンでの販売価格です↓

いち髪ナチュラルケアセレクト スムース(さらさら軽やかな指通り)シャンプーポンプ480mL ハーバルグリーンの香り

  • アミノ酸シャンプーで低刺激低洗浄力設計
  • ラウラミドプロピルベタインは、洗浄成分のアニオンによるごわつきを静めると同時に、もっこりとした泡立ちを助ける優秀な洗浄補助剤で、これが洗浄成分より高配合という優秀設計。
  • ポリクオタニウム配合で更なるアニオン対策が計られている。
  • ノンシリコン
です。
これだけ?と思われる方もいるかもしれませんが、リンスやアウトバスと違い、『守る』カテゴリー、こと、シャンプーなどの洗浄剤選びにおいて
 
シンプル イズ ザ ベスト!
 
というのが、正解のひとつです。もちろん、補修成分は入っていてくれたほうがうれしいはうれしいのですけどね?
いろいろはいっていると高いのか?安いのか?判断がつかなくなりガチですしね。
 
結局、シャンプーで必須でみなくちゃいけないところは
  1. 洗浄成分は何で、洗浄力は如何ほどか?
  2. アニオン対策は成されているか?
  3. 泡立ちを助ける成分は入っているか?
  4. ジメチコンを使っているのか?
くらいなのだとおもうのです。
この4点においてのみ比べると、いち髪のナチュラルケアセレクト,成分自体はルメントを凌ぐ期待すら持てるのです。
二酸化炭素と特殊ボトルによる異次元とも思える『泡立ち』部門オンリーにおいては甲乙つけがたいですが。

シャンプーはこの2つで決まり!

やっとシャンプーが絞れました。
思わぬ長文になってしまいましたので、今回はここまで、
 
『守る』
 
カテゴリーにおいて、ホントは
タオル
ドライヤー
ブラシ
などなど、まだまだ選ぶべきアイテムはたくさんあり
さらには、洗い方(プレシャンなど)ドライヤーのかけ方などのテクニックも定まってないものだらけ、、、

 

なかなか奥深い、、、

が、作戦を組み立て始めて早一ヶ月、いつまでたってもはじまらないw
年内には開始したいけど、こりゃきびしめだなー、、、、

上記の細かいところは後から追って、追加する。

 

補修だけ決めたら作戦決行といこうと思います。

 

今回紹介したシャンプー2点!

ルメント

参考価格 1本 2,500円と割と高めですね
購入は、定期コースがオススメ!

初回1本1,980の定期コースがオススメです。ご検討はこちら!

※定期コースは速解約でも最低3本購入する必要がありますのでご注意を、お試しならLOFTなどでの2,500円1本買いのほうが良いです。販売店舗ではテスターも置いてありました!

 

いち髪

参考価格 1本 1、075円

 

いち髪ナチュラルケアセレクト スムース(さらさら軽やかな指通り)シャンプーポンプ480mL ハーバルグリーンの香り

 

 

いち髪ナチュラルケアセレクト モイスト(毛先まで潤いまとまる)シャンプーポンプ480mL シトラスフローラルの香り

 

配合成分を見る限り、この2本に『守る』カテゴリーにおいて性能の差がおこるほどの成分の違いは無いと思います。気分で選びましょう!

 

 

髪を美しく保つには?

第二弾です!

 

髪を美しく保つには、髪のタンパク質を

『生み出す』

『守る』

『補う』

が、大切です。

 

前回は、『生み出す』に注目しまして、

 

『生活』

 

の大切さと、

 

リアルな改善の難しさに向き合いました。

 

そして練った作戦は

  1. 睡眠は最初の90分が大事!寝る前は何もしない。
  2. 栄養バランスを整える!摂るべきものは必ず摂る!摂りすぎてはいけないものを摂り過ぎない!

です。

今回は、そうして生み出した健康髪を、、、

 

『守る』

 

がテーマです!、、、、のつもりでしたが、

『守る』はとっても難しいテーマであり、マスターするのに基礎知識がそれなりに必要です。
なので、今回は作戦をたてる前に、現在のヘアケアにまつわるアイテム事情や、ヘアケアアルアルをおさらいしておき、次回具体的な作戦をたてていこうと思います!

どうしたら毛髪を美しく保てるか?パート2!~基礎知識編~

毛髪の美しさを決めるのは、髪のタンパク質の量、質、バランスが大きな要素といわれています。

ですから、健康に生み出した髪をいかに守るか?で、髪の美しさは格段に変わってくるわけです。ロングの女性ならば尚更ですね!

 

結論から言うと、髪を守るヘアケアは

  1. お風呂の洗髪を低刺激に抑える!
  2. お風呂後のタオルドライをはじめとする髪の乾かしを低刺激に抑える!
に限ります!そのために必要となってくるのは、優秀なシャンプやードライヤー!、、、、、となってくるわけですが、
 
何よりも大切なのはアイテムではなく、上の2つを意識すること!です。
 
これ、正直言ってかなり
 
『面倒くさい』

 

です。。。。


私自身、知識があっても実践しきれず、というより続かなかったが為に、

 

父に

 

『剥げた?!』

 

と言い放たれる結末を迎えてしまったのです。
 

勉強してからというもの、シャンプーなどのヘアケアアイテム自体は、低刺激、低洗浄力の高価でいて、なかなか良いものを使っていたのですが、

洗髪頻度のバラつき

洗髪テクニック

そして何よりタオルドライのずさんさ

 

は、相当なものでした、、、

 

今考えれば、その上で、低刺激、低洗浄力シャンプー、脱シリコン脱カチオン(後々説明いたします)をしてしまっていたことが、おもいっきり裏目に出た!といえると思うのです。

 

なので、髪を守る!はまず、
 

『意識』ありき!

 

である!と声を大にしてお伝えします。

 

変にアイテムだけ変えるとわたくしのように

 

『剥げた?』

 

なんていわれかねないのでご注意を、、、

髪の成分とダメージ

そもそも髪ってかなり頑丈で、通常時、ちょっとやそっとじゃダメージを受けません。

その理由は、髪のタンパク質の主成分が、ケラチンと呼ばれるかたーい成分でできているからです。
ケラチンは、人体では

 

『爪』

 

の成分として有名です。

 

爪って超頑丈ですよね?ですから髪が強いのもうなずけます。

 

でも爪に比べると髪は

 

『もろい』

 

といえます。

 

同じ材料できているのに何故?強さにこんなに差があるのか?というと、、

 

一番の理由は、髪は幾重もの化学結合で成り立っていて、

濡れ

アルカリ、、、などなど


さまざまな条件で、結合が弱まったり、弱まった髪が元の強さを取り戻すことが原因です。

 

この特徴、有る意味、髪は爪には無い、

 

『柔軟性と対応力がある!』

 

ともいえわけですが、弱まった髪は、いわゆる

 

キューティクルが開いた状態

 

といえ、このとき摩擦などの更なる刺激を受けると、髪のタンパク質はダメージを受け、そのダメージは蓄積していきます。

いわゆる

 

髪が傷む

 

というやつです。

傷んだ髪は

  • まとまらない
  • チリつく
  • ごわつく
といった悩みを増長させます。

では、髪の弱点、熱、アルカリ、摩擦、濡れ、、、、この条件がどこで起こるか?というと、、、そう、、、

 

『お風呂』

 

です。

 

ですから、シャンプーなどのお風呂の化粧品は

 

『髪のダメージ!』

 

に注目していて、いかにダメージ軽減するか?いかにダメージ髪を化粧するか?

がお題目にあげられているのです。

何故?シャンプーするのか?

シャンプーの目的は、もちろん洗浄ですが、現代においてシャンプーアイテムそのものの目的はというと
 
ダメージによる髪のチリつきやごわつきへの対応!
 
といっても過言ではないと思います。
 
なぜならば
 
シャンプーの歴史は相当に浅く、使う理由も未だ定まっていないのではないか?といえると思うからです。
 
というのも、洗髪そのものですら、ついこないだ(昭和初期くらい)まで、週に1回洗髪するくらいの頻度だったそう。

洗髪そのものがそんなもんなのですから、シャンプーをはじめとする周辺アイテムそのものも、まだ赤ん坊といえるくらいの存在で、そもそも必要なのか?といわれても仕方のない存在なのです。
 
なのに、少なくともシャンプーは、もはや生活必需品ですよね?
私自身、シャンプーを使わない生活をしてみたことがあるのですが、無いと大変不便です。
 
では、必需品と化した現代のシャンプーが実際、どう活躍しているのか?を冷静に成分から分析すると、その実態は、洗浄力アップ!というよりは、、、
  1. 洗浄成分が皮脂や汗、といった油系の汚れを水にくるませて洗浄を助け、ゴシゴシ洗う必要を減らす!
  2. お水の水滴になろうとする結束の力を緩めることで 『泡立ち』 を実現し、指や髪同士の間でクッションとなって摩擦や熱から髪を守る!
  3. お水に含まれるミネラル(鉱物)が髪についてゴワついたり、ダメージを与えることを防ぐ!
といえるとおもいます。
洗浄は?!と思う方もいらっしゃると思いますが、
 
油をかぶっちゃった!程の汚れならばともかく、皮脂や汗を落とすくらいならば、お湯の力でも時間をかければ十分落ちるはずです。
※私自身の実験によればですが、、、
実際、シャンプーはどんどん『低洗浄力』にこだわった新製品が登場しているのが現状の流れです。
 
ですから、洗浄力による時間短縮も含め、シャンプーを使う理由は
 
ダメージ軽減
 
といえると思うのです。

じゃあ、トリートメントやコンディショナーは必要なの?

まず、調べてみてはっきりしたこと。
トリートメントとコンディショナーに、はっきりした違いは有りません。
使ってみてそうだった!ではなく、いくつもの商品の成分を見ていったところ、配合成分に特別な違いが無かったのです。
なので、このページでは、コンディショナーだろうと、リンスだろうとトリートメントだろうと、便宜上
 
リンス
 
と呼びます。
※理由は単に単語として短く打ちやすいからですw
 
じゃあリンスにはどんな成分がどんな目的で配合されているのか?というと、、、、
最新のサロン用ともいえるリンスをのぞき、(これについては『次回』補修編にて詳しく解説します!)
スーパーに並ぶリンスの成分を見て分別したところ
2つにわけられました。
 
1つめは、シャンプーの洗浄成分によるマイナスの力(アニオン)によるごわつきをプラスの力(カチオン)で取り除くために使う!です。
ここから先、このプラスパワーを簡単にカチオンと呼びます。(シャンプーの洗浄力の源、マイナスパワーはアニオン)
 
ですが、最近のシャンプーは、リンスをするまでもなく、自身のアニオンを時間差で打ち消す成分が配合されたシャンプーがほとんどです。
※ポリクオタリウム配合など
 
なので、私自身、この手のカチオン系リンスは、ポリクオタリウムなどの配合が無いシャンプー、もしくは、こうした成分が少ないなどで、仕上が気になるシャンプーにあわせて、どうしても残ってしまったアニオンを払う位の気持ちで、ちょびっとつけて、ちゃっちゃと流して使っています。
 
なぜチャッチャとというと、、、実は、あんまり使いたくないのですよね?
 
なぜ、あんまり使いたくないかというと、プラスの力をもつカチオンは、マイナスの力を持つ『お肌』や『毛髪』との相性が悪く、残留しやすい傾向にある上に、かえってダメージを生む心配がある(そこまで怖がるほどの刺激ではないそうです)からです。
 
リンスの種類、その目的、2つめ、
 
ジメチコン
 
をはじめとするポリマーによる髪の化粧です。

ごわつこうが、きしもうが、ダメージもろとも髪をコーティングしてあげれば、艶もハリも出るし、なにより害になるものではないので安全だ!
というわけで、随分前からリンスに配合されてきた成分です。
いわゆるシリコーンですね!

実際、『安定性が高い』ため、お肌に対する安全性は非常に高く、『安価』で『即効性』が高い!と非の打ち所の無い成分です。
ノンシリコンなどと蔑まされがちですが、カチオンなんかよりはよっぽど安全性の高い成分です。
 
如何でしょう。
リンスといえば、何とかエキス配合!5つの潤い成分配合!とかいろんなこと謳っている傾向がある為に、その目的はすさまじく広いのではないか?と、想像してしまう消費者も多いようです。
でもその正体は、とってもあっさりしてますよねw(スーパーなどで簡単に手に入るリンスでは!ですよ?)
 
そう、リンスこそ、マジでいるのか?!しっかり考えるべき存在なのです。

じゃあ、補修や保湿成分は?

ほとんどの消費者が、リンスには、髪の潤いを復活させる成分がふんだんに配合されていて、漢方のような神秘の効果を期待している傾向にあるようです。
 
実際、一部のリンスには、シリコン、ケラチンやセラミド、ラクトン誘導体といった補修が期待できる成分が配合されたものが存在します。
※シリコンを補修剤とすることに抵抗がある方も多そうですが、悪しからず。

それらの成分の単独の効果は『確か』で、髪の状態を引き立てる期待はおおいにもてます。
 
ですが、市販のリンスに配合されている補修成分はほぼ
 
ジメチコン(シリコン)
※非常に安価だからだそう
 
くらいで、万が一配合があったとしても、カチオンやポリマーの大量配合の影にひっそりと少量配合され、その配合量が十分でなく、本来の力を発揮できないケースが多いのが現状なようです。※シリコン皮膜があんまり綺麗な物ではない!といってるわけでは有りません。
 
それでも、カチオンやポリマーによる皮膜効果によるサラツヤ演出だけは、しっかりしているために、消費者は、その効果を、神秘の漢方効果が出た!と勘違いしてしまうわけです。

そもそも、シャンプーやトリートメントは、アニオンやカチオンといったお肌や髪に刺激となりうる成分が配合されているために、
 
出来る限り早く、そして、しっかり洗い流す
 
が基本です。

ですから、補修成分、すなわち、髪に残留させたい成分が、洗い流すべき商品に同時に配合されていること自体、結構ナンセンスな話なのです。
 
つまり、補修や保湿といった成分は、本来は、アウトバスなど(つけっぱなしで洗い流す必要が無い)に求めるほうが無難といえます。
もちろん、リンスを全否定しているわけではありません。
 
アウトバスでなくとも、こうした保湿や補修成分が高配合の優秀なコンディショナーも存在します。
なぜならば、
『セラミド』などの水と交わりづらい成分を化粧水として利用したいのであれば、アニオン(本来洗い流すべき成分)による乳化がどうしても必要でセットで生成されるのがきほんだからです。
※実際、私の今回の作戦には、補修系のトリートメントを取り入れるつもりです!
 
じゃあ、ここで何が言いたかったかというと、、、、
あくまで、スーパーで売ってるようなお安めリンスに変に期待して惑わされないほうが無難、そして、取り入れるのならば、
  • カチオンによるアニオン除去
  • ポリマー皮膜
の2つによる仕上がりを良くする目的で使用する!と割り切る!を意識して、目的に合わせたリンスを配合成分から選ぶ必要がある!ということです。

守る髪の乾かし方!

前述のように、お風呂は
髪が
水にぬれ
お湯によって熱しられ
シャンプーのアニオンやカチオンの影響を受け
場合によっては、石鹸や温泉などのアルカリによって
極限まで髪が弱らされた状態!といえます。
 
それを回復するのが、リンスに加え、最後の仕上げ
 
『乾かし』です。
 
そして、その
強い見方が
 
『ドライヤー』
 
です。
ただし、ドライヤーも闇雲にかけるのはかえってダメージを引き立ててしまう心配があります。
ドライヤーは、
  • 摩擦
という『髪』の弱点を突くアイテムであるからです。
ですから、熱黙りによる髪のヤケドダメージと摩擦によるタンパク質のダメージに気をつけなければなりません。
 
なので、コツがいくつかあります。
  1. 熱を集中させない。
  2. 熱波を送るのは頭皮付近だけ、タオルドライでOK!なので毛先はかける必要はない。
  3. なるだけすばやく、摩擦をかけないように気をつける。
  4. 乾いたら手早く送風モードでしっかり髪の熱を逃がす。
です。

髪を守るヘアケアの基礎まとめ!

洗髪とリンスにはものすごい誤解がついてまわります。
たとえば、
1、シャンプーの刺激は恐ろしく高い!
→比較的安全性が高いと誤解され、長らく使用されてきた石鹸のほうが、アルカリ性であることなどから、よっぽどお肌や髪などの刺激となる心配が高いのです。同じ洗浄剤でも、シャンプーは安全性が高く、髪のダメージを抑えるための『使うべき』化粧品です。
 
2、リンスは髪に良い!
→リンスには、シャンプーの洗浄力の副作用でえた、プラスパワー(髪の仕上がりを悪くします)から開放するために仕方なく使用する『カチオン』が配合されていることが多く、カチオンはタンパク質にダメージを与えるかもしれない刺激力があり、実際、ダメージとなるかどうかはともかく、少なくともそうした力は持ち合わせるために、すばやく洗い流すほうが無難。少なくともつけっぱなしは、絶対にオススメできない成分です。
 
3、毛穴まで徹底的に洗ったほうが良い!
→少し前まで徹底洗浄がよいとされていましたが、最近は徹底洗浄による悪影響もいくつか指摘され始めていて、市場でも低洗浄力シャンプーが、その数を増やしていっています。
皮脂や角栓は、単なる新陳代謝による排泄物ではなく、体を整えるいくつかの役割が見えてきた!との事です。
なので、徹底洗浄するのであれば、減ってしまった皮脂を補うために、皮脂と同じ成分、スクワランや椿油といったオイルを補充する!などといったケアが有効とされているわけですね?

ただし、低洗浄力シャンプーがオススメ!というのが嘘ではないにしても、高洗浄力シャンプーの刺激が危険!というのはまったく意味の違う根拠の弱いウワサなので信じたり誤解の無いように。
 
などなどです。
まだまだあげればきりがないマコトシヤカな世界が化粧品業界といえ、何でもかんでも信じてよいということはまったくありません。

さて、今回はそんな化粧業界の現状と取り入れるべき『守る』ヘアケアの線引きをする基礎情報をおさらいしました。
これをふまえ、次回こそ、作戦組み立てに取り掛かろうと思います!

最近、実家に帰ったら

 

『剥げた?』

 

と一言。

 

そう、確かに最近分け目やつむじが目立ってきたような、、、、
少なくとも、20代の頃、おじいちゃんに

 

『お前の髪は高く売れるぞ』

 

といわれた時程の『髪』からは明らかに劣っているような。

 

ただ、気の利かない父にのみ、言われただけで、母も妹も

『そんなこと無い』

といってくれたので、『真実は闇』ですが、こうした発言はマイナス方面を信じがちですよねw

 

ただ、非常に悔しいのです。

というのも、

私がこのようにプライベートで『健康』を勉強し始めたのは

 

仕事で『くせ毛を素直にするサイト』の作成に携わり、これに伴い自分でも随分知識がついてきた!と自負しはじめ、そこから見えてきた化粧品業界に対する、自らおかしていた勝手な数々の勘違いに驚愕したのがきっかけで、このために、『髪』は特に念入りに勉強してきたのです。

 

なので知識だけならば、髪を健康に保つ方法は随分わかっていたつもりだったのに、この始末。

 

わかっていたからこそ、実際生活が『いたっていなかった』ことは、自明の理。

 

髪が細くなった、髪の状態がチリチリでまとまりが悪くなってきた!

 

そりゃそうでしょ!wといえる自覚は確信に近いものがあります。

 

せっかく勉強したのに実践しないなんて最強のナンセンスですよね?w
ですから、今回は改めて作戦を立て、『美髪』を取り戻すミッションに取り組んでみたいと思います。

どうしたら毛髪を美しく保てるか?

毛髪の美しさを決めるのは、髪のタンパク質の量、質、バランスが大きな要素といわれています。
ですから、艶とコシのある髪の条件は
髪のタンパク質をいかに
『生み出し』
『守り』
『補う』
のか?が重要です。
今回は、健康な髪を『生み出す』について記事にしました!

上質な髪を生み出す方法!

睡眠と食事、生活習慣、、、、ですよね?
わかってはいるものの、変化をつけるのに1番大変な部門ですね?
取り入れられそうな作戦をいくつか立ててみました。

作戦1 睡眠前は何もしない!

髪が活発に生み出されるのは、睡眠開始時の成長ホルモンが生み出された後といわれていて、そのために、10時からの3時間は
 
ゴールデンタイム

 

などと呼ばれていました。

 

ところが!

最新の研究では、良い眠りというのは

 

『眠るタイミング』と、『最初の90分』が、髪はおろか、健康においてとっても大事なのではないか?といった研究結果がでたそう。

 

具体的には、夜寝る時間を決める!というよりは、眠る準備をしっかりすることが重要とのこと。
ではどんな準備かというと、

 

『何もしない』まま、眠気を待つ!

 

そして眠くなった瞬間に眠る。

これにより、最初の90分が深い眠りとなり、体のバランスを整えるとのこと。


そして、、、、この90分の確保は、レム睡眠だとかノンレム睡眠だとかのバランスや、睡眠時間や眠りの浅さや深さなどよりは、とっても重要!との事!

 

※ガッテン!で紹介されていた情報ですw

 

私、エーっ!と驚天動地!

同時に、ものすごく説得力を感じました。

 

3時間しか眠らないのに健康な人

夜、何度も起きて、私まで目が覚めるのに、早朝、むしろ私より元気に活動してる!なんでだよ!

 

って方、身内にいませんか?w

 

そもそも、野生の動物だって、そんな良い眠りを深くしてないのに健康ですよね

(ちょっとたとえが悪いかな?w)

アシカなんか、水中で息とめて寝ていて、苦しくなったらツドツド水面に呼吸しに上がってくるそう。めちゃくちゃふびんですよね。

 

と、ここまでの情報をまとめて、改めて考えてみると、、、

 

今までは、

 

睡眠=休息

 

と考えていましたが、休息は起きていても取れますし、今後は

 

睡眠=体のバランスを整える

 

と、意識して、最初の30分を大切にしていこうと思います。

 

※ただし、日本は睡眠不足大国といえ、世界でも圧倒的に睡眠時間が短く、睡眠時間が短いと、肥満をはじめ、様々な疾患の原因となると裏付ける統計もあるそう。睡眠は、充分とる必要があるのは、間違いなさそうです。

 

と、なると、問題は方法ですよね?

 

だって、何もしない!は現代において、ものすごく難しいですよね?

スマホ、同居人、テレビ、、、、

邪魔者は山ほどあります。実際やってみるとめちゃくちゃ大変。とても眠くならんし邪念が入る。

 

瞑想する!なんかがおそらく近しい行為で、技になるくらいだから、何事にも動じないなどのコツがあるのだと思います。

習得には時間がかかりそう、、、さてどうしたものか、、、と思っていたら

 

そういえば!うちは、アパート最上階(3階)で、三階唯一の部屋だ!誰も来ないし、同居人にも邪魔されない!これを利用するしかない!

で、アパートの玄関先のエントランスで

 

飼っているカブトムシの幼虫をジーッと見る

 

で、対応するとうまくいきました。

 

最初は夜空をみる、で対応をしようとしてみたんですが、飛行機や鳥が横切るたびに

『何だあれは、UFOかっ!?』

などととんでもない邪念が入り、確認しに、見る角度を変えてる為に移動してしまったりと、落ち着かないのですw

 

その点、カブトムシの幼虫はホンっと絶妙な動きをするのです。

まるで動かないわけでもなく絶妙の安心感を与えてくれます。

 

なので、作戦1の30分間睡眠に必須の『瞑想』には、バルコニーなどの孤独場所と、カブトムシ(幼虫)のセットがオススメです。
ただし、夏場のカブトムシたちの夜中の暴れっぷりは、確実にあなたの睡眠を妨げますw

作戦2 栄養バランスを整える!

これはもう実践済みの作戦ですが、食事のバランスを整えることは当然髪を生み出すに多大な影響を与えます。

ただ、良く髪を作り出す栄養素(アミノ酸など)をたくさん取り入れると良い!みたいな情報を目にするのですが、それは一概には言えないのだろうな!と最近では思うのです。

 

筋肉などの運動とセットで増え、且つ、重要なファクターであるものならば、ササミやプロテインが必須!などというのも良くわかるので、作り出す材料をたくさん食べること自体は否定はしません。

 

最近、栄養の勉強をしてみて一番感じたのが、体の複雑さと万能さです。
体内では、すんごい種類のいろんな酵素や補酵素といった成分が働いています、さらには、腸内フローラなどの共生する細菌までもが働きかけ、ようやく栄養の摂取や運搬、変換が行われているのです。

 

その複雑さたるや、研究が追いつく日が来るのか?などと思えるほどです。
ですから、これさえ食べればきれいな髪」が生えてくる!といった食品が簡単にじゃじゃーんと紹介できるはずが無いですよね?

 

話は一瞬それますが、妹が今、妊娠していて、来年出産予定なので、現在苦しい状態がピークのよう。
こむらがえりや、体調不良が結構な悩みで、子供のため、母体のために何をとればよいのかいろんな人にいろいろ言われて

『結局何を食べればよいんだ?!』と突っ込んでるのが印象的でした。

 

髪どころか、子供をつくるならなおさら問題ですよね?
そこで、正しいと思われる考え方をまとめたところ、

  • 問題がはっきりした成分を摂りすぎない
  • 必須と認定された栄養素を0にしない
がベストではないか?と思ったのです。

つまり、塩分などの抑制が必要とされた成分をしっかり制御し、

ミネラルやビタミンといった必須であるとされた栄養素を少なくとも摂取0の日を作らない!

です。

これさえ満たせば、後は、体が欲するもの(脳ではないのでお酒やタバコは程ほどにw)を信じて好きなだけ食べればよい!

と思うのです。

複雑な体のメカニズム、きっと一人ひとり似て似つかないものであるのではないかと思います。

 

子供の栄養まで考えなくてはいけない妊婦でこの考え方が正しいと思うのですから、『髪』はなおさらそう思うのです。

 

そこで、実際どうするのか?というと、以前エクセルでつくってご紹介した

 

栄養バランス測定ツール

 

をここでもご紹介しときます。

ダウンロードはこちらのサイトでおねがいします。

 

いくつかバージョンアップし、ビタミン、ミネラル、塩分に対応したものとなりました。

よろしければお使いください。

一緒に栄養生活を整えていけたら幸いです。

一番難しい美髪のための健康法、生み出す!

ヘアケアにおいて、『生み出す』は最も難しいヘアケアであるといえると思います。
なぜなら、生活習慣を整えることだからです。

となると、新たなアイテムを購入、使用するだけで大半がすむ『守る』『補う』に比べて、時間も我慢も必要となりますからね?

 

いきなり取り入れるのは難しいかもしれません。

でも、必ずやる!とまでの約束をしなくとも、少し意識するだけで、結果はもちろん、生活にも『色』というか、思いやりが身につく気がしました。『幸福感』が上がるといいますかw

 

そう、私自身、毎日カブトムシ瞑想はできていません。仕事の都合やお酒飲んで瞑想どころじゃない!既に眠さMAXじゃ!なんて日はやりませんし、必ずしも栄養バランスツールですべてを満たしたレシピだぜ!っと確認をするわけではなく、いつも不足がちなヨウ素やB7、カルシウムを補うために、『ひじき』や『えだまめ』『うずらの卵』なんかを意識的に料理に入れる程度に留まる日もあります。

 

まだまだ修行中というわけですね?
もはや言い訳にしか思えませんがw

 

ただそれでも、心や体に『変化』をつけるのには十分です。

もはや、健康美髪の記事なのか?怪しくなってしまいましたが、すべての道は食や生活から生まれる!避けては通れない道ですねw