数か月前には140円位だった日本円ですがあっという間に158円になり、この間アメリカ金利は同じままで、円が庶民に捨てられ続けているだけです。
金利差ではなく「国力の差」と「持続不可能なマネー輪転機操作」という、アフリカや南米型のマネー状況でここまで来ました。
日本円がキャリートレードに使われるわけは「信用力がある」からなんだそうで、信用があるマネーだから安心して借り、ドルや他通貨に両替資運用できるんだそうですが、近く信用のないマネーになる可能性ゼロじゃないです。
富裕層はすでに「円はダメだ」で共通認識していて、円じゃないものに変えています。
にゃんこにゃーはどまんなか庶民で、1年分の最低生活費額の金ETFと、ドル定期預金+ドル債券証券以外=1年分の生活費、足して2年分以外はすべて円です。
円はダメだと言われたとき、困窮する層に入っています。
節操のない円安政策(自然に税が倍増する・インフレが起きインフレ税がジャンプアップしている)の犠牲になるのは庶民です。
日銀さんが7月利上げをしても残念ですが通貨安は進むことを、トルコが先にやってみて証明してくれました。
トルコはいくら上げてもダメで、通貨安のまま放置されています。
毎回書いていますが(円安進行のたび書いたので、5回くらいになっただろうか)こうなると配当前で下がってきたJT一択なので、JTは利確する必要のない会社なんだなって思います。
7月の日銀利上げはありません。
それが分かって銀行株が下がり始めています。
11月に1度0.1%程度上げで金利上げは終わりです。
訳は石油が安いからです。
変動金利でローンを組んでいる人は固定に変える必要はないです。
ハイパー円安によるGDP世界4位への転落で、国民が全員で、自国に自信を無くすという、強烈なアッパーをかましたミスターKは歴史に残る首相になれました。
ネット銀行口座や証券口座から国民の5分の1が(防衛しなければならない資産がある人は5分の1くらい・ない人は換金するカネがない)キャピタルフライトし、国内に、円資産を持つ者がいなくなる発展途上型が起きてもおかしくないです。
証券口座を持つものは余剰金のある層で、日本の上位の皆さんです。
実質カネを持っているのは、そっちの人たちだけなのに、それらがキャピタルフライトしたら、円を買ってくれるのものが誰もいなくなります。
富裕層の円から他の通貨や実物資産へのマネー移管はすでに終わりましたが(そのため国内から超円安を是正しろという声は減っていきます・政治への圧の強い金持ちがもう円を持っていないので関係無くなったからです・むしろ円安がさらに進んだ方が、資産が増え、日本での生活が楽になるため円安是正を言わなくなります・あらゆるハイパー通貨安が進む国はみんなこういう事情で通貨安が進みます)預金型の家庭の円売り移管はまだ終わっていません。
250万銀行預金でドルを作りました、
銀行の交換手数料はエグく、1ドル1円とります。
作って速攻で240万円台に減りました。
ところが、今になって252万になっている。
短期にどれだけ円安なんだ、っていう気がします。
こうやってドルさえ持っていれば毎日増えるんだから、資産を両替している人たちが「超円安で国が発展する」とプロパガンダに励むのは当たり前です。
マイポジトークっていうやつです。
(円安によって、米国株口座の日本円換算額がここ数週間で380万台後半から400万に乗った)
でもそれは完全に間違っています。
通貨の力と国力は正比例です。
これから5年くらいはすべての勤労者のNISA/IDECO円売りが続きます。
その後はハイパー円安が昂進しても、さほど富裕ではない人も、毎日のように円換算資産が増えるため喜ぶようになります。
円は節目の260円目指します。
こうなっていくとキャピタルフライトを防ぐための金利上げというトルコ型利上げとなります。
今トルコ投資ブームが始まり年利50%の金利目当てに日本人が買っているそうです。
しかし日銀は50%なんて無理なので、上げても加速した円安が止まりません。
皆で貧しくなりますが、生活費が上がらないのなら革命は起きません。
移住して住む海外の人も、出稼ぎ途上国ではなく発展国から「安い安い」と来るようになり、高齢者が多い国内事情から治安もそんなに悪化しません。
それならばいいですか?いやです。
そうならないために、日銀が待っているのはバブル崩壊で、私も同じで待っています。
チャートから、バブル崩壊後の高値ドル円は125円だと分かります。
125円はかつての「円安の天井」水準です。
そこまでしゃがんでから260円の道が始まる柄に見えています。
トランプちゃんが大統領になったら、協調介入するんじゃないか、バブル崩壊しなくても130円方向目指すともいわれていて、そうならまたありがたいものだとは思っています。
農林中金は米国債を売りますが、また米国債や米国発行債券にするので、通過両替に影響するわけではないはずです。
日本のハイパー円安を「ずるい」と評価している米国内企業向けに、一応、やってるふりだけしてみたようです。
為替介入やりなさいお墨付きです。
イエレンさんが介入に関して聞いてなかった4回言いましたが「多分いっただけ(公式に、うそをついていいことになっている彼女の立場では)」政治に関わって裏を見尽くした人は「嘘だね、国内向け発言だよ」って言ってます。
それをイエレンさんが怒っているととらえるのは良心的なとらえ方です。
何せ株価維持のためのハイパー円安貸し出し金利ほぼゼロで資金源となっている日本円ですから、日本が何したっていいわけです。。
選挙協力をここまで惜しまずしているのに、何か文句あるのかって感じです。