First Love 24 | 嵐ちゃん大好き~妄想物語! くるとんのブログ

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基本、潤担ですがメンバーみんな大好き!
下手くそながらお話作っとります(o^-^o)
潤くん絡みのお話達…

翔潤
末ズ
じいまご
モデルズ

お暇なら是非覗いてみてね

「それで雅樹は早く帰ってきたの?」
「だって、邪魔したくないし…。」

あまりにもニノが一生懸命に問題を解くからニノの必死さが伝わってきて長居はできないと思って、同じくらいのスピードで丸写しして潤ちゃんの家を後にした。

「にの、どうしたの? まあくんもどうしちゃったの?」

目を白黒させてる潤ちゃんには説明せずにただひたすら丸写しして…だから頭には解き方も何も入ってない。


「ニノミヤ頑張るねぇ~」
「うん。でも、潤ちゃんも幸せそうだよ」

「潤もどんどんニノミヤが好きになってるんだ…」
「見てると初々しいよ」


潤ちゃんは、ニノと付き合う事を決めた時お母さんに嘘をついて、いきなりウチに来た。
ちょうど大ちゃんも来ていて…

「まあくん、入るよ!」

「潤ちゃん? どうしたの?」
「潤、いらっしゃい」

「智もいたんだね、それより聞いてよ!」

興奮気味に話す潤ちゃんを落ち着かせる
だって、こんなに息を切らしてたら身体に負担がかかって発作を起こしたら大変だ。

「潤ちゃん、落ちついてね。
ゆっくり話してごらん?」

「まあくん…」

それからお茶を渡して潤ちゃんはコクコク飲むと深呼吸をして話し出した。


「あのね、にのと付き合う事にした!」

「へっ?」
「はっ?」

俺と大ちゃんはびっくりしてまぬけな声を出して潤ちゃんの顔を見ると、頬を赤らめて照れてる。

「なんで急にそんな事になってんだ?」

大ちゃんが不思議そうに聞いてきた。
大ちゃんには潤ちゃんと話した事を全て伝えてはいない。
だって、潤ちゃんは内緒にしてって言ってたから…。


「潤ちゃん、ニノと話したの?」
「うん。ちゃんと話した。」

「それで付き合うって?」
「だって…」

「だって?」

「にのとキスしたんだ、昨日みたいに。
そしたらね、やっぱり嫌じゃないんだ。
まあくんに教えてもらったようにできたんだよ!」

潤ちゃん、何言い出すんだよ…!
大ちゃんが首を傾げちゃってるじゃん。

「潤、ホントに付き合うの?ニノミヤと」
「うん!」

「ニノミヤが好きなの?」
「好きになってきちゃってるみたい」

嬉しそうに話す潤ちゃんを見てるとこっちまで嬉しくなってくる。
ニノも今頃、嬉しくてニヤついてるな…。


「そっかぁ…良かった」
「うん! まあくんに早く報告したくて、
母さんに初めて嘘ついて出てきたんだよ」

「電話でも良かったのに…。」
「まあくんには直接話したくて…色々相談にのってもらったしね」

「雅樹は潤になんて言ったんだ?」
「まあくんにはキスの仕方を…」

「ちょっと潤ちゃん!!」

潤ちゃんに最後まで話させないで止めたけど、今の潤ちゃんは何を話すかわからない


「潤ちゃん、お母さんが心配してるから
今日はとりあえず帰ろっか。」

「えっ? うん。」


「大ちゃん、ちょっと待ってて?潤ちゃん送ってくから」
「一人で平気だよ?」

「雅樹に送ってもらえよ」
「ごめんね智。せっかく二人でいたのに」

「いいよ。潤の幸せそうな顔も見れたし」
「ありがと。」

「じゃあ送ってくるから」
「いってらっしゃい」

潤ちゃんの家まで歩きながら話を聞いた。
翔ちゃんの事も話したけど、ニノは構わないらしい。

「にのは、頑張るんだって」
「何を頑張るの?」

「俺が、にのだけを好きになるように。」
「ニノらしいね」

「嬉しかった…すごく…。」
潤ちゃんはホントに嬉しかったみたいで
目がうるうるしてる。

「潤ちゃんはどうなの?翔ちゃんは…」

「俺も頑張るって言った。にのに、もっと好きになってもらえるようにって…。
だから、翔くんの事はもう…ねっ。」

それ以上は翔ちゃんの事は話さないで、
潤ちゃんが嬉しそうに話すニノの事を聞いて歩いた。
潤ちゃんを家まで送ってから慌てて引き返すと大ちゃんが寝転がってテレビを見てて

「おかえり~」
「ただいま…」

「潤、幸せそうにしてたな…」
「うん。帰りもずっとニコニコしてた」

「そっかぁ…ニノミヤはやっぱすごいね」
「一生懸命だったからね」

「それで、雅樹は何を潤に言ったんだ?」
「へっ? なんだったかな…?」

「何を教えたって?」
「なんだったかな…?」



そして今日はそんな二人の邪魔をしないように急いで帰ってきたんだ。

「ねぇ、大ちゃん…。」
「なに?」

「今日さ、グラウンドで食事の話をした時ね、翔ちゃん機嫌悪かった?」

「……どうして?」

「ニノが気にしてた。」
「ニノミヤが?」

大ちゃんはニヤッとして頭をポリポリ掻いて…
「ちゃんと見てんだな…本人より凄いな」
「何が?」

「なんでもないよ。翔ちゃんの事は気にしなくていいよ」
「そうだよね?俺もニノにそう言った。
だってさ、翔ちゃん前に潤ちゃんを好きだけどそういう好きじゃないって言ってたよね?」

「まぁね…。」

翔ちゃんはきっと驚くだろうな…。
潤ちゃんとニノが付き合うなんて。
すると、俺と大ちゃんの事も話さなきゃならないのかな?

「大ちゃん、翔ちゃんになんて言う?」
「なぁ、どうするかな…相手は普通が常識の人間だから…。」

「どうするの?」
「状況を見て考えるよ。」

翔ちゃんが理解するとは思わないけどね。

「今頃二人はイチャイチャしてんのか…」
「ニノが我慢できないだろうね。」

「俺も我慢できないけど…」
「あっ…大ちゃん…」

そのままキスしてくる。
潤くんに教えた大ちゃんとのキス

「店、まだ終わんないよな」
「まだまだ終わんないよ?」

「そんじゃ、久しぶりにしよっか?」
「…うん。」

大ちゃんがベッドに押し倒してくる。
触れられる度に声が出ちゃう…。

きっとこれも潤ちゃんに教えなきゃならないのかな?

でも、今は大ちゃんの事だけを考えて身体を委ねる

「雅樹、ちゃんと感じてる?」
「んっ。感じ…てる、すごく…ぁあ…」

そのまま身体を重ねた。
ニノと潤くんもこんな風になるのかな?

二人の幸せそうな姿が頭から離れなかった