First Love 23 | 嵐ちゃん大好き~妄想物語! くるとんのブログ

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基本、潤担ですがメンバーみんな大好き!
下手くそながらお話作っとります(o^-^o)
潤くん絡みのお話達…

翔潤
末ズ
じいまご
モデルズ

お暇なら是非覗いてみてね

「まっすぐ潤ちゃんの家に行く?」
「一度帰って汗流したい」

「ニノ、運動してないじゃん」
「バカ!ボール拭いたりそれなりに忙しいんだよ。」

「潤ちゃんとずっと一緒にいられて楽しかったでしょ?
でも、来週からは練習に参加してよ!」
「わかってるよ」

家に帰ってシャワーして教科書を持って潤くんの家に向かう。
雅樹の家は素通りした。


「二宮くん、いらっしゃい」
「またお邪魔します。あと、お願いが…」

月曜日に食事に行く事を説明して了解をもらう。

潤くんの部屋のドアをノックして中に入ると髪を乾かしてる潤くんがいた。


「あれ?早いね。まあくんは?」
「知らない。」

「知らないって…。置いてきたの?」
「今、来るでしょ」

潤くんは髪を乾かし終わると隣に座って早速教科書を開いて難しい顔をする


「この問題がわかんないんだよ…」
「うん…。」

「うんじゃなくて、教えて欲しいの!」
「うん、後でね」

「にの?」
「雅樹、まだ来てないし…」

潤くんを抱き締める。
首元に顔を埋めるといい匂い…。


「潤くん、シャワー浴びたの?」
「お風呂に入ったんだよ。にのは?」

「シャワー浴びた…。」

なんでだろう…。
潤くんはいつもいい匂いがする。


「ねぇにの、そろそろ離してくれない?」
「やだ…。」

「まあくん来るよ?」
「来るまでこうしてるの」

「ふふ。子供みたいだね」
「子供じゃないよ。子供はこんな事しないでしょ?」

潤くんの唇に軽くキスをする。
頬がほんのり赤くなってきてるのが可愛くて、もう一回キスをしたら俺の服をギュッと掴んでくる。
その仕草が堪んない…。

翔さんはこんな潤くんを見ても[普通]なんて言ってられるのかな…。


潤くんに初めてキスをした翌日に話があるって言われてこの部屋にきた。

「潤くん、話って…昨日の事?」
「違う…違ってもないかな…。」

「怒ってるとか?」
「そうじゃないよ。ただ…」

「ただ何?」
「もう一度、にのの気持ちを聞かせて?」

それから俺は潤くんが好きだって、本当に好きなんだって伝えた。
話し終わると潤くんはありがとうって笑ってくれたけど、その顔は少し悲しそうで…


「潤くん、やっぱり迷惑だった?それとも気持ち悪いかな、男に告られるなんて…」

「そうじゃないよ。嬉しいよ。
俺なんかにそんな想いを持ってくれて」

「潤くん、俺と付き合ってくれない?」
「にの…。」

「だめ?やっぱり好きな人がいるの?」

「……うん。いるっていうか、いた…。」


やっぱりね…だから潤くんは誰とも付き合わなかったんだ。
どんなに告られても…


「今も好きなの?」
「今は…わからない。」

「俺の知ってる人?」
「うん…。」

「それって翔…さん?」
「なんでそう思うの?」

なんで?
そんなの簡単じゃん。
雅樹と大野くんが付き合ってて、あとは潤くんと翔さん。
流れ的にそう思うでしょ。


「翔さんに告らないの?」
「翔くんはそういうの無理だから…」

「無理?」
「普通…っていうのが翔くんの考えだから
翔くんの中では俺の想いは普通じゃない」

「男だから?」
「うん…。だから伝えなかったし…」

「諦めるの?」
「諦めるっていうか…忘れようと思ってた。翔くんが卒業したらね」

じゃあ、それまでは好きでいるって事?
俺が入る隙はないの?

俺、諦めなきゃだめなの?


「またその顔。」
「何?」

「泣きそうな顔してる。」
「だって…。」

泣きたくもなるよ。
こんなすぐに振られちゃうんだから…。


「ねぇ、あのさ…キスしてくれる?」
「えっ?」

「昨日みたいに…してくれる?」


なんで潤くんがそんな事を言うのかわからないけど潤くんに触れたくて…。

唇を啄むように 軽いキスを 何度もしてると潤くんは俺の服をギュッと掴む。
嫌がってないのを確認して、唇 の間から 中に 舌 を入れる。
潤くんの 舌を 捕まえて 絡めていくと
少し控えめに 絡めてくる。

甘い 潤くんの口の 中は 俺を貪欲にさせてくるから、自然と深く 絡め ていくと潤くんもそれに応えてくれて…

しばらく時間を忘れてキスをした。

潤くんが唇を離すと恥ずかしそうに俯くからそのまま強く抱き締める。

「にのとキスできちゃうんだよね…」
「うん。嬉しい」

「にのとキスしちゃうんだよ…」
「潤くん…。」

「でもね、俺はまだ翔くんを終わりにできてないから…」
「から?」

「終わりにできるまで待っててくれない?」

それって、諦めなくていいって事?
終わりにできたら俺と?

嬉しいけどそんなの待ってられない。


「潤くん、やだ。」
「だめ?勝手だもんね…。」

「そうじゃなくて、待てない。今すぐ潤くんを俺のにしたい」
「だけどね、まだ翔くんが…」

「翔さんの事はすぐに忘れちゃうよ?」
「どうして?」

「だって俺、潤くんをすごく好きだから」
「にの…」

「だから、今日から俺と付き合ってよ」
「本気で言ってるの?」

翔さんの事が気にならないわけはないけどなにより潤くんを離したくない。

「潤くんが俺の事だけを好きになるように頑張る!」
「ふふ。頑張るの?楽しみだけど…。
じゃあ、俺ももっと好きになってもらえるように頑張る」

顔を見合わせると嬉しくて少し恥ずかしくて二人でクスクス笑った。


その日から毎日部活が終わると潤くんの家に来て勉強しながらキスをする…。

潤くんの両親は俺が行くとすごく喜んで
迎えてくれて、お父さんは泊まっていきなさいって言ってくれるほど。
もちろんキスしてるなんて知らないけど

潤くんはそんな両親の態度が恥ずかしいらしくていつもごめんねって言うけど俺は全然困ってないし、逆に嬉しいくらい。

潤くんとの距離がどんどん縮んでいく
潤くんとのキスもどんどん深くなっていく



「にの、まあくん来るからホントに離してくれないと…」
「何?」

「困る…勉強できなくなるでしょ」
「勉強よりこっちが大事だもん」

「んっ、にの…」

軽いキスから 深い キスに変えていく

翔さんのさっきの顔が頭に浮かぶ…
俺と潤くんを見る目が明らかに嫉妬してるように見えた。

普通ってなんだろう?
翔さんは潤くんにどんな感情を抱いてるのかな…。


「にの、何考えてるの?」

唇を離して潤くんが聞いてくる

「ずっとキスばっかりしてるから…」
「してるから?」

首を傾げる潤くんが可愛くて…

「そろそろ先に進んでいいかなって思ってさ…。」
「先って…にの?」

潤くんの首元に顔を埋めて強く 吸い付くと赤い痕がつく
そのまま首筋に 舌を 這わせていく

「ぁ …。ちょっと、にのっ…」
「だめ、止まんない」

「ふっ…んん…」

「大好き、潤くん」
耳元で囁いて息を吹きかけると潤くんの身体が ビクンとして 甘い吐息が 漏れる

そのまま押し倒そうとした瞬間、勢いよくドアが開いた


「ニノ、俺を置いていくなよ!!」
「まあくん!」

もう、なんでコイツはいいところで邪魔すんだよ!

「あっ!俺邪魔しちゃった?」
「すげぇ邪魔だよ!!」

「なんだと?俺を置いてくのはこういう事するためかよ」
「そうだよ、それなのに邪魔しやがって」

「ちょっと、にの!まあくんも止めてよ」

潤くんは頬を赤らめて雅樹に寄り掛かっていく

「潤ちゃん大丈夫?」
「うん。でも、びっくりした。まあくんと智はいつもこんな事してるんだね…。」

「あの…俺と大ちゃんを出すのはちょっとやめよっか?」
「だって…。」

潤くんは雅樹に甘えるっていうか頼っているのがよくわかる。
面白くないんだけど…。

「ほらっ、離れて。潤くんも雅樹も勉強するんだから!」
「何が勉強だよ。潤ちゃん、ニノと離れて座りなよ。」

潤くんが笑いながらお茶のおかわりをもらいに部屋から出ていった。

「ニノはいいよな…。部活も学年も一緒だから好きな時にイチャイチャできて」
「自分だってしてるんでしょ?」

「君たちみたいに倉庫でイチャイチャなんてしてません。」
「あれっ?知ってたんだ」

「少しは場所考えてよね」
「自分だってやることやってんでしょ?」

雅樹は図星だったのか珍しく顔を赤くして俺を軽く叩いてきた。

「潤ちゃん、真面目だからゆっくり進んであげてね」
「わかってますよ」

そんなのわかってる。
無理に先に進もうとしてるわけじゃない。
ただ…

「今日の翔さんの顔、見た?」
「翔ちゃんの顔?知らない。なんで?」

「いや…なんでもない」

雅樹は気づかなかったんだ。
俺の考えすぎなのかな…。

「ニノ、翔ちゃんは別に気にしなくていいんじゃない?だって、潤ちゃんはニノの傍にいるんだし。」
「そうだけど…」

「潤ちゃんニノの話する時、幸せそうにしてるよ。」
「そうなの?」

「ひゃはは。だから自信持ちなさいって」

さっき邪魔された事は許してやる。
雅樹に潤くんが何を話してるのか知りたいけど、幸せそうに話してるなら嬉しい。

翔さんの事は気になるけど、俺と潤くんが付き合ってるのが現実だから、潤くんの事だけを考えよう。


「ニノ、頑張って問題解いてね?」
「少しは自分でやれよ!」

「早く終わったら俺帰るからさっ」
「そうなの?」

「二人っきりのがいいでしょ?」

ニヤニヤする雅樹に腹立たしいけど確かにそうだから…

「即効で解きますよ」


とりあえず早く雅樹には帰ってもらおう。
そして、潤くんとまた甘いキスをするんだ。