新生活のスタートですね。2024年はどんな春ですか? | 13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

2018年12月24日に突然の告知からの入院。
その日から小児癌に負けることなく笑顔と優しさを
持ち続けた中学生の記録です。父親の私の立場から
彼女の事を少しでも多くの人に知って貰いたいそんなブログです。

久しぶりに写真を撮りに嵐山に。

沢山の観光客など人が沢山集まっていました。

 

そして満開の桜と渡月橋、桂川

京都育ちに自分としては、何故ここが観光地なんだろ?と

不思議な気持ちにもなりますが

少し離れれば嵯峨や太秦など素敵な観光地も

沢山あるのが京都の良い点なんでしょうね。

 

 

4月になって来望と同級生は

新生活を始めているんだろうと思います。

 

来望が居てくれていたら

大学に進学していたのかな?

まぁ、勉強が嫌いだから専門学校か就職かな?

そんな事を考えながら

 

通勤ですれ違う、新生活が始まった子供達と

すれ違っています。

 

 

もしかしたら、来望と一緒に桜を見に来ていたのか?

父親とは距離をとる思春期の女性になっていたのか?

今となっては解りませんが・・・

 

先日も息子君のメガネを作りに眼鏡屋さんにいったのですが

その際に少し世間話になって色々な話をしたのですが

「お子様は息子さん?と?」

と聞かれ、どう答えて良いのか本当に迷いました。

本津なら「娘がいます!」と言いたいし

言おうとおもいましたけど、その後に

来望の話になったら・・・

 

なので、「はい。息子だけです。」と

答えた私は正解だったのか、考えてしまいます。

 

 

来望と言う娘がいたのは事実。

でも今は居ないのが現実。

 

時間が経てば経つほど、何かのキッカケで

落ち込むショックが大きくなってきているように

感じています。

 

記憶が曖昧になってきたからこそ

後悔がより大きくなってきているのかな?

 

そんな2024年の春を感じながら

来望に話掛ける事にしたいと思います。