闘病256日目 自分の不甲斐なさを痛感 190904 | 13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

2018年12月24日に突然の告知からの入院。
その日から小児癌に負けることなく笑顔と優しさを
持ち続けた中学生の記録です。父親の私の立場から
彼女の事を少しでも多くの人に知って貰いたいそんなブログです。

入院一か月前の来望と。

まさか・・この時にあんな物が

来望の体の中に。

 

 

 

弱音を言わない来望。
痛みが増してくる中・・
痛みに耐え、頑張っている来望

 

確実に魔の手が大きくなっています
目に見えて解るその強さに

何も出来ない私達。

どうにか、どうにも出来ない

 


そんなこの日は仕事でしたが
全く手に付かず・・
 

いくら想像してみても
明るく楽しい未来が
一切思い浮かばない。

行きつくのは、涙と悲しみの
辛い時間だけになってしまう。

それを全て受け入れるのは

耐えられないし悟られるのは良くないと

そういった想いから、
感情を表に出さずに、

自分の中で消化する事が

出来る様になってきたのかも。

 

しなければいけない!

と思った時期だったのかな。


そんな状況で仕事を集中して
出来るはずがなく
時間だけが過ぎていきます。
忙しいのは理解しているのですが・・


病院にいても、来望に付きっ切り
起きている時は足を擦ってあげたり
揉んで上げたり。

出来る限り楽しい話をして
気分転換ができるようにと
頑張ってはいますが・・

その分、寝不足になり
病院では一切、仕事ができてない。

そんなプレッシャーと
闘いながらも
 

来望の今を大事にしないと・・
と考えるだけど
いっぱいいっぱいになりました。


仕事が終わって病院にいってみると
来望は眠ってましたが、
奥様と交代してからは、

起きれば痛い。
寝てても辛い。

そんな時間が続くのです・・
でも、そんな時間も繰り返される

人って慣れてくるんですよね。

 

今から思うと

大変な事も日常になってしまう。

なんで、もっと寄り添って

あげれなかったんでしょうか。