闘病255日目 痛みを耐える為に。彼女は耐える。190903 | 13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

2018年12月24日に突然の告知からの入院。
その日から小児癌に負けることなく笑顔と優しさを
持ち続けた中学生の記録です。父親の私の立場から
彼女の事を少しでも多くの人に知って貰いたいそんなブログです。

来望と病室で

 

最近はこんな距離感で

時間を一緒に過ごしています。

 

来望の痛みが出た時に

ふくらはぎをマッサージしてやると

少しはマシになるみたい。

 

なので、この距離感が良いんですよね。

 

 

明け方にやっと眠りに入る事が

出来た来望でしたが、
といっても痛みで数時間で
目が覚めるのですけどね。

そしてトイレもあるので
長時間の眠りに入れない。
そんな状態ですが、
どうする事もできずに、

ただ、痛みに耐えるだけ。
 

そしてそれを見ているだけ。
しか出来ない不甲斐なさ。


何か出来ないのか?と

色々と試している中で
痛みだした時に

ふくらはぎを締め上げると
痛みが少し和らぐとの事で
私が両手を使って 

手でやっていたのですが
もしかしたら・・・と


昼に来望が眠っているタイミングで
院内にある売店にてマジックテープの
サポーターを購入。

それを強くふくらはぎに
強く、かなり強く巻くことで
少しは痛みが治まるようでした

これによって、以前に購入した

マッサージ機と併用しながら

痛みを誤魔化すように。

ただ、これは根本的な改善に
なっている訳でもなく、
単なる誤魔化しだけですから。

 

神経から来る痛みに対しては

どうする事も出来ないというのは

誰にでも解るのではないでしょうか。

 

 

この日は

寝ているのか?寝てないのか
解らないような状態で
昼を過ごした来望。

そんな中
私が不意に眠ってしまったみたい。

 

しばらくすろと、何かゴソゴソと。

 

気になって起きてみたら、

来望が一人で
トイレに行こうとしてました。
慌てて起きてトイレの補助。

 

「起こしてくれたら、いいんだから~」

「もし倒れたり、こけたりしたら大変!」

 

と来望に伝えると

 

「せっかく寝てるのに起こしてごめんね」
なんて言ってくれる優しい娘。
 

「謝るなやぁ~~」なんて笑いで

誤魔化しましたが

泣きそうになるのをコラえるのに必死でした。

 

 

来望・・・ありがとう。


もうその言葉しかでてこない。
がんばろ~ね!!

皆で一緒に頑張ろう!!