闘病18日目 今も対して落ち着いて考えられるように 19/01/11 | 13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

2018年12月24日に突然の告知からの入院。
その日から小児癌に負けることなく笑顔と優しさを
持ち続けた中学生の記録です。父親の私の立場から
彼女の事を少しでも多くの人に知って貰いたいそんなブログです。

 

自分としては、仕事をしていると嫌な事を考える時間は少なくなり
今までの日々と変わらないと勘違いしそうになります。

ただ・・・
何かを見たときや、何かを聞いた時は、
どうしても嫌な事を連想し一気に落ちる事も。

 

きっかけは色々ありますが、

テレビだったり、何気ない一言だったり

何か?というのはありません。

でも、不意に来る気持ちの波の大きさには

まだまだ対応できてないようです。

それでも病院では娘と奥さんが頑張っているの
ですから自分も頑張らないと。

仕事中も奥さんとLINEで連絡をとってみると、
起きたら吐いているという辛い状況だそうで、
特にお風呂に入れるのにも
意識がシッカリしていないので点滴の台などの移動と
娘を支えるのとで、かなり大変なんだそうです。
 

とはいえ、今の娘にとってお風呂は気分転換になる
大事な場所と時間ですから

奥さんには頑張って貰わないと。

残念ながら私では年頃の娘とは一緒にお風呂に
入れないのですよね・・・

中学生の娘が父親と一緒にお風呂というのも

かなりレアケースでしょうし。

私は全然構わないのですけど嫌がって当然です。

と、そんな状況としりながら向かう病院はどれほど辛いか。
でも娘の顔を見たいと思う矛盾する気持ちのまま病室に。

すると 以外にも、この日は穏やかな表情でした。

少しは吐き気が落ち着き、楽になってきたんだそうです。

しかも・・・
ゼリーを食べながらも「パンが食べたい」
という食に対しての欲がでてきてくれたので
尚更、ありがたい状況ですね!

奥さんが帰った後に久しぶりに食パンも
半分食べれたし、

痛みがる事もなくスヤスヤと眠っています。
会話も多少できてますしテレビも自分から見ようと
しているのをみると、それだけでも有難いです。

何気ない事ができているという事に

安心や幸せを感じているこの時間に

自分は逃げ込んでいるのかもしれませんね。

 

そんな事を考えながら病室で仕事をしていると

帰宅した奥さんから

「息子が体育の時間に足が痛い」

ということで整形外科に連れて行ってと言い出しました。

まさか・・・

娘の時と同じ状況。

それを思い出すだけで全身が硬直し

最悪の事態すら想像してしまいました。

心拍も上がりましたけど
そんな奇跡?テレビドラマじゃ~あるまいし~
と自分に言い聞かせました。


ネガティブになっているときは

何をしても、何を考えても良くない方向になるので

注意しないとダメですよ

とりあえず、早く息子を病院に連れていこうと

思っています。