筋肉をつけすぎると | きゅうの独り言

きゅうの独り言

『治療院きゅう』は枚方市養父元町にある、あん摩・マッサージ・はり・お灸の治療院です。

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定休日
水曜日・第2,4日曜日

御来院の際は、御連絡をいただけましたら幸いです。

最近は健康志向が強くなり、ジムに通ったり、歩いたり自転車で通勤したりして運動する方が多いように思います。

 

ある日「あれ?この辺筋肉付いてきたんじゃない?」と変化に気づいて、トレーニングにはまる方もおられます。

 

筋力はある程度必要ですが、ボディビルダーのようにムキムキになるとどうなるでしょうか?

 

そうなんです、やはり良くないことも起こるんです。

 

筋肉と言えばボディビルダーですが、ボディビルダーは電話をかけるときに腕が痺れてしまい、1分ももたない方もいるそうです。

 

なので頚で受話器を挟むそうですが、これは腕に向かう動脈が胸や腕の筋肉で圧迫されてしまうからなんですね。

 

他には血圧が上がりやすくなります。

 

筋肉によって血管が圧迫されやすくなりますし、筋肉に栄養を補給する必要があるため、多量の血液が供給されているためだろうと考えられます。

 

後は災害など万が一のことが起こったときに、脂肪が少ないため生存時間が短くなる可能性があります。

 

筋肉量が多いと大きな出力を期待できますが、裏を返せば燃費が悪いんですね。

 

話は少し変わりますが、伝説のボディビルダーに『マッスル北村』という方がいまして、この方の死因は餓死と考えられているそうです。

 

コンテストに向けて食事制限をしていたそうですが、尋常ではない筋肉量に対して、栄養が足りなくなったときのエネルギー源である脂肪が無かったためと考えられているようです。

 

ここまで筋力トレーニングをする方は稀でしょうが、ほどほどであれば体に良いことでも、やり過ぎると毒になると言うことの一例です。

 

夏は露出も多いですので、健康的に筋トレをお楽しみください(^∇^)