中国ドラマ沼で溺れ続けるkumiのもう一つの沼 日本の少女漫画・小説① | kumiの中国ドラマ 備忘録

kumiの中国ドラマ 備忘録

留学から約10年、気付いたら中国語をほぼ忘れてたので勉強を兼ねてドラマ見てます。
あらすじ&感想書き始めました。
まずは主に大陸の古装系、時々現代ドラマ。
基本長文。山場終盤ネタバレ記事はアメンバー限定。
簡体字繁体字日本漢字ごちゃ混ぜ適当ブログです。

少し前からちょこちょこ書いてる話なんだけど、華ドラにハマって以来、読書量が減ってしまった。

というかほぼ読まなくなってしまった💦

子供の頃から図書室や図書館に通い詰め、読みたいものは読み尽くしてしまい途方にくれるほどの本の虫。

なのに、以前は本に費やしていた時間が全部ドラマにとられてしまったのです。

 

が、数ヵ月前から読書熱が高まっている。

とはいっても真面目なお堅いものや新しいものじゃなくて、長年好きで繰り返し読んできた漫画や小説をまた読みたい!という謎の熱。

 

時間の配分に悩む毎日。

今は毎日ドラマを1~2話見て、本も一冊は読む、というサイクルに落ち着いてます。

結果万年寝不足😅

 

大好きな物語は何十回と読んでも面白いし感動する。飽きない。

自分の読書遍歴を振り返ると、中国ドラマにハマったのも当然の流れなんじゃ?って気がしてきたので、ちょっと愛読書の一部を晒してみようかと笑

中華ファンタジーにどっぷりハマったkumiの脳内には何が詰まっているのかはてなマーク自分でもまとめて見てみたい。

てことで、ファンタジー要素、古装要素を含む内容のものに限って挙げてみる。

何回かに分けます。

ドラマの話はしないので以下読んでも何も情報は得られません。

単なる自分の為の記録なので読まずに閉じていただいて没問題 笑

 

まず今回は、中国語版も持ってる漫画3作品

台湾で購入してるので繁体字です。
 

1.【花咲ける青少年】樹なつみ

↓等過去記事で何度か触れてる

 

日本語版の方は、繰り返し読みすぎて変色とか酷くなってしまったので買い直した文庫版。 

 
カバーをつけてるので反射して光っちゃってる💦
中文版のタイトルは【天国少女】
台湾でふらりと入った本屋で見つけて即大人買い。

 

あの時点で既にかなり古い作品だったのでまさか台湾で売っているなんて夢にも思わなかったのに、偶然愛蔵版を見つけたの爆笑

あの本屋の店長さん、樹なつみファンだったのでは笑


これはファンタジーでも古装でもない…
いきなり自分で決めたラインから外れたw

いやでもこれは!!普通のリアル社会の話ではあるが、普通の恋愛漫画ではないのです!!


世界的大富豪の一人娘である花鹿(かじか)という少女が、父の命令で夫探しゲームをすることになる。
父が選りすぐった三人の男達が誰か知らされないまま、花鹿は日々出会う人たちの中からその三人を当て生涯の伴侶を選ぶというもの。
父が娘に伴侶を選ばせたいその理由には、花鹿の想像の及ばない背景があった。
そして幼い頃からずっと花鹿の側にいた倣立人(ファン・リーレン)は花鹿の父からその夫探しを見届ける役目を言いつけられ…

この倣立人がヤバくてラブラブラブ

倣一族の総帥。

幼少期からあまりにも頭が良すぎて、それゆえに孤独。

花鹿の前で以外はほぼ感情を見せない子だった。

常に総帥として相応しいよう振る舞っており一見とても聡明、冷静沈着、礼儀正しい紳士に見えるが、本当の彼は?


花鹿の教育係的な感じでもあるのでけっこう厳しく叱るし容赦ない。
まあ世界一といってもいいくらいのお嬢様だから、厳しくするのも大事よね。
でも花鹿が本当に望むことは最後には結局、立人が折れちゃう。

思う通りにやってみろ、と後ろで見守り手助けするその姿勢にグッとくる💕

そもそも誰よりも花鹿のことが好きなのに自分は花鹿パパセレクトの夫候補の3人には入れてもらえずまさかの見届け役を押し付けられるという不憫さがまず良いよねラブラブラブ笑

倣の総帥としては、花鹿の父に逆らうことは立場上決して出来ないので従うしかない。

花鹿パパ、ほんとイジワル笑
 

花鹿の父が選んだ三人の男性も皆魅力的。

ユージィンの人間離れした美しさ、美しさの裏に潜む哀しさ

その哀しさから解放された後のユージィンの歪み具合もまた魅力笑

え?あなたそれでいいの?って感じw

ドSに見えてドMタイプw

 

ルマティの終盤の演説には泣

彼も過酷な経験を重ねる中で立人に導かれ大成長。
 

カールはちょっとエピが弱いかな。

画像なくてごめんカール😅

しかし最後の最後に立人を助けてくれる大事なキャラ。

 

ちなみにこの物語のヒロイン花鹿は超美少女だけどちょっとズレてる子なので、終盤になってやっと恋に目覚める。

だから主角二人はクライマックスでキスシーンがある程度で、色気とは程遠いヒロイン笑

ところが男主 立人は真逆。むしろ彼がこのCPのお色気担当w

人間離れしたユージィンとは違う方向性の美貌。

単行本の表紙も立人の時だけ色気が異常w

花鹿が恋に目覚める前、彼自身もまだ少年だった頃から、花鹿の知らぬところで魔性の色気を故意に大放出し人妻を弄んでいたようなものすっごく悪い男なんですラブ

しかもそれも彼にとっては単なる社会勉強の一環だったりするw

ただの善良エリートではないところも魅力笑

欠点が見当たらない。ほんとに完美ラブラブラブ

 

う~ん、我ながらほんとに好みが変わってないw

kumiって小中学生の頃から少しも成長してないんじゃはてなマーク😂

とにもかくにも今思えばこの素敵すぎる倣立人が、kumiが初めてハマった華流イケメンであり、好きな男性のタイプをガッツリ方向付けてくれたキャラでもあったかもしれませんキラキラ

 

全体としてはただの恋愛漫画ではなく異国の王族の後継者争い、政治問題が絡んでくる壮大な骨太ストーリー。

「安穏とした人生なんて私にはきっと合わない」と笑って言える花鹿も本当に魅力的。

アニメ化もされてたけどkumiは絶対的原作支持者なので笑、見てないし今後も見ることは無いでしょう。

やっぱりアニメはイラストが残念…(個人の感想です)

興味ある方には原作漫画をおすすめしたい。



2.【闇のパープル・アイ】篠原千絵
これは↓の記事で触れてるし説明するまでもないほど有名なので詳しくは書かない。

 

中文タイトルは【魔影紫光】

日本語版はこれも文庫版。

 

これも台湾で全巻大人買いしたけれど実は買っただけで満足して全部は読んでないw
やっぱり好きすぎる作品は日本語がいい。
kumiの中で慎ちゃんは慎ちゃんなの。
倫子には「慎ちゃん!」って呼んでほしい。

「阿慎!」だとなんか違う😂

数々の名セリフもやはり日本語の響きが良い。

【花咲ける青少年】はそもそも立人が中国人だから、という理由だけで中文でも楽しめたけど、闇パは中国語要素ゼロだからなんか違うってなっちゃったw

でもいつか中文版も全部読むつもり。

 

ヒロイン倫子とその娘 麻衣の二世代に渡って描かれるストーリーがとてもドラマチック。

倫子の時代に張られた伏線が後半の麻衣メインの展開の中で鮮やかに回収される、その見事さは鳥肌もの。

いまだに涙無しには読めない。

エピも描写もけっこうエグいので誰にでもおすすめするかと言われると😅

ただkumiはどハマりした、とだけ言っておきます。

篠原千絵は【天は赤い河のほとり】も名作✨

これは中国語版は持ってないので次回に回します

 


3.【女王の花】泉かねよし

これは上の二つと比べると新しい方。
台湾に遊びに行ったときに売ってた巻だけ入手。
全巻は売ってなくて揃えられなかった。残念😢
 

内容は中華戦国系って感じ。

元々【二の姫の物語】という作品があって、その後の世代の連載として描かれたのが【女王の花】

 

亜国の姫・亜姫は幼い頃から冷遇され続けついには母が殺されてしまった。

異国に人質として出された亜姫は宿敵 土妃から国を取り戻すことを誓う。

奴隷である薄星との恋、土妃との戦い、 青徹との絆…

 

これも涙無しには読めない。
非常に重く辛いので、イケメンにキュン♥️みたいなのが欲しい方は読まない方が良いかと…

kumiも何度もは読んでません。

日本版は中文版と対になってる巻以外は手放してしまった。

辛くて読めないから(இ﹏இ`。)

【美人骨】とか【楚喬伝】とかああいう重めのストーリーが好きな方にはおすすめ(その二つに内容が似てるという意味ではない)

 

 

ということで、中文版を持っている古装・ファンタジー系少女漫画3作でした。

 

 

やっぱり日本語っていいよね。

↓の立人の初登場シーン。

「来たのか、倣立人」という花鹿に対する立人の返事
「おまえが呼べば、いつなりと」
日本語版はここだけセリフが中国語になってて日本語ルビがついてる。
「いつなりと」なんて今ではほぼ使われない言い回しだけど、立人が言うならやっぱり「いつなりと」しかないと思うのラブ

樹なつみの言葉の選び方も好き。天才。

kumi、日本に生まれて良かったキラキラ

たまたま日本人で日本語ネイティブとして育ったおかげで、何の苦労もなく日本語の魅力を堪能できる。

幸せです(இ﹏இ`。)

 

 

次は何を書こうかなぁ。

メジャーな少女漫画で手を出していないものはないんじゃないかってくらい読んでたので、挙げればきりがない。

十年以上繰り返し読んでいるものの中から厳選して記録していこうと思います。

そして定年後に記録した作品を全部じっくり読み返すの笑