近くの草まみれ、ガラクタまみれの小さい空き地があってんな。
そこの持ち主さんが、『土地がなくなるまで、草ボーボーより花の方がいいから、使ってくれていいよ』と言うてくれた。
そこの土地は、とにかく荒れ放題で、草ボーボーだったのをいいことに、いろんな人がゴミを不法投棄していて、お菓子の袋やらペットボトル、空き缶満載、さらに自転車や割れた鉢、瓦なんかも堆積してるガラクタまみれの土地やった。
それでも一つ言えるのは、絶好の日当たりと、風通しの良さ。
ここで土さえちゃんとしたら、育たんものはないと確信した。
それからゴミを退かし、耕し、堆肥を漉き込み、苗を植え続けること数年。
ようやく通りすがりの人たちが喜んで見ていってくれる庭のようになった。
草引きしたり、水やりしたり、花がら切りをしていると、知らんおばちゃんたちが『いつも楽しみにしてるんですよー』と声をかけてくれるねん。
もはやそれが楽しみでやっているボランティアのような感じ。
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