過剰医療について。
クライテリオン(11月号)と言う雑誌を読んだ。
社会保障130兆円のうち、
60兆が年金、40兆が医療費、その他30兆とざっとそんな感じ。
その他の10数兆も実質医療費だと言う。
病床数が多い県ほど、医療費が高い。
それは病院の経営上、病床の数一杯にしなければ経営が成り立たない。儲からないからだと言う。
それでやらなくてもいい検査、診療をしなければならない。
もしそれが本当ならシステムに問題ありだ!
それで健康になるなら良いが、寿命が伸びる、健康になってると言うデータはないらしい。
医療が増えたから病人が増えるのか?
病人が増えたから医療が増えるのか?
どちらにしても、
膨大な血税を毎年医療に使いながら、病人が減っていかないシステムはどうなんだろう?
救急の時は心底頼りになるが、
生活習慣病に対しては、信じ切るのは危ないと思う。
すぐ、薬だ病院だではなく、
もう少し人間に備わっている力を信じても良いのではないか?
なりたい身体に向かって、日々自分を高め、整える。
貪瞋痴の三毒を減らす。
自由は、天才には素晴らしいかもしれないけれど、
自分みたいな凡人にとってはダメにもなる。
毎朝ルーティンをこなし、
十善戒を守る生活をし、
肥大化する欲を抑え、
健全な欲に向かい、
さわやかに明るく生きる。
その生き方が自分を強くし、自律神経を整え、
今とても生きやすいと感じる。
なりたい景色を思い浮かべ、成長していく。
その事に意味を見出したい。