虹の橋を渡った愛犬が教えてくれたメッセージ | 不安症は「生き直し」のスタートメッセージ

不安症は「生き直し」のスタートメッセージ

パニック発作で死ぬのではないかという恐怖から、不安障害、病気不安に苦しむ。
病院に、失望し、
自らが起こした悩みや不安なのだから自らの力でも治せると信念し、自分で勉強、実践してほぼ克服。
日々の思いや、学んだことを書く。

愛犬を亡くし、絶望感からのストレスで過敏性腸症候群になった事があります。


愛犬を亡くし、3ヶ月経った頃から、

下痢、軟便が毎日続き、断食したり、食事を変えたり、色々試したが効果なく、

体重が減っていった。


心配症な自分は、ガンかなと不安になり、

近くの胃腸科にお世話になった。


事情を説明し、過敏性腸症候群に対する

説明書きと薬をもらい、

2週間薬を飲んだが良くならず、

内視鏡の検査をする事になった。


でも自分はどうしても抵抗があった。


あまり、親身ではなく、

作業的な診察で

信頼もない医者に見てもらう事の抵抗があった。


だから、検査せず、本で知った、

石原結實先生と言う、

東洋と西洋両方の医学を精通している先生の診察を

藁をもすがる思いで予約した。


生姜紅茶や、伊豆断食施設で

有名な先生で、一時TVに出て有名になってしまった時は、診察の予約が数年先という状況だったと言う。


自分は数週間後に予約が取れた。


有名人なので緊張したが、

お腹を触り、

顔色、舌を診て、

親身に話を聞いてくれた。

日々の生活の指導もしてもらえて、

こんなお医者さん初めてだと感動した。


そして

「不安なら血液検査してすぐわかるよ」


と、血液をとった。


その血液検査の結果をわざわざ電話で一つ一つ説明して下さり、


「あなたは健康だよ!安心しなさい!」


と笑われながら言われた。


下痢軟便が半年以上続き、

断食、小食、薬、整腸剤色々試しても、

仕事の量を減らしても効果がなかった、

この下痢軟便と言う症状が、

その言葉一つで

その日から無くなってしまった。


薬も心療内科も使わず、

過敏性腸症候群の症状が消えてしまった。


薬剤師の知り合いからは、

「それ自己免疫疾患の一つだから、一生の付き合いかもよ」

と言われていたのに。


過敏性腸症候群の全部が

思いだけで治るとは思わない。


偽物の過敏性腸症候群だったもしれない。


信頼できる医者に出会えたのも、

良い影響したかもしれない。



それは分からない。


ワイル博士の本に、

治っていく事の重要事項に、治す側と受ける側の信頼関係と書いてあった記憶がある。

病で不安な時に勇気づけ、親身になって見てくれる医者

がもっと増えてくれればと思う。


でも半年以上毎日続いた下痢軟便が

治った事実がある


どんなに科学が発達しても、

DNAが解明されても

人の身体はわからない事だらけでしょう。


「この心の作用をもっと勉強して」


って虹の橋を渡った愛犬に言われた気がした。

愛犬が亡くなった悲しみから起こしてくれたこの症状。

なってる時は本当に不安で辛かったけど、

たくさん学んで成長出来た。


亡くなった事は無駄にはしない。