死生観を持つと生きる力が湧いてくる | 不安症は「生き直し」のスタートメッセージ

不安症は「生き直し」のスタートメッセージ

パニック発作で死ぬのではないかという恐怖から、不安障害、病気不安に苦しむ。
病院に、失望し、
自らが起こした悩みや不安なのだから自らの力でも治せると信念し、自分で勉強、実践してほぼ克服。
日々の思いや、学んだことを書く。

病気不安は、なぜ辛く苦しいのか考えた。


結局の所、病気になって

苦痛を味わい、

苦しんで死ぬのが恐いからだ。


死ぬという未知が恐い。



大きな病気になっても確実に生きれると分かってれば、病気不安にはならないかも知れない。


これを和らげれば病気不安脱出の糸口が掴めるのではないかと

死生観を学んだ。


飯田史彦さんの「生きがいの創造」は人生観を変えるほどのインパクト大だった!


人は魂の成長のために何度も生まれ変わり、

この地球で学ぶために生まれてくるという。

人生は魂の修行場。


実際34歳の子供達の何%かは、生まれる前の記憶や前世を記憶しているという研究もある。


もしそうなら嬉しいし、希望もある。

死が最後ではないのだから。


もう一つ。


田坂広志先生が

死生観を持つ上で、

見つめなければならない3つの真実があると言う。


これは自分の人生の宝になっている。


「人は必ず死ぬ」

「人生は一度しかない」

「人はいつ死ぬかわからない」


この三つの真実を見つめて生きるという事だ!


このどれか一つを考えるだけで、とても重く、逃げ出したくなる。

考えたくもなかったけど、真剣に学んで考えた。


人は平均寿命のトリックに、安心してないだろうか?

自分は大体80歳くらいは生きるだろうからと、

日々死を忘れて生きようとする。


今日も朝になっちまったと布団の中で、ダラダラ過ごし、朝が始まったら始まったで

1日、1日を大切に生きようとはしない。


これは安心感じゃなく、ただの緩んだ心だ。


この3つの真実を真剣に考え、

勇気を持って受け入れ、忘れぬように生きる事は、

不安な人生でも、落ち込む人生でもなく、


むしろ充実した、悔いのない、輝いた毎日になるのだ!


これが人生の真理だった!


地球が生まれて46億年。

それからしたら人生100年生きたとしても30年だったとしてもどちらもほんのほんの一瞬。


視点を自分の症状に当てるのではなく、

こういった広い視点で見るのも病気不安には有効だ。


心の中で、「今生きれてる」事だけを考えてみる。

今生きているとつぶやいて欲しい。

そこには今病気があろうとどん底にいようと関係ない。今生きれてる事が嬉しい。



生きていれば嫌な事は絶対ある。


でも死を見つめれば生きる力が湧いてくる。

死を見つめて生きれば喜びに目がいく。


ビクビク不安に生きるのでなく、

この一瞬一瞬を生き切り、

今生きれている事に感謝していきたい。


最後に田坂広志先生が死の宣告を受けた時

あるお寺の住職に言われ、

この言葉を胸に人生を切り拓き、復活したと言う言葉を記したいと思います


「過去はない

 未来もない

 あるのは永遠に続く、「今」だけだ

 今を生きよ

 今を生き切れ!」