東京マラソン2024の記録(その①) | 50代から始めた挑戦の記録

50代から始めた挑戦の記録

50代半ばの夏、その時は…
自分がその後、登山・マラソン・ゴルフ・資格取得などに挑戦する日々が訪れるなど思ってもいませんでした。年を取ってからの挑戦は上手くいかない事ばかりですが、やりがいもあります。そんな自分が「生きた証」をここに綴っていきます。

今夜は、会食でした。

東京マラソン前の会食のうち、本番後にずらせるものは全てずらしたこともあり、会食が続きます。




さて、記憶が薄れる前に、東京マラソン2024の記録(記憶)を残しておきたいと思います。

 

 

当日朝、7時前に池袋駅で下車しトイレへ。

出来る限り身体を軽くしたいという思いと、新宿駅や周辺駅(隣駅など)のトイレ混雑などを見据え、新宿駅から少し離れた駅かつトイレ選択肢の多い駅である「池袋」を選択しました。

 

トイレで身体を軽くするという目的を半分程度達して(謎)、再び山手線に乗車。新宿に向かいました。新宿駅についたのは7時過ぎ。駅から都庁まで10分くらい歩いて指定場所にたどり着きます。


既に、数多くのランナーが集まっていました。



ちょうど1年4ヶ月前、

初フルマラソン「水戸黄門漫遊マラソン2022」)での惨敗↓


その4ヶ月後、

人生2回目のフルマラソン、「東京マラソン2023」への出場↓

 


あれから1年。

東京マラソン2023の後、私は、水戸リベンジ、松本、姫路城を経験しました。


特に姫路城では、諦めずやり遂げる大切さを学びました↓


そんな中迎えた今回の「東京マラソン2024」

目標は、楽しむこと。


楽しむ定義は、納得できる走りができることも含みます。


姫路城でサブ3.5を達成した私は、今回、ちょっと揺れていました。


東京マラソン2024は、連続サブ3.5をグロスで狙いたいけど、Fブロックスタート。冷静に考えて、それは無謀。


でも、達成できたら、どれだけ素晴らしいか。



私の年齢からみて、タイムを狙える時間はそんなに残ってはいません。

加えて、東京マラソンを走れる機会は、今後無いかもしれません。


身体が疼きます。

何か、成し遂げたい。


東京マラソン本番前、心の奥底に、

「連続グロスサブ3.5」

が離れない日々が続きました。


そんな精神状態のまま、私は本番当日を迎えたのです。そして、その揺れた心境が、私のレースを最初から乱すことになる事を、スタート前の私は知りませんでした。




そんな…

アップもままならない状態で、私は最後のトイレに向かいます。

大阪マラソン優勝の國學院大學の平林君に倣って、首元にColantotteのマグネバンを貼りまくっています(汗)


そして、トイレから出た後、次に向かったのは、Fブロックのスタンバイ位置でした。

ストレッチをするでも無く、アップするでも無く、ただただFブロックでも前の方にいたい。

そんな気持ちが、私を突き動かしていました。


今から思えば、その時点で冷静さを欠いていたように思います。


…整列に加わった私は、軽く後悔します。

普段は、肩周り、股関節周りのアップを念入りにするけど、こんな中では出来ない。


普段と違うスタートになってしまう。

ルーティンが出来ない私に、不安が襲いかかります。


でも一方で、「少しでも前に並ぶことが出来た。少しでも混雑を避けられる!」

そう、私は自分をごまかしたのです。



Fブロック最前列に並んだ私の眼の前に、サブ4ペーサーが待機していました。

号砲が近づくにつれ、更に私は冷静さを欠いて行きます。

「サブ4ペーサーではなく、遥か先にいるサブ3.5ペーサーにいち早く追いつきたい」

号砲前から私はそのことだけ考えていました。


歯車が狂いだしていることに、私は気づいていません。


こうして、号砲の時が迫って来ました。



続きは、後日記録します。