2度目の登山(振り返り)2022年8月「八ヶ岳縦走」(その1) | 50代から始めた挑戦の記録

50代から始めた挑戦の記録

50代半ばの夏、その時は…
自分がその後、登山・マラソン・ゴルフ・資格取得などに挑戦する日々が訪れるなど思ってもいませんでした。年を取ってからの挑戦は上手くいかない事ばかりですが、やりがいもあります。そんな自分が「生きた証」をここに綴っていきます。

2022年の7月、私はYさんに誘われ、生まれて初めて登山を経験しました。日帰りの日光白根山への登山でした。

 

 

Yさんから「体力は問題ないね。というか鍛えているだけあって羨ましいよ。この勢いで、もしやる気があるなら次の百名山にトライしてみないか?」

と、2度目の登山に誘われました。

 

「ぜひ、お願いします。日光白根山は素晴らしかったです」

と私。

ただ…次にYさんの口から出てきた言葉は、私を若干不安にさせました。

 

「今度は1泊2日で行こう」

 

だ、大丈夫だろうか。私は登山経験が日帰りの1度きり。

装備面や技術面で、Yさんの足を引っ張らないだろうか。

場所によっては…遭難のリスクもあるのでは…

 

考えれば考えるほど、不安が増していきましたが、一方で、もしかしたら、まだ体力があるうちに、知らない世界に触れることで何か得るものがあるのではないか。という前向きな気持ちも出てきました。

 

後日、Yさんから「登山計画書」が送られてきました。

 

そこには、「八ヶ岳縦走」と書いてありました。

色々調べました。

…素人の私には、やっぱり、結構、大変そうだ…ガーン

 

ざっくりしたプランは、

登山口~行者小屋~阿弥陀岳~中岳~赤岳→赤岳天望荘で1泊

2日目は赤岳天望荘~横岳~硫黄岳~下山

 

というプランでした。

特に初日は、八ヶ岳の主峰二つ(阿弥陀岳、赤岳)をメインとして登頂するスタンダードルートだといいます。

でも…赤岳は、2899m

 

これは…本気の山です…ガーン 不安が増長します。

 

 

色々装備を揃えました。

代表的な装備は…ザックです。

これまでの人生で持ったことのない大きさ。

60ℓ超のザック。本気のやつです。

 

そのほか、遭難した時やケガをした時に必要となるもの(かつ、重くならないもの)や、短期保険(ヘリで下山することになると数百万円かかるケースがあるそうです)の加入など…色々準備しました。

 

でも、この準備の仕方をよく考えてみたら…

 

 

ほとんど、失敗して遭難する前提…えーん

 

 

当時は、

それだけ不安だったということだったと思います。

 

でも、楽しみでもありました。

その年(2022年)の秋には、初めてのフルマラソン「水戸黄門漫遊マラソン」への挑戦も決めていましたので、脚力強化につながるのでは?という期待もありました。

 

ただ、それより、「やったことのないことへの挑戦」をこの年齢で始めることの方が、やり甲斐を感じていたように思います。

 

簡単には加齢に負けないぞ。抗ってやる!という強い気持ちに後押しされる形で、私は2度目の登山に臨むことになりました。

 

 

この続きは、次回、記録に残しておきます。