今日は、登山のことを記録しておこうと思います。
2022年7月、私が若い頃よりお世話になっているYさんより、
「以前、山に登ってみたいと言っていたが、あれは本当か?」
と尋ねられました。
「本当です」と私が答えると、
「じゃあ、軽く行ってみるか?」と誘われました。
「よろしくお願いします」
これが私と登山の初めての出会いです。
当時私は54歳。初フルマラソン(2022年10月)挑戦の少し前のお話になります。
Yさんは、若い頃より登山のベテランの方ですが、年齢は63歳。このお話の数カ月前に、私の出向先に「会長」として着任された方です。
Yさん曰く、
「昔のようにはいかないが、体力が続けば、山はこれからも登りたいんだよな」
という事でした。
「日帰りで良い山がある。日本百名山のひとつでもあるし、どうだ?」
と勧められたのが、
「初登山ですが、百名山なんて大丈夫でしょうか」と私。
「週末走ってるなら体力は(多分)大丈夫だよ。」
Yさんからこう言われ、誘われた日の週末、(急ですが)登山することになりました。
<日光白根山>
標高:2,578m
登山コラムを読むと、こう書いてあります。
「関東地方の最高峰。その高い頂は、一年を通して雲に隠れていることが多く、冬の澄んだ晴天のもとでだけ、雪に頭を白くした稜線がすべて見渡せるという。奥白根山と前白根山の間に位置する「五色沼」は、山頂から見下ろすと、水位によって五色に水の色が変化している。弥陀ヶ池から山頂に向かう登山道からも眺めることができるが、ほとりから眺める五色沼もまた美しい。」
当日に向け、何を準備して良いかもわからず、Yさんから教えていただいた通りの恰好・装備を揃えるだけで精一杯。
あとは、当日ご迷惑をかけなければ良いのだけれど…という不安な気持で当日まで過ごしました。
いよいよ初登山の日がやってきました。
登山口です。若干緊張気味。
早速登り始めましたが、これが結構きつい。
普段ジョギングで使っている筋肉とは、全く違う筋肉を使います。
汗が滝のように流れます。30分~40分位を目途に休憩。
水が美味しい。
ことのほか、水が美味しいのです・・・
数時間後、「弥陀ヶ池」に到着しましたが、これが息をのむような美しさ。
弥陀ヶ池
この先が日光白根山の頂上
信じられませんが、この後頂上は天候が崩れます。
雲の中に入ってしまうのです。
頂上まで、岩がごつごつして急な上り坂。普段使わない筋肉を総動員して登ります。先ほど書いた通り天候も急に変わりました。
ちょっと苦しいかも!!
と思った矢先。
・・・頂上に、つきました。
頂上・・・雲の中です。
そして、その後雲が切れて、再び晴天となります。
そうしたら・・・
何とも美しい五色沼が見えてきました。
沼の色が凄い!きれいです。感動しました。
その後、五色沼まで降りて、日光白根山を振り返ります。
あの山の頂上まで登りました。
山登りのベテランの方々からすると、大したことの無い経験かも知れませんが、私にとってはとても貴重な体験でした。
50代半ばまで年を取りましたが、まだまだ私の知らないことばかりです。こんな経験も・・・少し前までは考えられませんでした。
という事で、私はこの後、日本百名山をYさんと共にいくつか登ることになったのです。
それは、追々記録していこうと思います。