ありがたいことに、
以前、短編映画でお世話になった方々からお声を いただいて、山奥へ出張中。(下記記事 参照)
2025大阪万博関連とのことだが、
内容は置いておいて、
とにもかくにも自然が雄大なあまり、
人間のちっぽけさをまざまざと感じる。
今日は朝から天気予報が外れ、
5:20の時点で雨模様。
地元の方々もビックリ仰天。
が、
出発してから様子は一転。
太陽が辺りの山を越えて顔を出すやいなや、
瞬く間に雲が晴れ、夏休みの様相に。
「山の天気は変わりやすい」とはよく聴くが、
これほどまでに一瞬で好転するのは初めて見た。
「もってるわ😏」
と、思うのも束の間、
車で片道1時間半かけて、
麓の駅まで、合流するスタッフを迎えに行く。
曲がりくねる山道が続くため、
どうしてもバイクが車に追いついてくる。
少し広い所で左ウィンカーを出し、
「お先にどうぞ」の合図。
バイカーは左手を上げ、
「ありがとう」と、
無言でコミュニケーション。
見ず知らずの人たちと心が通うようで、
この手のやりとりは昔から心がほっこりして好き。
「サンキューハザード」も、
最近でこそ「危険だ」と言われることもあるが、
マナー・礼儀の一種として使う。
「来た来た」とばかりにバイカーに道を譲り、
一連の流れをやりとりして数km走ると、
先ほど道を譲ったバイクが、
下から上ってきた走り屋と激突したらしく、
バイクや車の部品が飛び散る大事故に。
バイカーは道端に腰掛け、放心状態。
(倒れたバイク下に血だまりが💦)
走り屋が警察に電話をしている。
走り屋の前後を走っていたのであろう、
別のバイカーが、事故バイク周りを掃除している。
「一寸先は闇」
「明日は我が身」
手伝いたい衝動を抑え、
待ち合わせ時間に遅れないように歩を進める。
数km走ると、前方からパトカーが数台駆け上ってくるのが見えた。
「お疲れ様です」
心の中で敬礼をした。