2023年2月10日(金) 「出張制作11日目 バラし」 | 365日後に30代フリーランスパパが「俳優」になるブログ

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3歳の娘を持つフリーランスパパ。
死ぬ時に後悔するのは嫌だと思い、
もう一度「夢」を追いかける最後の365日間。

お世話になったロケ地の片付け、復旧。

 

 

 

お借りした製作備品の返却。

 

 

 

撮影が始まっても、制作部はすぐに終わる訳ではない。

 

 

 

朝からチェックアウトを済ませ、

 

 

 

撮影時と同じように、制作車(備品車)に乗って現場へ。

 

 

 

置かせていただいていた機材を撤去する照明部。

 

 

 

家具等の美術を撤収し、家の内装を元通りにする美術部。

 

 

 

各部署がスムーズに作業できるよう、ロケ地側との間に立って現場を管理する制作部。

 

 

 

今回は周りの方々にお世話になることが多かったので、挨拶回りも制作部の仕事。

 

 

 

 

 

 

メインとなる民家においては、順撮り(台本のシーン順に撮影していくこと)を基本とする撮影手法だったので、約10日間毎日、何かの撮影で生活スペースにお邪魔した。

(朝は6時前から、遅い時は23時頃まで)

 

 

 

ご厚意なくしては成し得ない現場だった。

 

 

 

毎晩撮影終了時には、全部署集まってのオールスタッフでの反省会が開かれた。

 

 

 

1つの目標に向かって、部署の垣根を超え協力し合う、素敵なチーム。

 

 

 

自身が元々熱苦しい上、泥臭いのが好きなので、

 

 

 

居心地が良かった。

 

 

 

まして日常の「美しいもの」を大切にする考えは、

 

 

 

作業としてこなす撮影でなく、

 

 

 

その場にいる全員で作り上げていく、

 

 

 

チームそのものが美しい芸術作品かのような現場だった。

 

 

 

第七芸術、総合芸術と呼ばれる「映画」に相応しい現場だった。

 

 

 

冷めかけていた心に、熱いものを滾らせてくれた。

 

 

 

 

 

 

奈良県に新しい家族ができた。